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ザ・フォーク・クルセダーズ - Wikipedia

ザ・フォーク・クルセダーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ザ・フォーク・クルセダーズ
基本情報
出身地 日本 京都市
ジャンル フォーク・ミュージック
活動期間 1965年 - 1967年
1967年 - 1968年
2002年
レーベル 東芝
メンバー
加藤和彦
北山修
平沼義男(1965年 - 1967年)
井村幹生(1965年)
芦田雅喜(1965年・1966年 - 1967年)
はしだのりひこ(1967年 - 1968年)
坂崎幸之助(2002年)
  

ザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)は、昭和40年代前半(1960年代後半)に一世を風靡した音楽制作集団で、現在の日本大衆音楽界のひとつの傾向性、雛形を築いたとも言える。フォークルという略称でも呼ばれる。

目次

[編集] 略歴

[編集] アマチュア時代

1965年、当時大学生の加藤和彦の雑誌での呼びかけに応じ、北山修が妹の自転車で加藤を訪ねる。その後、平沼義男、浪人生の井村幹生、芦田雅喜が加わって5人で結成されたが、受験勉強のため井村と芦田が脱退、3人組となる。その後芦田が復帰、再び4人組で活動するが、芦田が2度目の脱退をし、またも三人組になり、関西アンダーグラウンドシーンで活動していた。1967年の解散を記念して、自主制作盤のアルバム『ハレンチ』を制作。300枚しか制作できなかったこのアルバムの中に、自作の「帰って来たヨッパライ」と、アマチュア時代から歌い続けてきた「イムジン河」が含まれていた。三人時代に製作されたものだが、ライブテープを一部使用しているため、芦田の声も聞くことが出来る。最初期に脱退した井村の声は入っていない。

[編集] プロデビュー

1967年、アルバム『ハレンチ』を音源として、フォークルの歌がラジオでさかんに取り上げられるようになった。京都では「イムジン河」、神戸では「帰って来たヨッパライ」が頻繁にラジオで流されるようになった。やがて、こうした状況を察知した各レコード会社がデビューの話を持ちかける。加藤は反対したが、北山の説得に応じて「それでは一年だけなら」とのことで一年限りのプロ活動を承認。プロデビューに当たっては、平沼らに代わってはしだのりひこが参加する(北山は身長を揃えるために杉田二郎を3人目に推薦したが、加藤がプロ活動の条件にはしだの加入を主張したとのこと)。『帰って来たヨッパライ』は1968年に開始されたオリコンで史上初のミリオンヒットになるなど、当時の日本のバンドによるシングル売り上げ一位となる爆発的売れ行きを見せ、一躍メンバーは時の人になった。そして『帰って来たヨッパライ』、『悲しくてやりきれない』などの楽曲を含むアルバム『紀元弐阡年』により、大衆音楽への新たな方向性を切り開いた。1968年10月、大阪でのさよならコンサート(この公演では平沼と芦田も第一幕に参加している。北山は井村が抜けているにもかかわらず、これが初代のメンバーといっている)を開き、同日の「11PM」に出演。約束通りに解散した。『青年は荒野をめざす』(五木寛之作詞)が本グループとして最後のシングル曲になり、1968年12月に発売されている。

なお、1971年の「北山修ばあすでい・こんさあと」において北山は再結成がないことを明言している。このコンサートを最後に、はしだのりひこはいかなるフォークル関連の企画・ステージにも参加することはなくなった。

[編集] 解散後

このフォークルのブレイクにより、その周囲の人達、松山猛、ザ・ムッシュ、ロック・キャンディーズ、ジローズなどが世に出るきっかけともなった。その一方でザ・フォーク・クルセダーズのメンバーたちは離合集散を繰り返しながら音楽活動を継続していった。

はしだのりひこは、「はしだのりひことシューベルツ」「はしだのりひことクライマックス」「はしだのりひことエンドレス」などを結成、解散を繰り返し、ソロ転向。杉田二郎、坂庭省吾などを世に出すきっかけともなるがその後はフォークルファミリーとは一線を画し、独自の活動をしている。

北山修は作詞家として大成功するも、大学院進学を機にしばらく活動を中止する。加藤和彦はソロに転向するが、やがてサディスティック・ミカ・バンドを結成。加藤和彦と北山修のコンビでは、『あの素晴しい愛をもう一度』を発表した。

詳細はそれぞれのページ参照。

[編集] 期間限定新結成

2002年、加藤和彦は北山修と再会し、その結果として生まれたのが『戦争と平和』であった。ちなみに、この時のフォークル新結成にはザ・フォーク・クルセダーズの大ファンであったTHE ALFEE坂崎幸之助が、はしだのりひこに代わるメンバーとして参加している。

2002年11月17日に、NHKホールで一度きりのコンサート『新結成記念解散音楽會』を開催した。北山は国立大学の教員という身分であるため、「愛情出演」という形でこのコンサートに出演した。

アルバム1枚とシングル1枚を発表するが、新結成は当初より期間限定であったため、2002年12月31日をもって解散した。解散後に前述のコンサートのライブ盤が発売された。

  • アマチュアフォークルとしての再結成は上記以外にも何度かある。ただし、それが「フォークル」と呼べるのかどうかは問題である。少なくとも加藤和彦は参加していない。

[編集] 2006年の再結成コンサート

2006年9月10日、埼玉県狭山市狭山稲荷山公園内にて開催された『HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2006』にて「ポーク・クルセダーズ」名義にて一夜限りの5度目となる再結成コンサートが行われた。この変名は、昨年の同フェスティバルにて販売された「HYDEPORK」ともじったオフィシャルTシャツのデザインを由来としている。メンバーは加藤和彦とTHE ALFEE坂崎幸之助、そして「足柄金太」なる人物(見物した多くのファンが「あの男」だと証言している。ちなみに「足柄金太」はその男がかつて使った変名である)を加えた構成であった。なお、このフェスティバルの出演は本人曰くベネフィットであるそう[要出典]

[編集] 音楽性

フォークルの出現は大変なインパクトを伴うものであった。その当時、円熟してはいるが、やや硬直化のきらいもあった日本歌謡界にありとあらゆる新たな切り口を提示した。テープの早回し、オーバーダビング、クラシックのフレーズのカリカチュアライズされた形での導入、などがある。そのことから、一部のファンからは「日本のビートルズ」「アシッドロック」という受け止め方をもされたようである。

しかしながら商業ベースに載せられることは既成概念、体制との軋轢でもあり、自分たちの意向が必ずしも通る訳ではなく、あくまでフォークの範疇を超えない楽曲とプロフェッショナルのオーケストレーションのミスマッチは微笑ましくもある反面、その時代の苦闘の跡が窺える。

楽曲については冗談音楽そのものから内省的な心情を吐露したものまで幅広い。また、作詞においては五木寛之サトウハチローなどとのコラボが実現されている。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] シングル

「イムジン河」と「悲しくてやりきれない」に挟まれた規格番号「CP-1024」は、ザ・ゴールデン・カップスの「長い髪の少女 / ディス・バッド・ガール」である。

[編集] アルバム

[編集] オリジナルアルバム

  • ハレンチ(マーキュリー:1967年、自主制作盤)
1995年にソリッド・レコードより、幻のスタジオバージョンの「イムジン河」を追加した「ハレンチ+1」をリリース。2001年アゲント・コンシピオより再々発。6年の間にマスターテープの劣化が進んだためか、音質はソリッド・レコード盤の方が上で、さらにアゲント・コンシピオ盤は、雑音消去がより強力に行われたためか、歌の余韻が僅かにカットされてしまっている。
  • 紀元貮阡年(東芝 1968年)
  • 戦争と平和(ドリーミュージック 2002年)

[編集] ライブアルバム

  • 当世今様民謡温習会(東芝 1968年)
  • フォークルさよならコンサート(東芝 1969年)
  • 新結成記念 解散音楽會(ドリーミュージック 2002年)
  • フェアウェル・コンサート(エイベックス イオ 2003年)

[編集] ベストアルバム

  • フォークル大百科事典(東芝 1969年)
  • ザ・フォーク・クルセダーズのすべて(デラックス・ダブル・シリーズ)(東芝EMI)
  • BIG ARTIST best COLLECTION~フォーククルセダーズ(1990年)
  • シングル・コレクション(1991年)
  • FOLK CRUSADERS AND THEN TWIN BEST(東芝EMI 1998年)
  • MEMORIAL FORK CRUSADERS(東芝EMI 2002年)
  • GOLDEN BEST(東芝EMI 2005年)

[編集] 映画

  • 帰って来たヨッパライ(大島渚監督 松竹 1968年)

[編集] 参考

「Crusader(十字軍)」のカタカナ表記は一般的には「クルセイダー」だが、グループ名は『イムジン河』の(当初の)発売(予定時)に際し「クルセダー」に表記を変更した。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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