エコーズ〜啓示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エコーズ〜啓示 | ||
---|---|---|
ピンク・フロイド の アルバム | ||
リリース | 2001年11月6日 | |
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |
レーベル | コロムビア・レコード | |
プロデュース | ピンク・フロイド、ボブ・エズリン、ノーマン・スミス他 | |
専門評論家によるレビュー | ||
|
||
ピンク・フロイド 年表 | ||
ザ・ウォール・ライブ:アールズ・コート1980-1981 (2000年) |
エコーズ〜啓示 (2001年) |
狂気 30th anniversary edition SACD (2003年) |
エコーズ〜啓示(Echoes - The Best of Pink Floyd)は、2001年に発表されたピンク・フロイドの2枚組ベストアルバム。デビューから35年目となるピンク・フロイドにとって“初”のベスト盤である。
これまでにも『ピンク・フロイドの道』(1971年)や『時空の舞踏』(1981年)といった公式の編集盤はあったものの、いずれもベストと呼べるほどの内容ではなかった。本作はフロイドのメンバー4人が選曲に携わったという、いわばお墨付きのベストアルバムである。
シド・バレット率いるサイケデリック時代、メンバーのエッセンスが溶け合ったプログレッシブ時代、ロジャー・ウォーターズ率いるコンセプト時代、そしてデヴィッド・ギルモア率いる新生フロイド時代のすべてを網羅している。また、ベスト盤発売にあたってジェイムズ・ガズリーによって新たに編集がし直され、すべての曲間が繋がれている。特にタイトルにもなった「エコーズ」は、大胆な編集(カット)がなされている。
ギルモアは当初、アルバム・タイトルを「サム・オブ・ザ・パーツ(Sum of the parts)」にしようと考えていたが、ウォーターズが「あまりにお粗末だ」と反対して、「エコーズにしよう」と提案した[要出典]。
1994年の『対』以来、新作が発表されていないにも関わらず、このアルバムは全英・全米チャートで第2位という大ヒットを記録した。
[編集] 収録曲
DISC 1
- 天の支配 Astronomy Domine
- シー・エミリー・プレイ See Emily Play
- ザ・ハピエスト・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ The Happiest Days of Our Lives
- アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) Another Brick in the Wall - Part II
- エコーズ Echoes
- ヘイ・ユー Hey You
- 孤立 Marooned
- 虚空のスキャット The Great Gig in the Sky
- 太陽賛歌 Set the Control for the Heart of the Sun
- マネー Money
- キープ・トーキング Keep Talking
- シープ Sheep
- 時のない世界 Sorrow
DISC 2
- クレイジー・ダイアモンド Shine on You Crazy Diamond (Parts 1-7)
- タイム Time
- ザ・フレッチャー・メモリアル・ホーム The Fletcher Memorial Home
- コンフォタブリー・ナム Comfortably Numb
- ホエン・ザ・タイガー・ブローク・フリー When the Tigers Broke Free
- 吹けよ風、呼べよ嵐 One of These Days
- アス・アンド・ゼム Us and Them
- 幻の翼 Learning to Fly
- アーノルド・レーン Arnold Layne
- あなたがここにいてほしい Wish You Were Here
- ジャグバンド・ブルース Jugband Blues
- 運命の鐘 High Hopes
- バイク Bike