イブラーヒーム・アブドゥッ＝サッタール・ムハンマド
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| イブラーヒーム・アフマド・アブドゥッ＝ サッタール・ムハンマド |
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|---|---|
| 1966年9月9日 - | |
| 生誕地 | モースル |
| 所属組織 | イラク陸軍 |
| 軍歴 | ？～2003 |
| 最終階級 | 陸軍大将 |
| 指揮 | イラク共和国陸軍参謀総長 |
| 戦闘 | イラン・イラク戦争 湾岸戦争 イラク戦争 |
| 除隊後 | アメリカ軍により拘束 |
イブラーヒーム･アフマド・アブドゥッ＝サッタール･ムハンマド・アッ＝ティクリーティー（1966年9月9日モースル Ibrahim Ahmad Abd Al-Sattar Muhammad Al-Tikriti、別名Ibrahim Abd Al-Sattar Muhammad Al-dahan ）は、イラクの軍人、陸軍大将。
イラン・イラク戦争では、イラン軍に占領された要所を奪還するなどの武勇を馳せ、サッダームの信任も厚かったと言われている。1988年から1990年中頃まで共和国防衛隊司令官に就任し、その後、共和国防衛隊参謀総長を勤めた。1999年には陸軍参謀総長に任命される。
2003年にイラク戦争によってサッダーム政権崩壊後、5月12日にアメリカ軍によって拘束された。 アメリカ軍の取調べに対しては、サッダームが最後まで、アメリカがロシアやフランスの圧力により、たとえイラクに軍事侵攻しても戦闘停止に追い込まれると語っていたことや、当時政権内部で誰一人、アメリカが本気でイラクを攻撃してくるとは見当もしていなかったと供述している。
2007年8月21日、1991年に起きたシーア派住民虐殺に関与したとして、イラク高等法廷に被告として出廷した。
公判では、裁判長に対してアメリカが被告弁護団を保護することを拒否していると批判すると共に、「アメリカ人は我々を殺人者だと思っている。しかし、我々は職業軍人だった。我々は自分達の弁護団を必要とする。我々は、犯罪者ではない」と述べた。
