See also ebooksgratis.com: no banners, no cookies, totally FREE.

CLASSICISTRANIERI HOME PAGE - YOUTUBE CHANNEL
Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions
ジャック×ダクスター - Wikipedia

ジャック×ダクスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジャック×ダクスター』(じゃっくんだくすたー、Jak and Daxter) はソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) が発売したテレビゲームシリーズ、またはそれに登場するキャラクターの名前である。開発はノーティドッグ


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

エルフの青年ジャック(この世界の登場人物は全てエルフであり、作中でエルフは人間と表現される)が、ひょんなことからイタチ(正確にはカワウソ[otter]とイタチ[weasel]のハーフで『ottsel』という種族)の姿になってしまった親友ダクスターを相棒に、失われた“古代プリカーソル文明”の秘密へ迫るアクションアドベンチャーゲーム。 海外では、スムーズな操作感で豊富なアクションを楽しめる良作として人気の高いシリーズであるが、国内での浸透度は低く、“隠れた佳作”とでもいうべき地味な扱いとなっている。 全世界向けに開発されているため、予め一枚のディスクに複数言語による音声、字幕が収録されたマルチランゲージ仕様。また、デモシーンや一部のワープゾーンを除きゲームがシームレスで進行するのも大きな特徴である。

ジャック×ダクスターの「×」の部分は「ン」と発音する。これは「ロックアンドロール」(Rock and Roll)を「ロックンロール」(Rock'n'Roll)と呼ぶことに類されるように、発音時のインパクトや語呂の良さなどを考慮した結果であると翻訳者は語っている。

第一作目となる『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』(Jak and Daxter: The Precursor Legacy )では、冒険活劇調のファンタジー的世界観が描かれ、ファミリー向けといった感の強いストーリーだった。 しかし第二作『ジャック×ダクスター2』(JAK II )から方向性が一変、当時人気が高まりつつあった『Grand Theft Auto III』を筆頭とする、いわゆる“クライムアクション”路線となり、前作とは正反対の重厚かつダーティーな雰囲気を前面に押し出す様になった。 2004年には、国内未発売ながら三作目となる『JAK 3』がリリースされており、『旧世界の遺産』から『JAK 3』までの三作品は三部作という位置づけにある(いずれもプレイステーション2用ソフト)。

なお、『JAK 3』以外の国内未発売シリーズ作としては、レースゲーム仕立ての『Jak X: Combat Racing』(PS2,2005年)や、ダクスターを主人公としたスピンオフ作品『Daxter』(PSP,2006年)などがある。

[編集] 国内での評価

システム回りなどゲーム的な部分に関しては、海外同様一定以上の評価を得ていると言える。一方、“洋ゲー”特有のアクの強いキャラクターデザインゆえか、一般ゲーマーからは実際にプレイする前にビジュアル面で倦厭されてしまいがちな様である。

この点を見越してか、第一作の発売一ヶ月前には、体験版を30万枚配布するという大々的なプロモーションが行われた。結果、それなりのセールスを記録できたものの、やはり爆発的ヒットまでには至らず、続編『ジャック×ダクスター2』はストーリーの路線変更もあって、プレス数、販売本数共に僅か数万枚程度に留まることとなった。以降、同シリーズの国内版はリリースされていない。

[編集] シリーズ作品

詳細は、各個ページを参照。また、ここでは国内発売された二作品のみを扱う。国内未発売作に関しては、英語版、または国内未発売のシリーズ作品の項を参照のこと。

[編集] ジャック×ダクスター 旧世界の遺産

(原題:Jak and Daxter: The Precursor Legacy / 2001年 )

[編集] ジャック×ダクスター2

(原題:Jak II / 2003年 )

[編集] 国内未発売のシリーズ作品

詳細は、各個ページを参照。

[編集] Jak 3

2004年

[編集] Jak X: Combat Racing

2005年

[編集] Daxter

2006年

[編集] 主要登場キャラクター

ジャック/Jak (声:森久保祥太郎/英:Mike Erwin)
本シリーズの主人公。とても長い耳を持ち、常時ゴーグルを着用しているのが特徴。また二作目からはあごひげを生やしている(日本国外版)。ヘブンシティを創設した勇者マールの子孫であり、ヘブンシティの正統な後継者である。ジャック×ダクスター2において、彼の成長を妨げようとするものから彼を守るために、セイジィによって過去の世界に隠されていたことが明らかになる。初登場時の年齢は15歳。『ジャック×ダクスター2』以降は17、18、19歳という具合に成長している。
第一作目の『旧世界の遺産』では(この「旧世界」は、この項で述べている過去の世界のさらに過去に存在する古代プリカーソル文明の事を示す)、平穏な世界で冒険家を目指すひたむきな少年で、あらゆる困難に立ち向かう勇敢なキャラクターとして認知されていた。
しかし、第二作目の冒頭で、未来(現在)の世界であるヘブンシティに時間転送された直後、ヘブンシティの独裁者バロンの軍団に拉致・監禁され、2年間ダークエコを体内に注入され続けるという拷問を受けた影響で、ダークジャックに変身できる力を手に入れる。それと同時に、それまで無口だった性格から一転して荒々しい性格になってしまう。
第三作目『Jak 3』では、新たなる闇の勢力Dark Makersに対抗すべく、光のエコの力でLight Jak(ライトジャック)に変身できるようになる。
第四作目『Jak X: Combat Racing』では髪がかなり短くなっており、レースで他者のレースカーをなんのためらいもなく爆発させるほどの性格になっている(というよりも、『Jak X』自体がレースの対戦相手を火器で攻撃するゲーム内容になっている)。
『旧世界の遺産』ではブロオラという叔父がおり、『Jak 3』でDamasという父の存在が明らかになっている。しかし、前者はジャックが生きるべき本来の時代ではない、過去の世界に存在する人間のため、ジャックの本当の叔父ではない。彼が叔父と呼ばれる理由は、ジャックが過去に隠されていた間、セイジィとブロオラが、ジャックの保護者のような役割を果たしていたためだと思われる。ちなみに、『Jak 3』のシークレット機能の1つである「Jak and Daxter Model Viewer」では、ブロオラのことは単に「Explorer(探検家)」と表現されている。
ダクスター/Daxter (声:一龍斎貞友/英:Max Casella)
ジャックの相棒。かつてはジャックと同じ人間(エルフ)だったが、ダークエコ溜まりに落ち、前身にダークエコを浴びた結果イタチの姿となる。第一作目の大きなテーマとしてあったのは、「ダクスターは人間に戻ることができるのか!?」というものだったが、結局もとの姿には戻れず現在に至るまでイタチのままである(しかし、結果的にそのことが現在に至るまでこのシリーズが続く足がかりとなっている)。通常はジャックの肩に乗って行動する。
第二作目以降は、彼自身が独立して行動するシーンが目立つようになってくる(ジャックでは行けないような狭い通路などを進み、奥にある仕掛けを作動させるなど)。『Jak 3』の終盤でパンツ(イタチ用のジーパン)を手に入れる。また、四作目である『Jak X』では、ジャックが乗るカーマシンのウイング部にしがみつきながら、高速で走るマシンにしっかりとついてきている。
第五作目の『Daxter』で待望の主役の座を勝ち取った。
セイモス・ザ・セイジィ/Samos The Sage (声:永井一郎/英:Warren Burton)
初期の設定では、冒険家を目指すジャックとダクスターの師匠の様な存在。この世界に存在する4賢者の1人で、緑のエコを研究する緑の賢者。ジャックやダクスターには「セイジィ」呼ばれ慕われている。人生の大半を古代プリーカーソル文明の研究に費やしてきたという。肌の色は緑で、ジャックと同じく長い耳は垂れ下がっており、生涯をかけてプリカーソル文明の研究をしている。また、なぜか丸太を背負っており、それに穴を開けて中で小鳥を飼っている。ジャックと同じくもともとは未来の世界の人間である。
第二作目以降、その存在はジャックにとってさらに重要なものになっていく。ヘブンシティの世界にいた若き日のセイジィは、幼いジャックを連れ過去の世界に行くことになる。第三作目、第四作目にも続けて登場し、五作目の『Daxter』の冒頭にも引き続き登場している。
北米版での本名は「Samos Hagai」。
ケイラ/Keira (声:氷上恭子/英:Anna Garduño→Tara Strong(Jak 3以降))
本シリーズのヒロインでセイジィの娘。メカニックの天才といわれており、過去の世界で「A-GRaV Zoomer(通称ズーマー)」をつくる。ジャックに気があるようで、一作目、二作目では、ジャックと見つめあう場面や、ジャックと話すアシュリンに対してやきもちをやく場面もあったが、第三作目以降、ケイラの存在自体が薄くなってしまったため、ケイラとジャックが会話するような描写はほとんど存在しない。むしろ三作目以降は、ストーリー上アシュリンが目立ってくるようになる。
北米版の本名は「Keira Hagai」。

[編集] 作中用語

[編集] プリカーソル文明

本作において最も重要な用語。はるか昔に栄えた古代の文明で、現在に至るまで様々な遺産、遺物を残している。日本では2作目までしか製作されなかったために認知しづらいのだが、本シリーズの醍醐味は、このプリカーソル文明の謎に迫ることでもある(2作目には、“ジャックの復讐”という大きなテーマがあったため、プリカーソル文明の存在が隠れがちだった)。第1作目の『旧世界の遺産』からは、それを真に見ることができる。

『旧世界の遺産』では、古代プリカーソル人たちはどこへ消えて行ったのかが謎に包まれており、プリカーソル文明の存在は確認できるが、学者から見てもその正体はつかめていないようだ。生涯をかけてプリカーソル文明を研究しているセイジィもそう語っている。

プリカーソル人たちは、前述のとおり、世界各地に“プリカーソル文明の遺産”を多く残している。そのほとんどは、独特の茶色の発色をした金属のような物体である(イメージとしては銅の質感に近い)。現在残る多くの遺産のうち、建造物についてはプリカーソル人が創造したものも見受けられるが、中には現代の人間の手によって、プリカーソル文明の遺物を用いた建造物が建てられる場合もある(マールが創造したとされる「マウント寺院」など)。

プリカーソル・オーブ/Precursol Orbs
現代に残るプリカーソル文明の遺物。シリーズ全ての作品に登場しており、たいていは単にオーブと呼ばれる。この世界では、古代文明の遺物の割に一般的に流通しているものらしく、お金の代わりとして使われることもある。
『旧世界の遺産』に登場した際は、2000個のオーブが登場。そのほとんどは、『旧世界の遺産』での重要アイテムだったパワーセル(後述)との交換のために使用された。通常、1つのパワーセルを村人と交換する場合にはオーブ90個、オラクルの像(後述)と交換する場合にはオーブ120個が必要となる。『旧世界の遺産』でのオーブの使用目的は、このアイテム交換以外にはない。また、全ての村人、オラクルの像とパワーセルを交換したとしても、オーブは多少あまるため、全てのパワーセルを集めるためにオーブを全て集める必要はない。
『ジャック×ダクスター2』と『Jak 3』ではその役割が一新されており、前者では全286個、後者では全600個のオーブが登場する。この2作品で登場するオーブはメニュー画面でのシークレット機能をオープンさせるために必要とされる(そのシステムの詳細は2作品によって異なる)。前作に比べ登場するオーブの数が減ったことに加え、ミニゲームをクリアすることでのみもらえるオーブも存在する。そのためステージ上に存在するオーブは物陰に隠れていることなどが多く、前作に比べて見つけるのが多少困難になっている。
『Jak X』ではまさに“通貨”のような役割で登場した。レースなどを行うことによってプレイヤーはオーブを獲得することができ、そのオーブで、マシンのグレードアップパーツを買うというシステムである。パーツ購入時は数千~万単位のオーブが必要となるため、これまでのオーブとは明らかに趣旨が異なる。
『Daxter』においては1000個のオーブが登場。2作目、3作目同様にメニューのシークレット機能をオープンさせるために必要であるほか、「Dream Sequence and Rewards(ダクスターの夢)」というミニゲームコースをオープンさせるためにも必要となる。
パワーセル/Power Cells
パワーセルは、『旧世界の遺産』と『Jak X』で登場したプリカーソル文明の遺物。通常のプリカーソル文明の遺物に比べ、やや明るい色彩をしている。球型の小物体だが、その球体を中心にいくつかの小パーツが円を描くように飛んでいる。
『旧世界の遺産』では最も重要なアイテムとして登場した。『旧世界の遺産』でのプレイヤーの実質的な目的は、フィールド上に存在するこのパワーセルを集めることであり、特定のエリア間を移動するためには、移動に使うマシン「ズーマー」などをパワーセルの力で強化する必要があった。全101個のパワーセルが登場するが、一度エンディングを見るためにはラスボスを倒すだけでいいので、全てのパワーセルを集める必要はない。しかし、ラスボスクリア後の目的はフィールドに残されたパワーセルを全て集め、プリカーソル文明の秘密が隠されている門を開くことにある。なので、100%クリアを目指すならば、残りのパワーセルを集めなければならない(ただし、なぜか門を開くためには100個集めるだけでよい)。『スーパーマリオ64』における「パワースター」の役割に近いものと言える。
『Jak X』では、レースコース上に現れるアイテムの1つとして登場。パワーセルをとると、特殊なメーターが出現し、そのメーターが満タンになるまで加速し続けることができる。メーターが満タンになった時点で、パワーセルを1つ消費したとしてカウントされる仕組みである。しかし、特定の種類のレース中にしか登場しない。
オラクルの像/The Oracle
古代プリカーソル人たちが残した遺産の1つ。像とはいえども、言葉を発することができ、ジャックに様々な助言を与える。モザイクのかかった低い声が特徴。
『旧世界の遺産』から登場しており、そのときから、ジャックに教訓めいたことを言っていた。ゲーム内では、フィールド各地に計3体のオラクルの像が存在する。それらの像は必ずパワーセルを2個ずつもっており、120個のオーブを供えることで、パワーセル1個を交換してもらえる。
第2作目では、オラクルの像は1体しか登場しない。ヘブンシティのダスティウォーター内のある小屋の中にいる。容姿は『旧世界の遺産』に登場したオラクルの像と同じ。2作目にはパワーセルが存在しないので、「メタルヘッドの頭蓋石を指定された個数分供えると、ジャックに闇の力(ダークエコの力)を統べる技を教えてくれる。つまりダークジャックの能力の強化をしてくれる」といった具合に役割が変更されている。教訓めいた発言は前作と変わらないものの、ダークエコに蝕まれたジャックにとって、まさになくてはならない重要な存在となっている。
3作目の『Jak 3』にも引き続き登場。Monk Templeの最深部にいる。『Jak 3』のオラクルの像は、全2作の姿形を一新した、巨大な、まさに威厳ある像のような姿をしている。Monk Templeにはジャックを試す試練の間がいくつかあり、その試練をクリアしたときのみ、オラクルに会うことが許されるという仕組みである。本作では、ジャックの新たな力であるLight Jakの能力を強化、修繕してくれる。
プリカーソル人/Precursolers
古代に生きていたとされる古代人で、かなり高度な技術と文明を築いたとされている。彼らの存在と行方こそが、ジャック×ダクスターシリーズにおける最大の謎であった。彼らについて現代に残された資料はほとんどなく、生涯をプリカーソル文明の研究に費やしてきたというセイジィでさえ、プリカーソル人の全貌をほとんどつきとめられずにいた。
しかし、『Jak 3』において、ついに彼らの全貌と正体が明らかとなる。

[編集] エコ

本シリーズに共通する概念の1つとして、「エコ」が挙げられる。「エコ」とは、いわばこの世界での魔力的なエネルギーであり、人工的なものではなく、自然環境の中にもともと存在するものとされている。劇中では生命のエネルギーとも呼ばれていた。第1作では球型のエネルギー物体の形で登場した。

エコのエネルギーが具体的にどういった原理によるものなのか、そのエネルギーの具体的な使用方法は明言されていないが、『ジャック×ダクスター2』において、ヘブンシティの独裁者バロンが、メタルヘッドにエコを引き渡す代わりに、メタルヘッドはシティへの攻撃をほどほどに抑える、という内容の取引を行っていたことや、クラスレース1の優勝賞品がエコであったことから、この世界の住民にとって価値のないものではないことが見て取れる。

また、プリカーソル文明の遺物との関わりも少なからず存在するが(特に青のエコとの関わりは随一である)、プリカーソル文明とエコの具体的な繋がりは、未だ謎に包まれている。

『旧世界の遺産』、『Jak 3』、『Daxter』には「エコ噴き出し口」という仕掛けが存在する。地中のパイプを伝わって、地上にエコが放出されている場所のことで、中にはスイッチを入れなければ起動しない噴き出し口もある。噴き出し口の上に触れると、そのエコのメーターが満タンになる。

現在のところ、7種類のエコが確認できるが、実際にアイテムとして登場したのはそのうち6種類のみである。

緑のエコ/Green Eco
命を司るエコ。グリーンエコとも言う。シリーズ全ての作品に登場しており、ほとんどの場合、ジャックの体力回復のために使用される。
『旧世界の遺産』では、大きな球体状のものと、小さな粒状のものの2つが登場。大きな球体状の緑のエコを1つ取ると、ジャックの体力が1回復するのだが、大きな球体状の緑のエコはステージ内に配置されている数が少ないため、基本的にライフを回復するには、粒状の緑のエコを50個集める必要がある。
『2』では、前作のライフ回復システムから発展した「ライフパック」が登場した。「ライフパック」は、緑のエコを小型の立方体の中に人工的に詰め入れたものであり、同じくライフ回復の役割を担う。それは、以後の各シリーズにも継承されている。『2』、『Jak 3』、『Daxter』では、ライフパックを1つ取るごとに、ジャック(またはダクスター)のライフが2回復する。さらに『Daxter』においては、ダクスターのライフ回復のみならず、ダクスターの武器である「Spray Gun」のエネルギーチャージにも必要となる(その際必要となるのはライフパックとは別のもので、第1作で登場したような小さな粒状のようなもの)。
『Jak X』は従来のアドベンチャーゲームではなく、レースゲームのため、レースのコース上に唐突に緑のエコが設置されている。緑のエコを取ると、そのマシンの耐久力(破壊されるまでのダメージ蓄積メーター)を一定量回復させる。
青のエコ/Blue Eco
動きを司るエコ。『旧世界の遺産』と『Jak X』に登場した。
動きを司るだけあって、青のエコの能力はすべてスピードに影響するものである。『旧世界の遺産』では、取ると、一定時間ジャックの動きが加速された状態となり、素早く走ることができる。また、ジャックに青のエコのエネルギーが蓄積された状態の時のみ作動する仕掛けも多数存在する。また、レースゲームである『Jak X』に登場した際は、取るとマシンの加速カウンターに青のエコのエネルギーが溜まるようになっており、好きなタイミングで青のエコのエネルギーを解放することによって、マシンを急激に加速させることができる。
赤のエコ/Red Eco
『旧世界の遺産』で登場し、『Jak X』で再登場したエコ。
『旧世界の遺産』では、取ると、一定時間ジャックの攻撃可能範囲(特に、回し蹴りを繰り出した際には、より多くの敵を攻撃できる)が拡大する上攻撃力もアップする。さらに『Jak X』においては、赤のエコを取ることによって「地雷」アイテムを1種類獲得できるという具合に、役割が一転している。
黄のエコ/Yellow Eco
『旧世界の遺産』で登場し、『Jak X』で再登場したエコ。
『旧世界の遺産』では、取ると□ボタンを押すことで黄色のエネルギー砲弾を放つことができるようになる(その間、本来の□ボタンで繰り出せる「パンチ」は使用できない)。『Jak X』においては、黄のエコを取ることによって「ミサイル」アイテムを1種類獲得できるという具合に、赤のエコ同様役割が一転している。
ダークエコ/Dark Eco
シリーズの全ての作品に登場している、いわばストーリー中で最も重要な役割をもつエコ。濃い紫色のような独特の発色がある。また、ダークエコクリスタルという結晶体も存在する。
闇の力を持つエコで、ダークエコに触れたものに様々な影響を与える。ダクスターをイタチに変える、ジャックにダークジャックの力を与えるなどのマイナス面での効力のみかと思いきや、マイアを若返らせるなどの、本人にとってプラスとなる現象も起こす。また、ラーカーはダークエコの泥から生まれたという設定になっている。
シリーズ全編に渡って、「ダークエコ溜まり」が登場している。ダークエコ溜まりに落ちた場合、有無を言わせず死亡扱いとなり、そのステージのはじめ(あるいはチェックポイント)からやり直しになってしまう。また、ダクスターはダークエコ溜まりに全身がつかってしまったため、イタチに変化してしまった。
『旧世界の遺産』では、ダークエコを詰めた「毒箱(ダークエコ箱)」が登場する。触れるとジャックの体力が1減る。『2』と『Jak 3』では、新たに「ダークエコ」という名称のアイテムが登場。このダークエコは『旧世界の遺産』における、緑のエコの小さな粒と同じくらいの大きさで、一定量のダークエコを集めることでダークジャックへの変身が可能になる、というもの。
『Jak X』では、ダメージを受けること等の特定の条件を満たすことでダークエコメーターが上昇していき、満タンになった時に手持ちの武器がパワーアップする、といった内容に変化。また、『Daxter』においてはダークエコ溜まりとダークエコクリスタルのみが登場する。
光のエコ/White Eco/Light Eco
「光のエコ/White Eco」は『旧世界の遺産』で登場し、『Jak 3』で「Light Eco」と名前を変えた形で再登場したエコ。
光のエコは『旧世界の遺産』でもラスボス戦まで登場しない、特別なエコ。本編では明言されていないが、ダークエコと対になる力を秘めているらしく、ダクスターは光のエコで自分を人間の姿に戻せると言っていた。ラスボス戦の最終局面でステージ内に落ちてきた光のエコを取ることによって自動的にムービーがスタートし、その時点でゲームクリアとなる。光のエコを取ると、ジャックの全身が白く発光する。また、その時登場した際には、光のエコはその他のエコと同じくらいの大きさの白い個体であった。
『Jak 3』では、光のエコはダークエコ同様の重要アイテムとして登場した。光のエコを一定数集めることで、ジャックはLight Jakへの変身が可能となる。この光のエコは、『旧世界の遺産』で登場したような固体とは異なり、緑のエコやダークエコの小さな粒と同じ大きさであった。なお、『旧世界の遺産』のラストに登場した白く発光したジャックが、『Jak 3』のLight Jakと同等の存在なのかは不明。
汚染エコ/Ill-Gotten Eco
『2』で登場したエコ。ドリルプラッツでバロン軍のエコタンカーが輸送していた。登場したといっても、ミッションを委託される際に発せられたセリフ内でのみ確認できるエコで、実際に同名のアイテムが存在するわけではない。

[編集] 他作品との関連

これまで発売されたジャック×ダクスターのゲームでは、他のゲームシリーズのキャラクターとのコラボレーションが多数見られる。中でも、同じくアメリカ産ゲームのラチェット&クランクシリーズとの連携が多い。それは、ジャック×ダクスターシリーズの制作会社のノーティドッグとラチェット&クランクシリーズの制作会社であるインソムニアックゲームズの親交が深いためである。

『ジャック×ダクスター2』で登場する主要舞台「ヘブンシティ」内にラチェットとクランクが描かれた看板が存在したり、『Jak 3』中の「ヘブンシティ」で登場する「ガン・トレーニングコース」にラチェットとクランクを守るコースがあったりする。さらに『Jak X: Combat Racing』ではラチェットがレーサーとして堂々登場している。また、『Daxter』ではシークレット機能として、ダクスターに着用させることが可能なラチェット、クランク、スライ(怪盗スライ・クーパーシリーズの主人公)のお面が登場する。

一方、他作品におけるジャック×ダクスターシリーズの主なネタは以下のとおりである。

ラチェット&クランク2 ガガガ!銀河のコマンドーっす
  • ゲーム前のタイトル画面でラチェットが『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』、『ジャック×ダクスター2』をプレイしている。
  • プラネット エンダコーにあるクランクのマンション内のテレビ画面にジャックとダクスターが映っている。
  • プラネット ダモーセルにある銀行周辺に、ジャックとダクスターが描かれた看板が2か所に設置されている。
  • プラネット ダモーセルにおけるあるミッション終了後のムービーで、ラチェットとクランクが『旧世界の遺産』でのパワーセル入手時のダンスのまねをする場面がある。
ラチェット&クランク4th ギリギリ銀河のギガバトル
  • 「ふくそうシステム」の1つにジャック(『旧世界の遺産』の姿)のふくそうが存在する。
  • 「マルチたいせん」モードのプレイヤーキャラクターの1人としてジャック(『旧世界の遺産』の姿)が登場している。
みんなのGOLF4
  • ジャック(『Jak 3』の姿)が操作キャラクターとして、ダクスターがキャディーとして登場している(北米版など。日本版には未収録)。
サルゲッチュ ピポサルレーサー
  • シークレットで、ズーマー型のマシンに乗るジャック(『Jak II』の姿)の格好をしたピポサルがレーサーとして登場する。
アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝
  • プリカーソル・オーブを模倣した宝物「神秘の加工品」が登場する。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -