ゴールドフラップ
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ゴールドフラップ | |
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アリソン・ゴールドフラップ、2006年6月 Wireless Festival にて |
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基本情報 | |
出身地 | イングランド |
ジャンル | テクノポップ エレクトロニカ 環境音楽 |
活動期間 | 1999年-現在 |
レーベル | ミュート・レコード |
公式サイト | www.goldfrapp.com |
メンバー | |
アリソン・ゴールドフラップ ウィル・グレゴリー |
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ゴールドフラップ (goldfrapp) は、ボーカルのアリソン・ゴールドフラップとコンポーサーのウィル・グレゴリーの二人によるグラムロック、エレクトロクラッシュ、エレクトロニカ等クラブミュージックを主に扱うデュオ。
ファーストアルバム「フェルト・マウンテン」がイギリスで10万枚を越すセールスを記録。ポーティスヘッドの再来と噂され、ポップミュージックながらコアな音楽ファンや手厳しい音楽批評雑誌からも高い評価を得る。
セカンドアルバム「ブラック・チェリー」以降、ダンス・ミュージックに近いエレクトロクラッシュに転向。ファンの意見は様々だったが、ヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアでもヒット。マドンナが「今一番注目しているアーティスト」と発言するなど、世界的にその地位を獲得してきている。
[編集] 経歴
イギリスのバースで生まれたアリソン・ゴールドフラップは、女子修道院で堅苦しい子供時代を送る。日々の退屈から逃れるために、電車でロンドンまで出かけては都会の喧騒に刺激を受ける。15歳の頃、ヒッピーがケイト・ブッシュを聴きながらドラッグを使用していたのを見て衝撃を受けた。後に、アリソン自らもケイトの「Hounds Of Love」を聴きながらドラッグを使用していたことを告白している。その後、気づいた時には、ベルギーのコンテンポラリー・ダンス集団に所属することになり、人前でパフォーマンスすることの面白さを初めて体感した。 ミドルエセックス大学に進学し、美術を専攻していた彼女は、インスタレーション作品を作る研究の一環として音楽を制作し始める。その才能に気づいた友人のトリッキーが彼女を誘い、トリッキーのデビューアルバムにボーカリストとして起用。その後も、オービタルやトリッキーの作品にボーカリストとして参加。最終的に現在のメンバーであるウィルと出会う。
ちなみに彼女は、デビュー当時から正式な生年月日を公表せずに活動を続けてきたが、2006年のQ Magazineによるインタビューで、37歳だと告白した。
一方、コンポーサーのウィル・グレゴリーはコーラスの仕事をしていた母親の影響からか、幼少時代から音楽を聴いて育つ。ロンドンの音楽学校を卒業後、サックス奏者としてサンフランシスコに移住。映画「ID」などのサウンドトラックを手がける。 ロンドンに帰国後、トーリ・エイモスやポーティスヘッド、ピーター・ガブリエルのアレンジャーとして活躍。知名度が高まった頃、友人からアリソンの「ヒューマン」のデモテープを聴かせてもらう。アリソンの歌声に惚れ込んだウィルは彼女に直接交渉し、ゴールドフラップを結成。99年にミュート・レコードと契約し、2000年に「lovely head」でデビュー。同年発売した「フェルト・マウンテン」が10万枚を越すセールスを記録する。
この「フェルト・マウンテン」発売後のライブツアーでアリソンは「とても張りつめた雰囲気の中で生まれる繊細な音楽もいいのだけど、物を思いっきり破壊したり爆発したりするようなライブパフォーマンスのほうが開放感を得ることができた」と語り、続くセカンドアルバム「ブラック・チェリー」は前作から一変、80年代のディスコ・サウンドを彷彿とさせるようなダンスナンバーとなった。 このアルバムリリース後、2003年のフジ・ロック・フェスティバルで初来日も果たす。
2005年リリースの「スーパー・ネイチャー」は話題を集め、アメリカやオーストラリアのセールスチャートベスト5に食い込むほどの人気(日本では未だヒットしていない)。シングル収録のリミックスに、アイスランドのムームを起用するなど驚きを与えた。
[編集] ディスコグラフィー
CD
- 2000年 - フェルト・マウンテン(東芝EMI)
- 2003年 - ブラック・チェリー(東芝EMI)
- 2005年 - スーパー・ネイチャー(東芝EMI)
- 2008年 - セヴンス・ツリー(EMIミュージック・ジャパン)
DVD
- 2006年 - Wonderful Electric(Mute Record)
※過去に同タイトルで発売されたライブDVDを南アメリカ用に2006年に再発。輸入盤扱いだが、ドキュメンタリー映像には日本語を始めとした様々な言語の字幕を選択できる。
[編集] 備考
映画音楽
- 2002年 デーモンラヴァー(Lovely Headが使用されている。)
- 2004年 恋のミニスカウエポン
- 2004年 ナインソングス(Horse Tearsが使用されている。)
- 2004年 My Summer of Love
TVドラマ
その他