ケントシン
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ケントシン | |
(Coat of Arms) | |
Voivodship | ヴァルミア・マズールィ県 |
Municipal government | ' |
Mayor | Krzysztof Hećman |
Area | 10,34 km² |
Population - city - urban - density |
28 351 (2005) 2741,9/km² |
Founded | |
City rights | 1357 |
Latitude Longitude |
54°05'N 21°23'E |
Area code | +48 89 |
Car plates | NKE |
Twin towns | Volodymyr-Volynskyi, Wesel, Zlate Hory |
Municipal Website |
ケントシン(Ketrzyn)は、ポーランド共和国、ヴァルミア・マズールィ県の小都市。旧ドイツ領東プロイセンに位置し、ドイツ語名ラステンブルク(Rastenburg)。ドイツ時代の教会が建つ高台を中心として広がる旧市街地には、プロイセン時代の面影がよく残っている。ポーランド語ではかつてラステンボルク(Rastembork)と表記されたが、第二次世界大戦後ポーランド領になった時、マズールィ地方(東プロイセン)出身の19世紀のポーランド独立運動家ヴォイチェク・ケントシンスキ(Wojciech Kętrzyński)にちなんでケントシンと改称された。
市街地から数キロ東に位置する針葉樹林の中には、第二次世界大戦中、ヒトラーが東部戦線(独ソ戦)の指揮を執った大本営「狼の砦」(ヴォルフスシャンツェ Wolfsschanze)跡があり、ケントシン最大の見所となっている。ヒトラー防空壕(ブンカー)、ゲーリング防空壕、会議室跡などを巡る順路が整備され、小規模なホテルもある。なお、同地は1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件の舞台でもあり、爆弾の炸裂した会議室跡には記念碑が建つ。暗殺計画遂行者シュタウフェンベルク(Claus von Stauffenberg)大佐がベルリンとの間を往復した飛行場も、そのまま現存している。