アラン・タム
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譚詠麟 アラン・タム |
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出生 | 1950年8月23日 香港 |
職業 | 歌手、俳優 |
各種表記 | |
簡体字 | 谭咏麟 |
繁体字 | 譚詠麟 |
ピン音 | tam4 wing6 lon4(広東語) tán yŏng lín (北京語) |
発音転記 | タム・ウィンロン(広東語) タン・ヨンリン(北京語) |
英語名 | Alan Tam |
譚 詠麟 (アラン・タム、Alan Tam)は、香港(中華人民共和国)の歌手、俳優、実業家。香港芸能界・音楽界を代表するスーパースターである。
[編集] 歌手として
1970年代に“アジアのビートルズ”と呼ばれ香港のみならず台湾・タイ・シンガポールなどでも人気のあったバンド・ウィナーズ(The Wynners)のボーカリストとして活躍していたが、同バンド解散(その後、ウィナーズは何度も再結成している)後ソロへ転向、1979年にファースト・ソロ・アルバム「反斗星」をリリース。1980年「愛到你發狂」、1981年「忘不了您」などのヒット曲でソロとしても順調なスタートを切り、1984年のアルバム「愛的根源」以降は香港男性歌手のトップとしていわゆる「ベストテン」などの賞の常連となる。
日本音楽界との関わりもあり、1984年には谷村新司が提唱したアジアの音楽祭「PAX MUSICA」に参加、谷村やチョー・ヨンピルと共に東京での第一回PAX MUSICAのメインアクトを勤めた。この年には芹澤廣明作曲による日本語曲「夏の寒風」で日本デビューをしている。その後も、日本人作曲家によるオリジナル曲や、日本のヒット曲の広東語カバーなどをヒットさせている。1989年の第40回NHK紅白歌合戦には、その年の香港での大ヒット曲「愛念(ゴイニム)」で出場し、広東語・日本語歌詞混合で歌った。 1980年代にはレスリー・チャン、アニタ・ムイ、サミュエル・ホイ、ビヨンドらと香港歌謡界を引っ張ってきたが、1987年に「賞レース不参加宣言」をする。背景には、特にレスリー・チャンとのトップ歌手争いや、彼らのファン同志の確執があったものと思われる。
現在でも歌手活動を続けており、2007年4月現在106枚のアルバム(旧曲のみのベスト・アルバムは除く)を発表しており、またライブ活動にも積極的に取り組んでいる。
[編集] 俳優として
ウィナーズ解散後に台湾で出演した1981年の映画「假如我是真的(英語題:If I Were For Real)」で台湾の映画賞「ゴールデン・ホース」賞の「主演男優賞」を受賞。1980年代~1990年代にかけて俳優としても活躍した。シリアスなドラマやアクション、コメディと幅広いジャンルをこなすが、「心優しい、お人好しの好青年」がはまり役。ジャッキー・チェンや早見優との共演作もあり、それらの主題歌もヒットした。