ザビエル・マリッセ
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ザビエル・マリッセ |
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基本情報 |
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ラテン文字名 | Xavier Malisse |
愛称 | X-Man (エックスマン) |
国籍 | ベルギー |
出身地 | 同・コルトレイク |
生年月日 | 1980年7月19日 |
身長 | 185cm |
体重 | 77kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 1998年 |
ツアー通算 | 7勝 |
シングルス | 3勝 |
ダブルス | 4勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 3回戦(2003) |
全仏 | 4回戦(2002・04) |
全英 | ベスト4(2002) |
全米 | 4回戦(2001・03・05) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 19位 |
ダブルス | 28位 |
Template |
ザビエル・マリッセ(Xavier Malisse, 1980年7月19日 - )は、ベルギー・コルトレイク出身の男子プロテニス選手。同僚のオリビエ・ロクスとペアを組み、2004年の全仏オープン男子ダブルス部門で優勝した。シングルスでも2002年のウィンブルドンでベスト4に入り、ベルギー人の男子テニス選手として最高成績を出した実力者である。自己最高ランキングはシングルス19位、ダブルス28位。これまでにATPツアーでシングルス3勝、ダブルス4勝を挙げている。身長185cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。“Xavier”という名前からついた“X-Man”(エックスマン)というニックネームがある。
マリッセはサッカーでも才能のある少年だったが、13歳の時からテニスに専念するようになった。1998年にプロ入りし、その年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのベルギー代表選手となる。彼が世界的な知名度を獲得した2002年のウィンブルドンでは、3回戦でエフゲニー・カフェルニコフ、4回戦でグレグ・ルゼドスキー、準々決勝で1996年の優勝者リカルド・クライチェクといった実力者たちを連破し、準決勝でウィンブルドン初出場だったアルゼンチンの20歳、ダビド・ナルバンディアンとの対戦が決まった。2人とも初めての大舞台だったが、マリッセはナルバンディアンに 6-7, 4-6, 6-1, 6-2, 2-6 のフルセットで敗れ、決勝進出はならなかった。これはベルギーの男子テニス選手が4大大会で出した史上最高成績である。マリッセはこの活躍により、ベルギーのテニスは女子2強豪のエナンとクライシュテルスだけではないことを世界にアピールした。
2004年の全仏オープン男子ダブルスで、ザビエル・マリッセはオリビエ・ロクスとペアを組み、4大大会男子ダブルスで初優勝を飾った。その勝ち上がりの過程で、2人は3回戦でトッド・ウッドブリッジ&ヨナス・ビョークマン組、準決勝でマヘシュ・ブパシ&マックス・ミールヌイ組などの強豪ペアを連破し、決勝では地元フランスのファブリス・サントロ&ミカエル・ロドラ組を 7-5, 7-5 で破った。同年のアテネ五輪にも、マリッセはベルギー代表選手として初出場したが、シングルス・ダブルスとも1回戦で敗れ、ロクスとのダブルスでも1回戦でロドラ&サントロ組に敗れた。
2005年2月、アメリカ・フロリダ州デルレイビーチの大会で、マリッセは決勝でチェコのイリ・ノバクを破り、宿願のATPツアー大会シングルス初優勝を挙げた。それまで、マリッセはプロ転向した1998年以来6度の準優勝の壁にぶつかり、前年の2004年も2つの準優勝で止まっていた。2007年度に入り、マリッセはインドの「チェンナイ・オープン」とデルレイビーチ大会で単複優勝を果たした。
ベルギーのテニス界は、女子2強豪ジュスティーヌ・エナンとキム・クライシュテルスの顕著な活躍を通して、男子選手のマリッセとオリビエ・ロクスにも注目が集まっている。