14
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13 ← 14 → 15 | |
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素因数分解 | 2×7 |
二進法 | 1110 |
八進法 | 16 |
十二進法 | 12 |
十六進法 | E |
二十進法 | E |
ローマ数字 | XIV |
漢数字 | 十四 |
大字 | 拾四 |
算木 | |
14(十四、じゅうし、じゅうよん、とおよん、とおあまりよつ)は自然数、また整数において、13 の次で 15 の前の数である。
目次 |
[編集] 性質
- 14は合成数であり、約数は 1、2、7 と 14 である。
- 14 は初めの3つの四角数の和(14=1+4+9)である。つまり3番目の四角錐数である。一つ前は5、次は30。
- 4番目のカタラン数である。一つ前は5、次は42。
- 5番目の半素数で、一つ前は10、次は15。
- 偶数のノントーティエントのうち最小の数である。次は26。
- ハーシャッド数にならない合成数のうち最小の数である。
- 142 + 1 = 197 であり n2 + 1 の形で素数を生む。
- 14! - 1 = 87178291199 であり n! - 1 の形で素数を生む。
- 1/14 = 0.0714285…(下線部は循環節でその長さは6 である。)
- 九九では 2 の段で 2 × 7 = 14 (にしちじゅうし)、7 の段で 7 × 2 = 14 (しちにじゅうし)と2通りの表わし方がある。
- 14! = 87178291200 である。
- d(n)=d(n+1)を満たす2番目の数。1つ前は2、次は21。但し、d(n)は約数関数。
- σ(n)=σ(n+1)を満たす最小の数。但し、σ(n)は約数関数。すなわち、(14, 15)の組には
- 14の約数→1, 2, 7, 14
- 15の約数→1, 3, 5, 15
- 1+2+7+14=1+3+5+15=24
という関係がある。
[編集] 14 に関連する歴史上の人物
- 第14代天皇は仲哀天皇である。
- 日本の14代目の内閣総理大臣は、西園寺公望。
- 江戸幕府の14代将軍は、徳川家茂。
- 室町幕府の14代将軍は、足利義栄。
- 鎌倉幕府の14代執権は、北条高時。ただし鎌倉幕府最後の執権は、16代北条守時。
- 征夷大将軍の官職が設けられてから通算での第14代将軍は、建武新政期の成良親王。
- 大相撲の第14代横綱は境川浪右エ門である。
- ルイ14世 - フランスの絶対王政時代の国王
- アメリカ合衆国第14代大統領はフランクリン・ピアースである。
- 第14代殷王は祖辛である。
- 第14代周王は桓王である。
[編集] その他 14 に関連すること
- 原子番号 14 の元素は硅素(Si)である。
- 水のイオン積は25℃では1×10−14 (mol/L)2。
- このことからpHの最大値は14であると誤解されることが多い。
- 日本語では「14日」を「じゅうよんにち」ではなく「じゅうよっか」と読む事が多い。
- 英語では、14日間(2週間)をfortnightという。
- 麻雀のあがり形は14牌から成る。
- 日本国憲法第14条は法の下の平等を規定している。
- 北海道の支庁は14個ある。
- テレビドラマ14才の母
- 14倍をクヮトゥローデキュブル(quattuordecuple)という。
- 日本でも、14の「と・よ」という発音が「豊(とよ)」を連想させる事から、幸運とされる事がある。
- 両親で幸運を受ける事を、俗に「両親の十四光(とよひかり)」という(七光の二倍)。
- タロットの大アルカナでは節制。
- 易占で用いられる六十四卦では火天大有。
- プロ野球でクローザーを務めるピッチャーは、たいてい14番か22番をつけている。
- ヨハン・クライフがこの14番を好んで付けていたことから、サッカー選手に好まれる背番号となっている。
- 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊最終版は14版。
- TOKYO MX(独立UHF局)のアナログ放送は14チャンネル。