テリーマン

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テリーマンは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』及びその続編『キン肉マンII世』に登場する架空のキャラクター。

声優：田中秀幸、速水奨（王位争奪編）

目次 1 概要 2 経歴 3 主要対戦戦積 4 得意技 5 プロフィール 5.1 異名 5.2 個人タイトル歴 6 家系図 7 コンピュータゲーム 8 註 9 関連項目

[編集] 概要

ザ・テリーマンとも。額に「米」の文字があり、両肩に星のマークを持つ。初登場時はビジネスライクで、キン肉マンを見下すような態度を取っていたが、自分にもキン肉マンと同じ熱い魂があるのを知り、以後はキン肉マンの一番の親友となる。しかし、その熱い魂のせいで、試合中に我を忘れ興奮状態に陥ることも。彼のリングシューズの紐が切れる事は友人の危機を意味する。

第20回超人オリンピック大会中、キン骨マンの放った銃弾によって左足を負傷し、義足となってしまう（作者曰く、黄金のマスク編ラストの完璧のマスクの光によって治療されたとの事）。なお、アニメ版ではその設定はカットされ、ただ単に足の負傷として扱われている。同21回大会では予選の新幹線プッシュに挑むも、線路にいた子犬を助けるために新幹線を途中で止めて失格となる。

モデルは実在のプロレスラー「テリー・ファンク」であり、使用する技も彼の得意技が多い。（なおテリー・ファンク自身もテリーマンの存在を知っており、自伝で『モデルの俺には1ドルも入ってこない』とボヤいている）モチーフと同様に「テキサス・ブロンコ」の愛称で呼ばれ、闘志をむき出しにした粘り強いファイトスタイルを持つ。

「夢の超人タッグ編」では、途中から二代目キン肉マン･グレートとして活躍し、決勝では晴れてマシンガンズとして戦い、優勝トロフィーを獲得。しかし、次シリーズの王位争奪編では序盤の激闘が響いて早々にリタイア。

『キン肉マンII世』ではテリー・ザ・キッドの父親として登場。息子に「GO FOR BROKE（当たって砕けろ）」の精神を教えた。ストレート（『II世』では「ブロンコ・フィスト」と命名）を打つ前に、左手首を回す癖（アングリー・シャフト）はキッドにも受け継がれている。

また、「究極の超人タッグ編」で『巨漢（ジャイアント）ハンター』の異名を付けられていた事が判明。 自分より遥かに大きい敵に対した時に闘志を燃やすという事からつけられた。（実際にテリーマンは、シングルでザ・魔雲天とキング・ザ・100t､タッグでサンシャインとビッグ・ザ・武道、巨漢キャラを多く相手にしている）

究極の超人タッグ編ではキン肉マンと互いの好物(ハンバーガーと牛丼)の方が味が上と主張して譲らず､「プライベートで反りの合わない者同士ほど名コンビを組む」という前のデーモンシード編の格言を裏付けた。

超人の中でも物知りな方で、「そういえば聞いたことがある」などと言って仲間たち（および視聴者）にいろいろ解説を加えた。

[編集] 経歴

• アメリカ・テキサス州アマリロの牧場で生まれる。
• 国民投票により日本専属のスーパーヒーローとなり、キン肉マンと共に怪獣退治を続けた。
• 第20回超人オリンピックにアメリカ南部代表として出場。
• 同大会中、アクシデントにより左足を負傷、結果は第3位で終わる。
• 上記の事故から、再起不能とされていたがキン肉マンの説得により義足を付けてリングに復帰。
• キン肉マンとのタッグザ・マシンガンズで世界タイトルを獲得、アメリカ超人会統一に大きく貢献した。
• 第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトで子犬を助けるために予選落ち。
• 7人の悪魔超人戦ではザ・魔雲天に勝利、ミートのボディパーツを奪還。
• 続く黄金のマスク編ではアシュラマンと戦い、両腕を奪われ引き分ける。
• 両腕を取り返し、キン肉ドライバー誕生の瞬間を見届ける。
• 宇宙超人タッグトーナメントでは、ジェロニモとタッグを組み参加。
• はぐれ悪魔超人コンビによって殺害された初代グレートの遺志を継ぎ、2代目グレートとして活躍。
• 再びキン肉マンとタッグを組み、宇宙超人タッグトーナメントで優勝する。
• キン肉星王位争奪戦では超人参謀となるが、その地位を捨てキン肉マンチーム・副将として途中参加。
• しかし王位争奪戦決勝には出場できず、正義超人軍団を率いてキン肉マンの応援に駆けつける。
• 非公式試合だがキン肉マンと対決、結果は時間切れで引き分け。
• 翔野ナツ子と結婚、テリー・ザ・キッドをもうける。
• 伝説超人として、そして父親としてキッドを常に見守る。

[編集] 主要対戦戦積

• シングルマッチ
  • ○スカイマン（オクラホマ・スタンピート）
  • ×ロビンマスク（ボストンクラブ）
  • ○ラーメンマン（反則勝ち）
  • ○ウルフマン（人気超人世界一決定戦で手形が1つ多かったので勝利）
  • ○ザ・摩雲天（ブレーンバスター→KO勝ち）
  • △アシュラマン（両者リングアウト）
  • △キング・ザ・100t（両者ノックアウト）
  • －モーターマン（無効試合）
  • △キン肉マン（時間切れ引き分け）
  • ×BUKIボーイ（武器雷槌落とし）
• タッグマッチ
  • △ジ・エンペラーズ（ビューティー・ローデス / ジャンヌ・スティムボード、時間切れ引き分け）
  • ×はぐれ悪魔コンビ（アシュラマン / サンシャイン、降伏）
  • ○はぐれ悪魔コンビ（アシュラマン / サンシャイン、マッスル・ドッキング）
  • ○ヘル・ミッショネルズ（ネプチューンマン / ビッグ・ザ・武道→ネプチューンキング、3本勝負で2-1）
    • ×1本目（クロス・ボンバー）
    • ○2本目（マッスル・ドッキング）
    • ○3本目（10カウントノックアウト）
  • ○セレブリティーズ（ネオ・ショパン / ローズマン、マッスル・ドッキング）
  • ○カーペット・ポミングス（オルテガ / モアイドン、マッスル・ドッキング）

[編集] 得意技

スピニング・トーホールド

仰向けに寝ている相手の片足を取り、自分の足を差し込んで締め上げる関節技でテリーマンが最も得意とする技。この体勢から差し込んだ足を軸にして自ら回転する事で、さらに威力が増す。

テキサスクローバーホールド（四つ葉固め）

仰向けに寝ている相手の右脚をわきの下に抱え込み、左脚を右太腿の上で両手をクラッチする関節技。サンシャインをギブアップ寸前まで追い詰めている（ただし油断させるための芝居の可能性あり）。テリーマンが宇宙超人タッグトーナメントの為に開発した技。

カーフ・ブランディング（仔牛の焼印押し）

相手の後頭部に自分の片膝をあて、そのまま勢い良く前方に倒れこむ事で相手の頭をマットに叩きつける技。初使用はアメリカ遠征編だが、その時はブルドッキングへッドロックと同様の技だった。

ブレーンバスター

"7人の悪魔超人"編のザ・魔雲天と対戦し劣勢から大逆転勝利に繋がった技、この逆転劇にはゆでたまごと編集者がジャンプで巻頭カラー枠をなかなか貰えず、編集長に渋々枠を貰い、人気投票で一位を獲得し編集長を見返すため温存していた。（実際に人気投票で1位を獲得した）このシリーズではアイドル超人がブロッケンJr以外、全員敗北した中でテリーマンは唯一実力で勝利した。

玉砕ドロップ

相手の後ろから腕をまわし、抱えたまま相手の頭を垂直に叩きつける技。"悪魔6騎士"編のアシュラマン戦で、バッファローマンの腕を借り、ウォーズマンの発作を止めるため放った技。

テキサス・コンドルキック

両腕を広げ、空中から斜め角度で荒鷲のごとく膝蹴りで襲い掛かる打撃技。宇宙超人タッグトーナメントで2代目キン肉マングレートとして使用。

ナックルパート

テリーマンを象徴する技。左ジャブを嚆矢とした連続パンチ。『キン肉マンII世』ではアングリー・シャッフル、ブロンコ・フィストで締めくくる。

テキサスツイスター

ロープを螺旋状に体へ巻きつけゴムの反動で飛び出し、高速回転しながらエルボーで相手の顔面をかち上げる打撃技。『究極の超人タッグ編』でカーペットボミングスのツープラトン「贖罪の千枚通し」と激突し、これを打ち破る（1度目はキン肉マンを庇い直撃を受けグロッキー寸前になった）。

バスターバリエーションPart.5

マッスルドッキング

テキサスエルドラド

[編集] プロフィール

• 分類: 正義超人
• 出身地: アメリカ・テキサス州アマリロ^[1]
• 身長体重: 190cm 95kg^[1]
• 年齢:20歳（初期）22歳（王位編）54歳（2世時）
• 超人強度: 95万パワー^[2]
• 肩書き: 正義超人軍参謀
• 好物： ハンバーガー^[1]（アニメ版ではホットドッグ）
• 嫌いな物: 牛丼
• 趣味: 馬（白馬を好む^[3]）やギターを弾くこと
• 好きな芸能人: 叶美香
• 好きな言葉: ファイティング・スピリット
• 家族： 父 ドリーマン（シニアマン、テリーマンシニア）、妻 翔野ナツコ、息子 テリー・ザ・キッド
• その他: カラオケの十八番は『マイ・ウェイ』。
• 癖: 左のストレートを打つ前に左腕を回す
• トレードマーク: 額の"米"マーク、特徴的ななで肩、スリースターパンツ、スターエンブレム
• 備考: 左利き

[編集] 異名

• テキサスの暴れ馬
• フェニックステリー
• テキサスの荒馬（テキサス・ブロンコ）
• 名タッグ屋
• 巨漢ハンター
• テキサスの荒ぶる魂

[編集] 個人タイトル歴

• テキサス州超人ヘビー級
• 人気超人世界一決定戦優勝
• 第20回超人オリンピック第3位
• 第1回超人究極チャンピオンシップ準優勝

[編集] 家系図

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翔野ナツコ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？？？　　　　　　　　　　　┣━━━━ テリー・ザ・キッド
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　　　┃
シニアマン（超人オリンピック出場選手）　┣━━━━━━━━━ テリーマン
　　┃　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　┣━━━━━━━━━━━━━━━ドリーマン
　　┃
　？？？

[編集] コンピュータゲーム

『キン肉マン』の最初のゲーム化作品である『キン肉マン マッスルタッグマッチ』では、8体のプレイヤーキャラクターの内の1人としてテリーマンが登場している。パンチ力・バックドロップ力が高いが、足が遅い。必殺技は高速で突進し相手を巻き込む「ブルドッキングヘッドロック」。

『キン肉マン ジェネレーションズ』など『キン肉マンII世』以後のゲームでは、タッグチームを組むキャラクターによっては特定のチーム名が付けられる。

• ザ・マシンガンズ - キン肉マン
• ニューマシンガンズ - ジェロニモ
• ザ・グレートテキサンズ - 2代目キン肉マングレートまたはテリー・ザ・キッド

ザ・マシンガンズ、ニューマシンガンズを除いてはゲーム独自の名称である。

[編集] 註

[編集] 関連項目

• キン肉マンの登場人物
  • キン肉マン
• キン肉マンII世の登場人物
  • テリー・ザ・キッド

表・話・編・歴 キン肉マン
原作	キン肉マン - キン肉マンII世 - キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜
登場人物	キン肉マンの登場人物（あ/か/さ/た/な/は/ま/やらわ/その他） - キン肉マンII世の登場人物 - タッグチーム一覧
用語・世界観	年表 - 技一覧 - 超人オリンピック - 超人強度 - 超人墓場- 火事場のクソ力 - 悪魔超人 - 残虐超人 - 完璧超人
メディア・玩具	テレビアニメ - 映画作品 - コンピュータゲーム - パチスロ
関連項目	ゆでたまご - 闘将!!拉麺男