アレクサンドル・ウリヤノフ
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アレクサンドル・イリイッチ・ウリヤノフ(ロシア語名:Александр Ильич Ульянов、1866年 - 1887年5月8日)はウラジーミル・レーニンの兄。
1886年“テロ”に参加して、アレクサンドル3世を仲間の「団体」で暗殺を行おうとしたが、失敗して逮捕され、死刑判決を受けて5月8日に絞首刑となった。レーニンも後にほぼ同じことを企て、禁固数年を受けた。
アレクサンドルの処刑は、レーニンが帝政ロシア、ひいてはツァーリを憎悪し、そしてロシア革命において皇族や貴族を多数殺害する原因となったと指摘されている。