サンゴール・ラミザナ
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アブバカル・サングレ・ラミザナ(Aboubakar Sangoulé Lamizana、1916年1月31日–2005年5月26日)は、オートボルタ(現ブルキナファソ)の政治家。
第2次世界大戦中はフランス軍に従軍、第1次インドシナ戦争にも参加した。1960年の独立後、1961年オートボルタ陸軍参謀総長。1966年1月にクーデターを起こしモーリス・ヤメオゴ大統領を追放して、みずから大統領に就任(首相兼任)。当初民政移管の年定めた1974年2月議会を解散し、5月には全政党を禁止するなど、逆に軍の指導権を強化した。民政移管のため1977年新憲法を制定、1978年大統領に選出、1979年首相を辞任。1980年11月のクーデターによって失脚した。