キン肉万太郎

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キン肉万太郎（きんにくまんたろう）は、『キン肉マンII世』に登場する架空のキャラクターであり、『キン肉マンII世』の主人公。その他のキャラクターについては、キン肉マンII世の登場人物を参照。

アニメ版の声優は小野坂昌也。

目次 1 人物 2 プロフィール 2.1 異名 2.2 主な肩書き 2.3 個人タイトル歴 3 得意技 4 タッグ技 5 主要対戦戦績 6 家系図 7 補足 8 関連項目

[編集] 人物

本作の主人公。初代キン肉マンことキン肉スグルとビビンバの息子であり、キン肉星の現王子。父親と違い一部頭髪露出型のマスクをつけている。

（原作の設定では）父親であるキン肉スグルは、万太郎には闘いに関して、あまり積極的に教える事はしなかったが、洞窟の中で修行していて素質を見抜いたラーメンマンから「勉強を教えてもらう」条件としてトレーニングをやらされていた為、基礎的な力は備わっていた。

ヘラクレスファクトリー1期生で、ファクトリー卒業後は、大田区田園調布にある美波理（ビバリー）公園の防衛にあたっている。下品だが野趣に富んだ父・スグルと違い、遊び好きでやや軟弱な現代っ子。スグルが40歳のときにできた子供であるため、甘やかされて育った。

一人称は「僕」。口調は「～だよ」など軟弱なイメージがあり、お坊ちゃん育ちである事がここで表現されている。性格はお調子者の面倒くさがり屋であるばかりか、重度の好色漢（14歳にしてキャバクラ・援助交際カフェに行った事もある。ただしアニメ版では省略されている）で拝金主義者。連載初期はガリ勉という設定だった、その為格闘理論に長け技の習得等が早く（天然ボケなのですぐには分からないが）、試合中に機転を利かせて形勢逆転したり勝利に繋げたりすることも多い。

また父同様屁で飛行可能。極度のカナヅチでシャンプーハットがないと髪も洗えない。戦いになると尻込みしてしまう性格だが、親友の危機や卑劣な敵には勇気を奮い起こし立ち向かう。戦意・怒りが最高潮に達すると火事場のクソ力が発動、額に肉マークが浮かび上がる。

スグルがかつての戦いの記録を全て破棄したため、当初の万太郎は父の勇姿を知らなかったが、父譲りの「キン肉バスター」「キン肉ドライバー」「肉のカーテン」の他（なぜかキン肉バスターは多用するのにキン肉ドライバーはあまり使わない。）キン、「ターンオーバー・キン肉バスター」「マッスル・ミレニアム」「マッスル・G(グラヴィティ)」などの新技を編み出す。悪魔の種子編においては、フェイスフラッシュを使って初戦を逆転勝利へと導いている。

究極の超人タッグ編では、格闘経験のほとんど無いカオスがタッグパートナーのため、自らがしっかりしなければならないといった自覚を持つようになり、以前のようなビビリ癖はほとんど見られなくなった。

上記のように額の「肉」マークは父が常時出ているのに対し、火事場のクソ力が発生した時だけ浮かび上がる。

[編集] プロフィール

• 分類：　新世代超人
• 出身地：　キン肉星
• エントリー：　日本
• 身長体重：　176cm　83kg
• 超人強度：　93万パワー
• 年齢：　14歳（ノーリスペクト、超人オリンピック時15歳）
• 好きな物：　カルビ丼、地方の美味なもの、ギャル、星座
• 嫌いな物：　こんにゃく、風呂・プール等
• 家族：　曾祖父　キン肉タツノリ　祖父　キン肉真弓、ホルモン・ヤーキ　祖母　キン肉小百合、ハラミ　父　キン肉スグル　母　ビビンバ　伯父　キン肉アタル
• 趣味：　合コン、王様ゲーム、ナンパ、食い倒れ、オリジナルTシャツ作り
• 特技：　ブラインドタッチ
• 口癖:　「股間にイチモツ、手にニモツ！」「どんな相手も木っ端微塵のミジンコちゃんよ！」「～マッスル（主にアニメ）」
• その他:　獅子座のO型

[編集] 異名

• 最強の遺伝子を継ぐ男
• ミスター・バスター
• キン肉マンII世
• マンタ
• ブタマンちゃん

[編集] 主な肩書き

• 第59代キン肉星王位継承者（キン肉星王子）
• ヘラクレスファクトリー 第1期生
• 日本駐屯超人・東京都大田区美波理(ビバリー)公園担当
• team-AHO
• タイムワープの8超人

[編集] 個人タイトル歴

• H・F(ヘラクレス・ファクトリー)入換え戦優勝
• K・K・D(火事場のクソ力)チャレンジ完遂
• 超人オリンピック ザ･レザレクション準優勝(アニメ版では優勝)
• ヘラクレスファクトリー 第1期生 成績No.10

[編集] 得意技

キン肉バスター

別名五所蹂躙絡み。父から譲り受ける。

ターンオーバー・キン肉バスター

対スカーフェイス戦でキン肉バスターを破られた際に編み出した技。相手を逆向きに持って繰り出す改良版。

キン肉ドライバー

別名疾風迅雷落とし。父から譲り受け、その父との対戦で勝利した技である。技自体は完全に修得しているが、前述したように何故かあまり使用しない。（理由の描写も特にない。）

マンタロー一番絞り

マンタローストレッチとも。スタンディング状態で鎌固めをしかける技。

マッスル・ミレニアム

対スカーフェイス戦で編み出した技。相手を高く投げ上げた後、自分はロープの反動で背骨めがけて高速で突進し、相手の両腕を極めつつ目の前のロープにぶつけ、顔面と上腿筋にもダメージを与える技。ただし、ロープが2本以上ないと繰り出せないという弱点がある。

マッスル・ミレニアムレングス

対ハンゾウ戦で使用。切られていたロープの代わりにリングにできた穴を利用した、縦方向の変形版マッスル・ミレニアム。

マッスル・G(グラヴィティ)

対コンステレーション戦で披露。21世紀型のキン肉バスター。キン肉バスターを仕掛けつつ、火事場のクソ力で落下速度を上げることで重力がかかり、その重力で相手の身体が弾けるように逆方向へ反り返る。そのまま両脚で相手の両腕を極めながら叩きつける。

イ・ロ・ハ地獄巡り

クリオネマンのxyzクラッシュに対抗して披露。最初の「イ」で投げ飛ばした相手の背中に頭突きし、次に「ロ」でマンタロー一番絞りを加え、最後に「ハ」で相手の両腕と両脚とクラッチしたマンタローハカイ落としで落下する三段攻撃。一応オリジナル技であるが、その後の試合で使われることはなかった。

ゲーム等のメディアでは「ハ」の部分がキン肉バスターになることもある。

[編集] タッグ技

NIKU⇒LAP

キン肉バスターとOLAPを合体させた技。

マッスル・ドッキング

父とテリーマンから譲り受けるが、失敗している。
（厳密にはパートナーのカオスがキン肉バスターを失敗したため。万太郎自身はキン肉ドライバーをかけるのに成功している。）

マッスル・エボルシオン

ビッグフット・エクスプレス

[編集] 主要対戦戦績

• シングルマッチ
  • ○ボーン・キラー（キン肉バスター）
  • ○アナコンダ（キン肉バスター）
  • ○キン肉マン（キン肉ドライバー）
  • ○テルテルボーイ（万太郎ボム(アニメではキン肉バスター)）
  • ○MAXマン（キン肉バスター）
  • ○チェック・メイト（キン肉バスター）
  • ○デッド・シグナル（マンタロー一番搾り→キン肉バスター）
  • ○クリオネマン（イ・ロ・ハ地獄巡り）
  • ○スカーフェイス（スカーフェイス（マッスル・ミレニアム）
  • ○THE・リガニー（マッスル・ミレニアム(アニメではキン肉バスター)）
  • ○フォーク・ザ・ジャイアント（マッスル・ミレニアム）
  • ○ハンゾウ（マッスル・ミレニアムレングス）
  • ○ボーン・コールド（マッスル・ミレニアム）
  • ○ザ☆農村マン（ターンオーバー・キン肉バスター）
  • ○ウォッシュ・アス（マッスル・ミレニアム）
  • ○バリアフリーマン（マッスル・ミレニアム）
  • ○ヒカルド（マッスル・ミレニアム）
  • ×ケビンマスク（ビックベン・エッジ(アニメではマッスル・Gで勝利)）
  • ○ザ・コンステレーション（マッスル・G）
  • ○再生アシュラマン（マッスル・G）
• タッグマッチ
  • ○地獄のカーペンターズ（マッスル・G）
  • ○2000万パワーズ（マッスル・エボルシオン）

Vジャンプ版

• シングルマッチ
  • ○プリプリマン（キン肉バスター）
  • ○ザ・犀暴愚（マンタロー・ネックチャンスリー・ドロップ）
  • ○ヘナチョコマスク（チョーク・スリーパーホールド）
  • －ケビンマスク
  • ○チェック・メイト（キン肉ドライバー）
  • ○ジェイド（マッスル・ミレニアム）
  • ○OKAN（マッスル・ミレニアム）
  • ○天タコルズ （キン肉ドライバー）
  • ○ザ・ドゥームマン（ツームストン・パイルドライバー）
• タッグマッチ
  • ○シュモクーン（M&Kコネクション）
  • ○ザ・ファックス&ペーパーミイラ （ジャーマンスープレックス）

[編集] 家系図

　　　　　　　　ハラミ
　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　┣━━━━━┳━━ プルコギ・ヤーキ
　　　　　　　　　┃　　　　　┃
　　　　　　　　　┃　　　　　┗━━ ビビンバ
 　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　 ホルモン・ヤーキ 　　　　┣━━━━ キン肉万太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　キン肉小百合　　　　　　　┃
　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
キン肉タツノリ　　┣━━━━━┳━━ キン肉スグル
　　┃　　　　 　 ┃　　　　　┃
　　┣━━━━ キン肉真弓　 　┃
　　┃　　　　　　　　　　　　┗━━ キン肉アタル
　？？？

[編集] 補足

名前の由来は父・スグル曰くウルトラ兄弟の「ウルトラマンタロウ」から。それ故アニメ初期ではキン肉マン・タロウと度々間違えられていた。

普段の言動や態度の為か（『キン肉マン』における父・スグルと同様）、人気投票には票が入らず悔しがるシーンが多い(PB版における投票でケビンマスクとの絡みをネタとして扱われたり、掃除係をさせられたりもした)。一時主人公でありながら10位以内に入らないときもあったが、最近では同情票やタッグ編での成長振りにより票が集まっている。

[編集] 関連項目

• キン肉マンII世
• キン肉マンII世の登場人物

表・話・編・歴 キン肉マン
原作	キン肉マン - キン肉マンII世 - キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜
登場人物	キン肉マンの登場人物（あ/か/さ/た/な/は/ま/やらわ/その他） - キン肉マンII世の登場人物 - タッグチーム一覧
用語・世界観	年表 - 技一覧 - 超人オリンピック - 超人強度 - 超人墓場- 火事場のクソ力 - 悪魔超人 - 残虐超人 - 完璧超人
メディア・玩具	テレビアニメ - 映画作品 - コンピュータゲーム - パチスロ
関連項目	ゆでたまご - 闘将!!拉麺男