サマーサスピション
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| サマーサスピション | |
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| 品種： | サラブレッド |
| 性別： | 牡 |
| 毛色： | 黒鹿毛 |
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| 生誕： | 1992年5月27日 |
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| 父： | サンデーサイレンス |
| 母： | ダイナフェアリー |
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| 生国： |  日本（北海道白老町） |
| 生産： | 社台ファーム白老 |
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| 馬主： | （有）社台レースホース |
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| 調教師： | 鈴木康弘（美浦） |
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| 競走成績 | |
| 生涯成績： | 9戦2勝 |
| 獲得賞金： | 5706万2000円 |
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サマーサスピションは、日本の競走馬。サンデーサイレンスの初年度産駒であり、GIII時代の青葉賞を優勝した。馬名の由来は杉山清貴＆オメガトライブの楽曲『Summer Suspicion』より。
目次 |
[編集] 現役時代
以下、馬齢は旧表記で表記する。
母が重賞5勝のダイナフェアリーで、父は新種牡馬ながら既にプライムステージが札幌3歳ステークスを制するなど活躍の兆しを見せ始めており、本馬の見栄えの良い馬体もあって緒戦から圧倒的な1番人気に推された。しかし3歳時は2戦して2着、4着に終わった。デビュー戦は後にNHK杯や七夕賞を制覇するマイネルブリッジにハナ差で敗れており、実力は見せていたものの、腰に不安が出た事もあって休養に入る。
4歳になってダート戦で勝ち上がると、1勝馬ながら青葉賞に出走。6番人気ながら、17番手から直線だけで他馬をごぼう抜きにする勝ち方を見せた。レース後骨折が判明し休養に入ることになったが、青葉賞の勝ち時計2分25秒8は、タヤスツヨシの東京優駿（日本ダービー）の勝ちタイムより1.5秒早いものであったため、「幻のダービー馬」[1]と呼ばれる事もある。
復帰後は体質の弱さもあって4戦して未勝利に終わったが、大阪杯でタイキブリザードの5着に入っている。
[編集] 種牡馬入り後
サンデーサイレンスの血が求められていた事や、既に全弟のローゼンカバリーが活躍していた事もあって、1996年の天皇賞（春）で14着に敗れた後、急遽その年から種付けを始めた。初年度産駒からジャンプ重賞を2勝したアイディンサマーを出したが、平地ではこれといった活躍馬を出す事ができず、現在は輸出されてオセアニアで種牡馬として活動している。
- 主な産駒
- アイディンサマー（1997年産 京都ハイジャンプ、阪神ジャンプステークス）
[編集] 血統表
| サマーサスピションの血統 サンデーサイレンス系／Almahmoud 4×5=9.38%, Lady Angela 5×4=9.38% | |||
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父
*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo 1969 黒鹿毛 アメリカ |
Hail to Reason | Turn-to |
| Nothirdchance | |||
| Cosmah | Cosmic Bomb | ||
| Almahmoud | |||
| Wishing Well 1975 鹿毛 アメリカ |
Understanding | Promised Land | |
| Pretty Ways | |||
| Mountain Flower | Montparnasse | ||
| Edel Weiss | |||
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母
ダイナフェアリー 1983 鹿毛 日本 |
*ノーザンテースト Northern Taste 1971 栗毛 カナダ |
Northern Dancer | Nearctic |
| Natalma | |||
| Lady Victoria | Victoria Park | ||
| Lady Angela | |||
| ファンシーダイナ 1978 鹿毛 日本 |
*シーホーク Sea Hawk |
Herbager | |
| Sea Nymph | |||
| *ファンシミン Fancimine |
Determine | ||
| Fanciful Miss F-No.9-f | |||
[編集] 主な近親
- ダイナフェアリー（母-京成杯、牝馬東京タイムズ杯、エプソムカップ、新潟記念、オールカマー）
- ローゼンカバリー（全弟-セントライト記念、アメリカジョッキークラブカップ、日経賞、目黒記念）
- タヤスメドウ（従弟-新潟大賞典）
[編集] 脚注
- ^ 特に種牡馬の売り文句としてこの呼称が使われていた。この年は、朝日杯3歳ステークスと弥生賞を勝ちながら屈腱炎で引退したフジキセキ、若葉ステークスでジェニュインに5馬身差をつけて1位で入線しながら降着となり、出走権が得られずクラシックには出走できなかったルイジアナボーイ、優駿牝馬（オークス）で、ダービーを上回る勝ちタイム出したダンスパートナー等、サマーサスピションの他にも「幻のダービー馬」と呼ばれた馬が数頭存在した。
