ジュビリー線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロンドン地下鉄 | |
ベーカールー線 | |
セントラル線 | |
サークル線 | |
ディストリクト線 | |
イーストロンドン線 | |
ハマースミス&シティー線 | |
ジュビリー線 | |
メトロポリタン線 | |
ノーザン線 | |
ピカデリー線 | |
ヴィクトリア線 | |
ウォータールー&シティー線 |
ジュビリー線(英語:Jubilee Line)はロンドン地下鉄の路線の一つ。地表から深い位置を走るタイプの路線である。
ジュビリー線を構成する路線の最初の区間は1879年に開通していたが、ジュビリー線が成立したのは100年後の1979年5月1日である。また、ジュビリー線は、他のロンドン地下鉄の路線全てに乗り換えが可能な唯一の路線である。路線図案内上では灰色に着色されている。一年に約1億2758万4000人もの乗客を運んでいる。駅の数は27駅、全長は36.2km。
[編集] 歴史
ジュビリー線は、1979年にベーカールー線の混雑を緩和する目的で、ベーカールー線の2つの支線のひとつのスタンモア支線(ベーカー・ストリート駅~スタンモア駅)を移管し、またロンドン都心部方面へ新しく4km延伸、チャリング・クロス駅(Charing Cross)(エンバンクメント駅(Embankment)から駅名を変更した)という新しく設置したターミナル駅を終着点とし、成立した。
その後、南側はストラトフォード駅まで延伸し、ジュビリー線のチャリング・クロス駅は廃止されている。
2009年に同市内のドックランズ・ライト・レイルウェイで使用されているセルトラック(SelTrac)システムを用いて自動列車運転装置に切り替える予定である[1]。装置の導入やテストは2006年後半から始められている。
[編集] 路線図
[編集] 脚注
- ^ "TUBE LINES" 2005年8月24日号 (英語)