ステッピン・イントゥ・エイジア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| ステッピン・イントゥ・エイジア | ||
|---|---|---|
| 坂本龍一 の シングル | ||
| リリース | 1985年 | |
| レーベル | ミディ | |
| プロデュース | 坂本龍一 | |
ステッピン・イントゥ・エイジア ( Steppin' Into Asia ) とは1985年にリリースされた坂本龍一のソロシングル。
[編集] 解説
タイ語のラップは浅野智子(当時学生。サウンドストリートにデモテープを送ったことにより抜擢された)。サビのボーカルは矢野顕子。ベースは細野晴臣。エンディングは「戦場のメリークリスマス」のイントロを彷彿させる。矢野顕子のバックで流れている効果音はアルバム『エスペラント』収録の「Adelic Penguins」で使用されていたものである。
当時、フジテレビの秋のキャンペーンとして使用され、笑っていいとも!や夕やけニャンニャンにもこのシングルをひっさげて坂本本人が出演した。オレたちひょうきん族の「ひょうきんベストテン」にランクインされたこともある。夜のヒットスタジオにて矢野顕子と共演した。
笑っていいとも!では、タモリにそそのかされた明石家さんまが、キャンペーンに出演していた坂本について「ニヤニヤして気持ち悪い」と発言したところ、裏に隠れていた坂本が突然乱入。坂本はさんまをスタジオで追いかけ回したあげく首を絞めていたが、むろん番組上での演出である。
初回盤はピクチャーディスク仕様。そのため、音質が通常のレコードより劣る旨が記載された紙が封入されていた。
レコード盤リリース時に坂本はドラムの音に少々納得がいってなかったようで、CD化の際にドラムパートだけ、より高いタイトな印象を持つ音に変更し収録し直された。現在CDとして流通しているものはすべてドラムの音を替えたヴァージョンで，オリジナルヴァージョンはCD化されていない。
坂本自身が選曲したベスト・アルバム『US』に納めたかったらしいが、収録時間の関係で割愛された。
[編集] 収録曲
- Steppin' Into Asia
( music by Ryuichi Sakamoto, English lyrics by Akiko Yano, translated by Somboon Kittisatayawaj ) - Steppin' Into Asia (Urban Mix)
( music by Ryuichi Sakamoto, English lyrics by Akiko Yano, translated by Somboon Kittisatayawaj )
