うめ (人工衛星)
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うめ | |
所属 | NASDA |
NSSDC-ID | 1976-019A |
NORAD No. | 08709 |
近地点 | 984 km |
遠地点 | 1,017 km |
軌道傾斜角 | 69.7 度 |
軌道周期 | 105 分 |
打上げ | 1976年2月29日 |
運用停止 | 1976年4月 |
質量 | 139 kg |
Web | NASDA |
物理的特徴 | |
---|---|
直径 | 0.935 m |
高さ | 0.82 m |
観測装置 | |
TOP | 電離層観測装置 |
PIC | 陽イオン質量測定器 |
電波雑音観測装置 | |
プラズマ測定器 |
うめ (Ionosphere Sounding Satellite, ISS) は日本の宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた日本初の実用人工衛星(電離層観測衛星)である。
目次 |
[編集] 目的
当機は電離層を観測し、その結果を短波通信を効率よく行うための電波予報に用いることを目的として開発された。また1976年に始まった国際磁気圏観測計画 (IMS) に参加し、観測成果を科学コミュニティーに提供することも目標とした。なお、IMSには「うめ2号」「きょっこう」「じきけん」も参加している。
[編集] 特徴
[編集] 運用
1976年2月29日にN-Iロケット2号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。
打ち上げから約1ヶ月後、電源系の故障により運用を終了した。ミッションの内容は後に打ち上げられたうめ2号に引き継がれた。