さぬき浜街道
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さぬき浜街道(さぬきはまかいどう)は、香川県高松市から、観音寺市に至る瀬戸内海の海岸を通る香川県中部から西部を縦断する道路の呼称である。
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[編集] 特徴
- 香川県道21号丸亀詫間豊浜線の区間の多くの部分を含む。また、高松市内では、香西付近でも、香川県道16号高松王越坂出線と重複し、坂出方面では香川県道161号高松坂出線(高松坂出有料道路)の全区間が含まれている。この道路は全体的に海沿いにあることからさぬき浜街道という名を持つとともに、経路は常に、国道11号などのその他の県内主要道路で一番北側を縦断する道路として、比較的重要性の高い道路である。
- 郷東大橋東側以東の高松市道区間には瀬戸大橋通りの愛称もある。瀬戸中央自動車道坂出北ICへ一本道であることからこの名がついた。しかしこの名前はあまり定着しておらず、市道の路線名である高松海岸線の名称を使う人もみられる。
- また、坂出北IC前後の坂出市道区間には瀬戸大橋記念通りと表記された標識もある。
- 三豊市内の香川県道231号詫間仁尾線の区間内にさぬき浜街道の標識が存在している。
[編集] 通過する自治体
[編集] 参考
- 本項目のさぬき浜街道については、正確な認定区間が法的に決められているわけではない。したがって、人によっては見方が異なる場合がある。本稿の書き出しでは、「観音寺市に至る」とあるが、標識は観音寺市内には存在していない。三豊市詫間町近辺に存在する。また、高松市内では、郷東町より西側にさぬき浜街道の標識が存在している。このため正確には、三豊市までという見方も考えられる。が、かなり広義的な意味では、観音寺市豊浜町姫浜の国道11号交差点(=丸亀詫間豊浜線終点)から高松市屋島西町(瀬戸大橋通りの看板がある)までを指すこともある。
- また、瀬戸大橋通りについて、「さぬき浜街道の延長上にある」という見方と、「別のものである」という見方がある。これについても、法的な決まりなどが一切ない。このため明確な記述ができない。ただし、さぬき浜街道の一部として機能していると言っても過言ではない状態である。