さくらインターネット

1996年に田中邦裕が創業したさくらインターネット（1998年設立の有限会社インフォレストが事業を継承）と1997年に笹田亮が設立したエス・アール・エス有限会社、その二社が出資して1999年8月にさくらインターネット株式会社が設立された。 2000年4月に出資二社と合併しエスアールエス・さくらインターネット株式会社に社名変更、2004年7月に現社名に変更した。

2008年3月期決算において、オンラインゲーム事業の不振などに伴う特別損失の計上により、債務超過に陥ることを公表。代表取締役笹田亮は2007年11月30日に引責辞任する。データセンター事業への集中のため、2007年12月1日をもって関連会社である株式会社DOMIRUにインターネット接続サービス事業の一部を譲渡。

2007年12月27日に、債務超過解消のため、双日との資本提携の協議を開始。

2008年2月13日に、第三者割当増資を実施し、双日が28.3%の筆頭株主となり、双日の持分法適用会社となった。

[編集] 事業内容

法人向け

データセンター

ハウジングサービス

専用サーバ

レンタルサーバ

インターネット接続サービス

IPトランジット

DIX

フレッツ対応プラン

専用線接続

個人向け

データセンター

さくらの専用サーバ

レンタルサーバ

さくらのメールボックス

ドメイン取得

mym.sg(マイメッセージ)

インターネット接続サービス

さくらのフレッツ接続

ゲーム事業

オンラインゲーム

ダンジョンズ&ドラゴンズオンラインストームリーチ

ロード・オブ・ザ・リングオンライン

コンシューマ向けゲーム

現在コンシューマ向けゲームの開発企画中

[編集] 特徴

他のホスティングサーバを行うサービスに比べ、日本のインターネットの黎明期から事業を開始していることによる信頼性があることや料金が比較的安価であることから、個人から法人まで幅広く利用されている。さらに最近では堅牢な物理セキュリティや総計128Gbpsを誇るバックボーンで、更に企業・個人シェアを伸ばしている。

特にハウジングサービスに関しては、豊富な契約プランとセキュリティ性、強力な耐災害性を誇り、さらに柔軟な有償サポートで、ラック内にネットワークを構築する場合、目的と予算を伝えればあとはお任せという事も可能であり、他のデータセンターでは考えられないほどのサービスを提供している。

耐災害性においては、2006年8月14日に三国屋建設クレーン船が起こした接触事故（首都圏大規模停電）によって、関東圏で140万戸が停電し、JRや私鉄、地下鉄もストップしたにも関わらず、全データセンターにおいて停電被害ゼロという実績を残している。

また、耐震性にも優れ、基本的に震度7の地震に耐え、自社の無停電電源装置とエンジン発電機によってある程度の間は電源供給ができる構造となっているとWEBサイトで紹介されている。また、すべての拠点において、出入り口やコロケーションルーム、その他ほとんどの扉がカードキーによる認証によってのみ開錠可能となっている。

約款上の特徴として18歳未満禁止のアダルト向けの創作物（ただし実写は含まず）の公開も認められているため、一時は多くの同人サークルがsakura.ne.jpドメインのウェブサイトを利用していた。

また、サーバ運営のノウハウを基にしてダンジョンズ&ドラゴンズオンラインストームリーチ、ロード・オブ・ザ・リングオンラインでオンラインゲームの事業にも参入したが、前述のとおりユーザー数は伸び悩み、経営不振の原因ともなってしまっている。

[編集] 業務提携

ソフィア総合研究所
株式会社DOMIRU　ソフィア総合研究所株式会社とさくらインターネット株式会社による共同出資の動画配信サービス企業
株式会社イクスフェイズ海外タイトルのローカライズおよび顧客対応窓口業務
株式会社カイロス

[編集] 関連項目

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[編集] 外部リンク

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さくらインターネット

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目次

[編集] 沿革

[編集] 事業内容

[編集] 特徴

[編集] 業務提携

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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