ジャン＝クロード・ヴァン・ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

主な作品
ジャン＝クロード・ヴァンダム Jean-Claude van Damme

本名	Jean-Claude Camille François Van Varenberg
生年月日	1960年 10月18日（47歳）
出生地	ベルギー・ブリュッセル
ジャンル	俳優
活動期間	1985年-
活動内容	1985年：デビュー
『キックボクサー』『ライオンハート』『ユニバーサル・ソルジャー』『サドン・デス』『ダブルチーム』
表示

ジャン＝クロード・ヴァンダム（Jean-Claude van Damme,1960年 10月18日 - ）は80年代終わりから90年代にかけて人気の絶頂を極めた、ハリウッドのアクション俳優。本名はJean-Claude Camille François Van Varenbergである。ベルギー・ブリュッセル出身。身長173cm。

[編集] 来歴

幼い頃からバレエと空手を学び、1980年に全欧プロ空手選手権のミドル級で優勝。1984年にフランス映画『Rue Barbare』に出演した事をきっかけに映画俳優を志し、1980年代の初めに渡米、苦労して英語と演技をマスター。タクシードライバーや用心棒、モデルなどをこなしながら下積み生活をし、1985年に『シンデレラ・ボーイ』でハリウッドデビュー。1989年の『キック・ボクサー』の大ヒットで一躍世界に知られるスターとなる。以後、確実に観客動員を見込めるハンサムな主演スターとして主演作が毎年世界で公開される。香港映画のアクションに比べ不器用な動きのパワー型が多かった当時の白人アクション俳優陣のなかで、本格的な、空手経験を生かした柔軟なスーパーアクションを見せる。特に足技には自信があるらしく、伸びのある回し蹴りや股割りなどを劇中で披露する。当時のアクション俳優は超人的なヒーローの役回りが多かったが、彼の場合は影のあるアウトローといった感じの役柄が多い。

1993年には香港からジョン・ウー監督を起用して『ハード・ターゲット』を撮った。これを機にジョン・ウーが世界に知られるようになる。

1994年の『タイムコップ』、1995年の『サドン・デス』は文句なしのA級作品で大ヒットを記録した。超スーパースターへの道を歩むと思われたが、、『ストリートファイター』のようなとんでもない^[要出典]作品の仕事も受けてしまい、足を引っ張られることになる。自身が監督として製作した『クエスト』は非常に大味なストーリーとアクションで、評論家に「子供向け」とまで言われるほど低評価だった。ちなみに元横綱の北尾光司が力士役で出演していた。

21世紀になるとアメリカでは劇場公開されないビデオストレートやTVストレートの作品も出ている。

[編集] テレビ放映

上記のような劇場公開時の評判の割に、レンタルビデオやテレビ放映での人気は高く各局で繰り返し放映されている。その中でもテレビ東京系とテレビ朝日系は積極的である。特に『木曜洋画劇場』では木村奈保子が解説していた頃から、「木曜洋画といえばヴァンダム」と言っていたほどの一押しで、ここ数年は派手な番宣を打ち定期的に放映していた。ただ、さすがにやり尽くしたのか^[要出典]2006年以降はやや落ち着いている。

[編集] 雑記

この記事に雑多な内容を羅列した節があります。
事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか整理・除去する必要があります。
このタグは2008年1月に貼付されました。

プレデターのスーツアクター

ヴァン・ダム関連の噂話で特に多いもの。映画『プレデター』でプレデター役のスーツアクターだったというものだが、これは事実ではなく、実際はケヴィン・ピーター・ホールという黒人俳優が演じている。ただし完全に接点がなかったわけではなく、撮影初期段階にスタント候補として多少の関わりがあったため、そこから話が飛躍したものと思われる^[要出典]。

ユニバG

ジー・オーグループを率いる大神源太と親交があり、バナバ葉が原料のお茶「ユニバG」のテレビCMに起用された。また、大神自身が製作・主演した映画『ブレード・オブ・ザ・サン』にもゲスト出演していたとされるが、同グループが出資法違反や詐欺の疑いで摘発されたため詳細不明なままお蔵入りとなり、ヴァン・ダムファンにとっては幻の作品となっている。

引田天功との関係

プリンセス・テンコーこと二代目引田天功が、あるハリウッド俳優から熱心なプロポーズを受けているという芸能ニュースが流れた際、最初に名前が挙がったのがヴァン・ダムであった。天功も特に否定はせず、ヴァン・ダム本人の所に日本のマスコミが話を聞きに行く騒ぎにまでなったが、ヴァン・ダムは（アメリカでも有名ということになっている）天功の名前すら知らなかった。^[要出典]

メタルギアソリッドとの関係

プレイステーションの大作ソフト、メタルギアソリッドのソリッド・スネーク役として当初一部実写で出演を依頼されていた。しかしコナミ側との交渉は決裂した。^[要出典]

[編集] 出演作品

1985年シンデレラ・ボーイ　No Retreat.No Surrender
1987年ブラッド・スポーツ　Blood Sport
1988年ブラック・イーグル　Black Eagle
1989年サイボーグ　Cyborg
1989年キックボクサー　Kickboxer
1990年ブルージーン・コップ　Death warrant
1990年ストロンゲスト/史上最強の映画スターは誰だ!?　The Best Of The Martial arts Films
1991年ライオンハート　Lionheart
1991年ダブル・インパクト　Double Impact
1992年ユニバーサル・ソルジャー　Universal Soldier
1993年ボディ・ターゲット　Nowhere to Run
1993年ハード・ターゲット　Hard Target
1993年ラスト・アクション・ヒーロー　Last Action Hero
1993年死闘伝説/ベスト・オブ・アクション　Cinema of Vengeance　
1994年死闘伝説/TURBO!　Top Fighter
1994年タイムコップ　TIME COP
1994年ストリートファイター　Street Fighter
1995年サドン・デス　Sudden Death
1996年マキシマム・リスク　Maximum Risk
1996年クエスト　The Quest
1997年ダブルチーム　Double Team
1998年レジョネア戦場の狼たち　Legionnaire
1998年ノック・オフ　Knock Off
1999年ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン　Universal Soldier/The Return
1999年ヴァン・ダム IN コヨーテ　Inferno
2001年レプリカント　Replicant
2001年ファイナル・レジェンド呪われたソロモン　The Order
2002年ディレイルド暴走超特急　Derailed
2003年 HELL ヘル　In Hell
2004年レクイエム　Wake of Death
2006年ザ・コマンダー　Second in Command
2006年ザ・ディフェンダー　The Hard Corps
2007年ディテクティヴ　Until Death　
2007年 The Shepherd

[編集] 吹き替え声優

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ジャン＝クロード・ヴァン・ダム に関連するマルチメディアがあります。

See also ebooksgratis.com: no banners, no cookies, totally FREE.