らくちん号
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らくちん号（らくちんごう）とは、東京都千代田区および豊島区と岩手県盛岡市を結ぶ夜行高速バスである。
なお全ての座席が指定のため、乗車には事前の予約が必要（JR各駅のみどりの窓口やローソンのLoppi、ファミリーマートのFamiポートからでも購入可能）。
なお、2008年7月1日出発便から『らくちん号』が副名称化され、名称が『ドリーム盛岡（らくちん）号』に変更され、運行時刻と運賃も改定される予定。
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[編集] 運行会社
[編集] 運行経路
東京駅（八重洲口）※1 池袋駅（東口）※2 ⇔ 盛岡駅（東口） - 盛岡バスセンター
- ※1：東京駅八重洲口については、盛岡行では「八重洲南口」からの乗車となり、東京行では「日本橋口」での降車となる。
- ※2：池袋駅（東口）では行先ごとに乗降場所が異なり、盛岡行では「池袋三越裏」（東口9番乗り場）からの乗車となり、東京行では「池袋駅東口降車場（ビックカメラパソコン館前）」での降車となる。また、「らくちん3号」（2008年6月30日出発便まで）/「ドリーム盛岡（らくちん）3号」（2008年7月1日出発便より）盛岡行では「池袋三越裏」バス停は通過となる。
- ※3：同一都県内のみの利用はできない。
[編集] 運行回数
- 1日2往復（金土休日・休前日および多客時には臨時便<81号・82号>が増発され、1日3往復となる）。
[編集] 歴史
[編集] 運行開始前
ノクターン号の成功を受け、岩手県交通と国際興業で本路線の構想が進められ、県交通は同じ地元事業者の岩手県北バスにも参入を打診し、県北バスはノクターン号で実績のある京浜急行電鉄（当時）をパートナーに参入をもくろんだが、そこへJRバス東北・関東（当時は分割前のJR東日本）が参入を希望し、採算が見込めなくなったことから県北、京急が撤退。4社体制での運行となった（後に、県北・京急は、品川 - 宮古間でビーム・1を新設）。
東京側で池袋三越裏、盛岡側の発着地が盛岡バスセンターを経由するのは、岩手県交通・国際興業が参入しているからである（盛岡バスセンターは岩手県交通の拠点であり、池袋は国際興業路線バス営業エリアである為）。
[編集] 運行開始後
- 1988年7月21日 - 夜行1往復、昼行1往復で運行開始。
- 1990年12月20日 - 昼行便廃止。夜行のみとなる。
- 199x年 - 学割運賃を設定。
- 2006年3月3日 - 1日2往復に増便。
- 2006年10月1日 - 東京行の池袋での降車場所の停留所名称が「池袋駅東口」に改称（ただし名称変更のみで降車位置についてはこれまで通り）。
- 2007年12月21日 - 同日の盛岡発車便より、東京駅の到着地が「日本橋口」に変更（ただし乗車についてはこれまで通り「八重洲南口」からの発車）。また、繁忙期の季節便が増便される。
- 2008年7月1日 - らくちん号の名称が副名称化され「ドリーム盛岡（らくちん）号」に改称し、運賃が東京・池袋ともに一本化。
[編集] 使用車両
現在の車両は原則下記の車両を使用している。
- 国際興業と岩手県交通 - いすゞ・ガーラSHD車またはHD車。
- ジェイアールバス関東 - いすゞ・ガーラまたは三菱ふそう・エアロクィーンSHD車を使用するが、多客期等は運用の都合三菱ふそう・エアロキングダブルデッカー車やボルボ・アステローペが使用される場合もある。
- ジェイアールバス東北 - 三菱ふそう・エアロバスHD車。
なお、1988年の運行開始当初は、4社とも専用車としていすゞ・スーパークルーザーを導入した。これは、スーパークルーザーが初めて夜行高速バスに使用された例でもある。
[編集] 使用車両画像一覧
 らくちん号（ジェイアールバス関東）ダブルデッカー車運用時の画像 |
 らくちん号（ジェイアールバス関東） |
 らくちん号（ジェイアールバス東北） |
 らくちん号（国際興業）「ブルースター号」からの転用車 |
 らくちん号（国際興業） |
 らくちん号（岩手県交通） |
[編集] その他
- 岩手県交通便、国際興業便は2人乗務。
- JRバス東北便、JRバス関東便はワンマン運行。JRバス東北便は福島西ICで、JRバス関東便は白河西郷BSで乗務員交代のため停車する（下車できない）。
- トイレ、給湯設備（お茶、コーヒー）つきである。以前は備付のヘッドホンで音楽を聴くこともできた。
- パンフレットにらくちんと大書きされていたことから、特にJRバス東北では「らくちん号」と案内していたが、当初は正式な愛称ではなかった。
- マルス上では「ドリーム盛岡」として登録されている。
- 2008年7月1日からの変化内容は、乗降箇所が池袋と東京駅で異なっていた運賃体系が統一され、東京側乗降場所が異なっても往復運賃が適用される。乗降場所が東京駅の場合は運賃値下げになるが、池袋の場合は運賃値上げになる。
[編集] 外部リンク
運行時刻・運賃・乗車券販売箇所などの詳細については以下のサイトを参照されたい。
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