そごう神戸店
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そごう神戸店(そごうこうべてん)は、兵庫県神戸市中央区の三宮にある百貨店。神戸のメインストリートであるフラワーロードと国道2号の交差点に位置する。地下フロア玄関前に阪神三宮駅改札口があり、地上ではJR三ノ宮駅とペデストリアンデッキで直結している。
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[編集] 構成
- 本館 - 三宮阪神ビル、三宮さくらビル、自社ビル
- 新館 - ケイエスビル、S・ヨシマツビル
- そごうウィング
[編集] 沿革
- 1933年 - 開店
- 1969年 - 増改築し新装開店
- 1980年代に新館が誕生
- 1995年1月17日 - 阪神淡路大震災により半壊
- 1996年4月28日 - 全館復興開店。半壊した部分は現在のサンファーレ広場、アクセス改良のためエスカレーターを重複設置した。サンファーレ広場に「イッツ・ア・スモールワールド時計」を設置(2008年4月15日まで稼動)、本館7階にディズニーストアを開業。
- 2002年3月14日 - 2000年のそごう民事再生法適用申請を機に売場改良としての大改装を実施。西武百貨店との提携を象徴する神戸ロフトが新館にオープンしたほか、本館にて重複設置していたエスカレータを撤去し売り場面積を拡大した。
- なお、神戸ロフトは過去、1992年から1994年まで、神戸ハーバーランドにあった神戸西武内にも存在している。
[編集] 周辺施設
[編集] その他
- 阪神・淡路大震災の復旧工事にて、本館のそごうロゴのネオンは緑色(エメラルドグリーン)に変更された(北側は流れ英字のものに、西側看板は赤「そごう」から緑「SOGO」に変更された。新館は変更されず赤SOGOのまま)。これは当時(1996年)、そごうのコーポレートカラーが緑色だったためである。民事再生前のそごうは、赤→紺色・朱色→緑など、色を変遷しており、その過程にてその時点での色に合わせた仕様になっていた(コトデンそごうも同じ)。民事再生直後に改装され、再び赤へ変更されたが、現在のコーポレートカラーが青色であることや心斎橋本店では青色が使われていることを考えれば、当時はコーポレートカラーがいまほど確立されたものではなく、むしろ当時強調されていた(再生統括会社の商号に「十合」が使われたことをはじめとする)原点回帰の狙いから赤に戻されたことがうかがえる。