スラウェシ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スラウェシ島(インドネシア語:Sulawesi)は、インドネシアを構成する島の一つ。 植民地時代はセレベス(英語:Celebes)島と呼ばれたが、インドネシア独立後は一般的にはスラウェシ島と呼ばれる。一部が赤みがかった里芋の品種であるセレベス芋は、この島が原産である。
[編集] 概要
面積は17万4600平方キロメートルで、世界第11位、インドネシアでは第4位の大きさを誇る。西にカリマンタン島、東にマルク(モルッカ)諸島、北にミンダナオ島、そして南には小スンダ列島(ヌサ・トゥンガラ諸島)が位置する。 環太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯の合流点にあるため地形は複雑でK字型である。そのため、各地域は独自性が強く、長らく島としての一体性が弱かった。
[編集] 行政
行政上は次の6州から成る。
-
██ Sulawesi Barat 西スラウェシ州 (州都:Mamuju マムジュ)(2004年10月16日に南スラウェシ州より分離)
-
██ Sulawesi Tengah 中部スラウェシ州 (州都:Palu パル)
-
██ Sulawesi Utara 北スラウェシ州 (州都:Manado マナド)
-
██ Gorontalo ゴロンタロ州 (州都:Gorontalo ゴロンタロ)
[編集] 都市
- マカッサル - 南スラウェシ州・州都
- ポソ - 中部スラウェシ州