カビゴン
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カビゴン | |
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全般 | |
英語名 | Snorlax |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | ゴンベ |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | いねむりポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 2.1 m |
重さ | 460.0 kg |
特性 | あついしぼう/めんえき |
カビゴンは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
『ポケットモンスター 金・銀』世代までで最も体重の重いポケモンである。1日に食べ物を400kgは食べるという。カビが生えていても気にしないし、腹痛も起こさない。
開発スタッフである西野弘二(ゲームフリーク所属)が外見と名前のモチーフになっているということが関連書籍で幾度か触れられている。
また、近年は癒し系ポケモンとして再注目されている。
[編集] ゲームでのカビゴン
初代ではゲーム中に2箇所で登場する。フィールド上で熟睡して通せんぼをしている状態になっていて、「ポケモンのふえ」をカビゴンのすぐ隣で吹かないと起きない。笛を吹くと寝ぼけて襲ってきて、戦闘になる。カビゴンはサンダーなどの「伝説のポケモン」と同じく1度倒してしまうと「山のほうへ逃げていった」となり、そこには2度と現れなくなる。ゆえに捕まえるチャンスは2度しかない。最初の状態ではセキチクシティに向かう2種類のルートはいずれもカビゴンによって塞がれており、最低でも1匹のカビゴンを捕まえるか倒すかしないとゲームが進められない。カビゴンは野生の状態(レベル30)で「ねむる」が使えるため、一撃で倒してしまわないように少しずつダメージを与えてもHPを全回復されてしまうことがあり、捕まえるのはかなり難しい。金・銀以降では、通常の4倍サイズでフィールドに登場。ポケギアで流れる「ポケモンのふえ」のメロディが流れるラジオチャンネルに合わせたままカビゴンの前でAボタンを押すとバトル(今作品ではレベル50の1匹しか登場しない)になるが、「ねむる」による回復がある上、所持アイテム「たべのこし」で毎ターン少しずつ回復するため捕獲難易度はさらに上がっている。また、母親に貯金を頼んでおくと自室の模様替えグッズ「カビゴンぬいぐるみ」が入手可能。ディグダの穴の前で寝そべるのと同じ姿をした巨大ぬいぐるみである。
素早さが非常に低くまず先手をとることが出来ないものの、高い攻撃力と耐久性からバトルではかなり強力なポケモンであり「のしかかり」「かいりき」など使いやすいノーマル打撃技の力押しでも、十分すぎるほどの戦力を発揮する。カビゴンのわざでは「ねむる」が有名だが、実はさまざまな戦法がとれるポケモンである。長期戦では、「どくどく」「ねむる」を使うのが一般的。「のろい」でじわじわとこうげきを上げたり、「はらだいこ」で一気にこうげきを上げたりと、攻撃的な戦法も取れる。また、「ねむる」「ねごと」から一撃必殺の「じわれ」につなげるのも強力。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではモンスターボールから出現するポケモンの一匹として登場し、画面上空から垂直に落下してくる「のしかかり」でプレイヤーを攻撃した。
ダイヤモンド・パールでは、進化前のゴンベが登場し、シンオウ図鑑に載っているものの、ファイヤレッドかリーフグリーンから連れてきてパルパークで捕まえないと入手が困難になった(カビゴンが野生では登場せず、進化前のゴンベも、『あまいかおりがするき』に『あまいみつ』を塗らないと出現しないという上に、そのゴンベの出現率がかなり低い為である)。
ポケモンXDでは、物語の終盤にダークポケモンとして登場。今作では、ダークポケモンの都合上スナッチするまで何度も出現する。また「じばく」を覚えさせることが出来る。
[編集] アニメでのカビゴン
無印41話「おきろ!カビゴン!」に初登場。生活用水や作物栽培に必要な河川の真ん中で眠ってしまっているため、水をせき止めてしまい、村の住民が食糧難に陥っていた。サトシ達が様々な方法を駆使してカビゴンを起こそうとするが、結局失敗。その直後に現れた老人の所有する「ポケモンのふえ」の音によって目を覚ます(しかし、この河川をせき止めていた本当の原因はカビゴンよりも更に上流にある大量のイバラだと分かったが、カビゴンが全て食べつくし、河川にまた水が流れるようになる)。
また、サトシの手持ちとしても登場。ザボン七島のザボンを食い荒らすため、撃退法が練られるが、結局ゲットが考えられた。特別にプリンに協力してもらい、少し離れたところでサトシがスタンバイ(歌が聞こえない場所で)。見事にゲット。その後は起きてる時に限り、かなりの戦力となった。その強さは、サイドンを「メガトンパンチ」の一撃で吹っ飛ばしてしまうほど。
他にも相撲大会に出場した事もある。ルールは、体重計で出た数値が特定の数値以上の体重なら参加可能という内容だが、カビゴンが乗ると体重計が壊れたため、問答無用で参加する事になった。
その後はフスベジム、ジョウトリーグ、バトルフリーナでも活躍。特にジョウトリーグのシゲル戦ではニドクイン、ウィンディといったシゲルのポケモンを次々戦闘不能にしていくという大活躍を見せるも、ハッサムのすばやさに翻弄され敗れた。
クネンボ島でサトシがバトル中の際に、リザードンを出すつもりが、誤ってカビゴンのボールを投げてしまう。その際、手が滑ってボールを落としてしまい壊れてしまった。遠く離れたポケモンセンターに行くためにカビゴンを起こすための色々な作戦が試されたが失敗。結局、自力で運ぶはめになった。
[編集] ポケモンカードでのカビゴン
ポケモンカードでの初出は第2弾のポケモンジャングルである。ホログラム入りのレアカードとして登場し、以後にカードとなる際もレアカードの位置づけが多い(現在公式大会で使用できるのは4枚だが、DPシリーズ第1弾に収録されているものを除き、全てホログラム入りの高レアリティカードになっている。またワザ、もしくはポケパワー発動後に「ねむり」状態にするテキストが必ず含まれているのも特徴)。
GYMシリーズでは「R団のカビゴン」がホログラムなしのレアカードとして登場し、ニンテンドウ64のキャンペーンではかっこいいポリゴンと共に「くいしんぼカビゴン」のカードがホログラム入りで配布された。また、後者ではたべものカウンターも一緒に配布された。
[編集] 映画でのカビゴン
『ルギア爆誕』でサトシのカビゴンが登場。オープニングでは船の上に出してしまい、危うく船が転覆しかける一場面も。『ピカチュウたんけんたい』や『ピチューとピカチュウ』でも別個体が登場している。『裂空の訪問者 デオキシス』では野生のゴンベが終盤で進化している。
[編集] その他におけるカビゴン
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではレッドの手持ちポケモンとして登場。ニックネームは「ゴン」。
「ピカチュウのふゆやすみ2001」にはホワイトストーリー内で、ホワイトカビゴンが登場する。