カイリキー
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カイリキー | |
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全般 | |
英語名 | Machamp |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ゴーリキー |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | かいりきポケモン |
タイプ | かくとう |
高さ | 1.6 m |
重さ | 130.0 kg |
特性 | こんじょう/ノーガード |
カイリキーは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
かくとうポケモンの代表格。
腕が4本ある。その腕からは1秒間に500発のパンチを出せる。もしパンチを食らったものなら、地平線の果てまで飛んでいくといわれる。考えるよりも先に手が出る。細かい作業をすると腕が絡まる。 パワーセーブベルトを外せば誰にも止める事ができない。ちなみにベルトに刻印されている「P」は「ポケモン」ではなく「パワー」のようだ。
[編集] ゲームでのカイリキー
ゲームでは野生で出現せず、通信交換の過程によって進化する。そのため通常カートリッジ単体では入手不可能だが、ピカチュウ版のみゴーリキー交換イベントで入手可能であった。
かくとうタイプの中でもキノガッサと並ぶ1位の攻撃力を持つが素早さは低い。格闘技である「クロスチョップ」「かわらわり」の他にも「じしん」「いわなだれ」などを習得できる。まさにかくとうポケモンというような力強い戦い方が身上。 ダイヤモンド・パールでは弱点のエスパータイプに強いあくタイプの物理技の取得や、ひこうタイプに有利な「かみなりパンチ」「れいとうパンチ」などのパンチ技が物理扱いになったため、技のレパートリーが広がった。
『最強ポケモンがキミの「ダイヤモンド・パール」にやってくる』では、かくとうタイプ物理最強クラスになっているが投票の結果、配布はされなかった。
また『ルビー・サファイア』からの特性「こんじょう」を『ダイヤモンド・パール』から追加されたアイテム「かえんだま」等と併用して攻撃力を高めて戦う戦法に加え(特性「こんじょう」を持っている場合、「やけど」による攻撃力の低下は無視される)、カイリキー系のみが持っている特性「ノーガード」により100%当たる「ばくれつパンチ」「ストーンエッジ」などで強化されている(但し相手の攻撃も必ず当たる為、いかに防御面を補うかも必要とされる)。
ヤドランと鳴き声が似ている。
[編集] アニメでのカイリキー
ゲーム同様に高い実力を持っているが、進化前の2種を含め作中に登場するほとんどのカイリキーがやられ役的な立ち回りが多い(主にリーグ戦などの大会)。
[編集] ポケモンカードでのカイリキー
初登場はポケットモンスターカードゲーム第一弾拡張パックで、闘タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。三桁のHPに加え、攻撃された場合問答無用で10ダメージを与える特殊能力「はんげき」や、60というかなり大きいダメージを与える「ちきゅうなげ」など、デッキの中核となる十分な要素を兼ね備えていた。
ポケモンカードneo第四弾拡張パック「闇、そして光へ...」では、闘タイプ、「やさしいカイリキー」として収録された。この際のレアリティは★。「やさしい」という名に恥じず、特殊能力「たすけだす」や、「せいけんづき」という技を覚えていた。
[編集] 映画でのカイリキー
[編集] その他におけるカイリキー
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、グリーンが使用。レッドと手持ちのポケモンが入れ替わってしまった際、ゴーリキーから進化した。レッドのカビゴンと対決することが多い。