イスラエル・バスケス
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基本情報 | |
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本名 | イスラエル・バスケス |
通称 | Magniffico(魔術師) |
階級 | スーパーバンタム級 |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1977年12月25日(30歳) |
出身地 | メキシコメキシコシティ |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 47 |
勝ち | 43 |
KO勝ち | 31 |
敗け | 4 |
引き分け | |
無効試合 |
イスラエル・バスケス(Israel Vázquez、1977年12月25日 - )は、メキシコメキシコシティ出身のプロボクサー。現WBC認定世界スーパーバンタム級および元IBF認定世界スーパーバンタム級統一チャンピオン。攻守にわたって多彩なテクニックを見せるため「Magnifico(マグニフィコ、魔術師)」のあだ名を持っている。インファイトを得意とする。劣勢な状況からでも、一瞬の踏み込みから、強烈なショートでダウンを奪い、一気に形勢を逆転してしまうシーンも少なくなく、観る者を魅了する。
目次 |
[編集] 来歴
1995年3月29日、18歳の若さでプロデビュー。デビュー当時はメキシコ国内で試合をしていたが1998年に米国に進出した。
2000年5月6日にIBAコンチネンタルスーパーバンタム級タイトルを獲得、2001年1月7日に空位のNABF北米スーパーバンタム級タイトルを獲得した。
2002年5月17日にオスカー・ラリオスとWBC世界スーパーバンタム級暫定タイトルを争うが12回TKOで敗れる。その後、ノンタイトル戦を挟み2004年3月25日にホセ・ルイス・バルブエナを12回TKOで破り、空位のIBF世界スーパーバンタム級タイトルを獲得した。同タイトルを2度防衛した後、2005年12月3日に再度オスカー・ラリオスと対戦し、3回TKOで破りWBC・IBFのスーパーバンタム級タイトルを統一した[1]。
2006年6月10日にはイヴァン・ヘルナンデスの挑戦を受けたが勝利して初防衛に成功した。また、9月18日にはWBO世界バンタム級チャンピオンのジョニー・ゴンザレスの挑戦[2]を受けた。この試合では前半は一方的にジョニー・ゴンザレスが支配し、2度もダウンを奪われるなど苦しい展開だったが、バスケスは逆転の10回TKOで勝利しタイトルを防衛した。
その後、2007年3月3日にバンタム級から階級を上げたラファエル・マルケスの挑戦を受けたが、7回に負傷のため試合続行不能となりタイトルを明け渡した。
2007年8月4日に、ラファエル・マルケスとのリターンマッチが行われ、6回TKO勝ちでタイトル奪回に成功した。
2008年3月1日、ラファエル・マルケスとのラバーマッチに臨み、12ラウンド戦い抜き、2-1のスプリット・デジションで判定勝ちし、王座の防衛に成功した。
[編集] 獲得タイトル
[編集] 脚注
- ^ 当初WBC・IBF王座統一戦の予定であったこの試合は、オスカー・ラリオスがIBF規定の当日計量を拒否したため、WBCのみのタイトルマッチとなった。また、バスケスはこの試合の後IBFタイトルを返上した。
- ^ ジョニー・ゴンザレスは自身のバンタム級タイトルを保持したまま、階級を上げてバスケスに挑戦した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前王者 マニー・パッキャオ |
第12代IBF世界スーパーバンタム級王者 |
空位 次タイトル獲得者 スティーブ・モリター |
前王者 |
第22代WBC世界スーパーバンタム級王者 |
次王者 |
前王者 |
第24代WBC世界スーパーバンタム級王者 |
次王者 |