スズキ・エブリィランディ

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エブリィプラス

エブリィランディ

エブリイランディとは、スズキが造っていたミニバンタイプの乗用車である。

[編集] 概要

1999年に発売開始。発売当初は「エブリイプラス」というネーミングだったが、2001年のマイナーチェンジで「エブリイランディ」に改名された。

ベースとなったセミキャブ型の軽ワゴンであるエブリイのボディサイズをアップ、サードシート装着で7人乗り（フロント2人＋セカンド2人＋サード3人）を可能としエンジンも1300ccに換装。かつてドミンゴの独壇場であったクラスに参入してきた。2005年にエブリイのモデルチェンジと共に生産中止となった。

1999年のデビュー当時のこの車のライバルは6人乗りで1100ccエンジンを搭載した三菱・タウンボックスワイドであった。翌年にはダイハツ・アトレー7とそのOEM車トヨタ・スパーキーが登場している。

ボディサイズアップ分は衝突安全性に余裕を持たせる為ボンネット部分のみでありアトレー7のように室内が広くなっていなかった。エブリイプラスの時は後発のアトレー7に大半のシェアを奪われた状態であったがエブリイランディに改名した際、内外装の見た目を高級化しインパネシフトの採用などによりライバルとの差を埋める事で互角の販売台数を争うようになったが、日産・キューブキュービック、トヨタ・シエンタ、ホンダ・モビリオなどコンパクトカーベースの7人乗り小型車の登場により苦戦するようになる。

2007年1月に事実上の後継車として、日産・セレナのOEMを受けてランディが発売された。

[編集] 歴史

1999年6月 エブリィプラスという車名で発表・発売
2001年6月マイナーチェンジ。車名をエブリィランディに改める。
2005年8月生産中止
2007年1月日産・セレナのOEMとしてランディが発売

[編集] 性能

エンジンはカルタス用でおなじみのG13B型1300cc直列4気筒SOHC16バルブ。最高出力は86馬力。
トランスミッションは4速ATの1タイプのみ。
駆動方式はFRと4WDの2タイプ。

[編集] 関連項目

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