ジムクラック
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ジムクラック | |
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ジムクラック(ニューマーケット) | |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 芦毛 |
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生誕: | 1760年 |
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父: | クリップル |
母: | ミスエリオット |
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生国: | イギリス |
生産: | Mr. Gideon Elliot |
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馬主: | Mr. Green →William Wildman |
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調教師: | - |
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競走成績 | |
生涯成績: | 40戦30勝(異説有り) |
獲得賞金: | 不明 |
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ジムクラック(Gimcrack、1760年 - ?)は、18世紀の中頃にイギリスで活躍した競走馬。1846年以降ヨーク競馬場で8月に6f3yの2歳戦として行われているジムクラックステークス(GII)は、本馬を記念した競走である。
ジムクラックが活躍したのはヘロドとほぼ同時期であり、以降徐々に減少していく芦毛の名馬である。両親とも芦毛なためどちらから伝わったか現在では知るすべがないが、ジムクラックの芦毛は1892年生まれのベルマー(ベルモントステークス)を最後に途切れ現在には伝わっていない。なお、現在の芦毛は、本馬の父の母方に入っているオルコックアラビアンからクラブを経由して伝わっている可能性が高いとされる。
体高は計測時により少ずつ異なるが、最高でもエプソムで計測された14ハンド5/8インチ(約143.8 cm)にすぎず、当時のサラブレッドの中でもかなり小さく、アラブ種と比べても一回り小さかった。もっとも、小柄ながら他馬を圧倒する強さの持ち主であり、かなりの人気があった。当時美女として評判だったサラ・バンベリーは、ジムクラックを「今までで一番かわいい小さな馬、ほれぼれとする馬」という内容を含む手紙を友人のスーザンに送っている。
1764年、4歳時にエプソムでデビューすると、この年は7戦して無敗。その後も優秀な成績を残し1771年に引退するまで40戦を走り、内30戦で勝利した。他に36戦して26勝したという説もある。この中にはフランスで行われた22.5マイル(約36210m)の競走も含まれていおり、1時間未満のタイムで勝ったという。この他の競走もほぼ全て4マイル(約6437m)以上の距離において行われていた。当時は長距離のヒート競走(同じ距離を何度も戦い先に2回勝利した方を優勝とする)を中心に競馬が行われ、現在に比べればかなり過酷であった。
引退後種牡馬となってからは、大きな成功を収めることはできなかったが、産駒の一頭でアメリカ合衆国に輸出されたメドレーという馬を通じて現在へも多少の影響を残した。
[編集] 主な産駒
- Medley(メドレー、1776年)
- Grey Robin(グレイロビン、1773年)
[編集] 血統表
ジムクラックの血統 (ゴドルフィンアラビアン系/Partner3×3=25%) | |||
父
Cripple 1750 芦毛 |
Godolphin Arabian 1724 鹿毛 |
不明 | 不明 |
不明 | |||
不明 | 不明 | ||
不明 | |||
Blossom 1742 芦毛 |
Crab | Alcock Arabian | |
Sister To Soreheels | |||
Mare by Childers | Flying Childers | ||
Miss Belvoir | |||
母
Miss Elliot 1756 芦毛 |
(Grisewood's) Partner 1730 芦毛 |
(Croft's) Partner | Jigg |
Mare by Curwen Bay Barb | |||
Hutton's Grey Barb Mare | Hutton's Grey Barb | ||
Mare by Whynot | |||
Caelia 1742 芦毛 |
(Croft's) Partner | Jigg | |
Mare by Curwen Bay Barb | |||
Grey Brocklesby | Bloody Buttocks | ||
Brocklesby F-No.23 |