エスタジオ・ド・マラカナン
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エスタジオ・ド・マラカナン(Estádio do Maracanã)は、ブラジル・リオデジャネイロにある世界最大規模のサッカー専用球場である。
1950年に開催されたワールドカップ・ブラジル大会の主会場で、この時優勝のかかったブラジル代表はウルグアイとの試合でまさかの逆転負けを喫して優勝を逸し、これはマラカナンの悲劇と呼ばれている。
その後は地元・リオデジャネイロの名門クラブ・フラメンゴのフランチャイズとして使用され、ジーコがこのスタジアムで開催された公式戦(全国リーグ、リオ州選手権、ブラジル代表)で一番多く得点を挙げた。スタジアムの正面入口には歴代の名選手の写真が飾られており、勿論ジーコの写真もある。
以前は20万人もの収容人員誇っていたが、1992年ブラジル全国選手権決勝に発生したスタンド落下事故を機に大幅に削減。現在は、全席椅子席で約95000人となっている。
隣には「マラカナジーニョ」という体育館があり、バレーボールや格闘技などが行われる。
先代: コロンブ・スタジアム (パリ) |
FIFAワールドカップ 決勝戦会場 1950 |
次代: バンクドルフ・スタジアム (ベルン) |