鶴瀬駅
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鶴瀬駅 | |
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鶴瀬駅ホーム |
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つるせ - Tsuruse | |
◄みずほ台 (1.4km)
(2.2km) ふじみ野►
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所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | 東上本線 |
キロ程 | 22.0km(池袋起点) |
所在地 | 埼玉県富士見市 |
電報略号 | ツル |
鶴瀬駅(つるせえき)は、埼玉県富士見市鶴瀬東1丁目11番1号にある、東武鉄道東上本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
出口は2か所で、西口、東口がある。西口は駅ビル(1~2階:店舗、3~14階:住宅)に直結している。
ホームと改札口との間には、エレベーター、エスカレータ(上りのみ)・階段がある。
改札を出て正面に売店と書店、惣菜店が2店ある。また西口方向へ少し行くと定期券売場がある。
現在の駅舎(東口側)は昭和40年代末に完成し、それ以前は2面3線だった時代もある。
[編集] のりば
1 | ■東上線 | ふじみ野・川越・東松山・小川町方面 |
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2 | ■東上線 | 志木・朝霞台・和光市・成増・池袋・ ○有楽町線 新木場・○副都心線 渋谷方面 |
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員 39,987人(2006年度)
- かつては6万人を超える年度もあったが、1993年ふじみ野駅開業以来、減少傾向にある。
[編集] 駅周辺
駅周辺は小さな商店(街)が数多く点在しており、かつては賑わったが、相次ぐ新駅開設や道路整備・駅前再開発の遅れなどにより、衰えを感じざるを得ない。
- 商店街
ここでは当駅に近い、一部のものについて記述している。
- 鶴瀬駅前通り商店会
- 鶴瀬駅東口前に位置し、そのほとんどが県道245号・鶴瀬停車場線にある。
- 国畜精肉店(富士見市内で一番の老舗)
- 鶴瀬駅東口駅前通り商店会
- 鶴瀬駅東口から南東方向に伸びており、惣菜店や洋食店があり「昔ながらの商店街」といった雰囲気である。
- サンディ鶴瀬店・サンドラッグ鶴瀬店(建物は正興産業で、以前、東武ストア鶴瀬東店が入っていたビル)
- みずほ銀行鶴瀬支店(みずほ銀行鶴瀬住宅ローンセンター)
- 鶴瀬商業協同組合(富士ビル)
- 富士見市内で初めての本格的なビルといわれており、かつては富士見市の商業のけん引役だった。
- 鶴瀬駅東口区画整理事業により、数年内に駅前交通広場になる予定である。
- 鶴瀬中央通り商店会
- 交通量の多い県道334号・三芳富士見線に沿っており、歩道が未整備のため商店街としての一体感などはない。
- 谷津西本通り商店会
- 鶴瀬駅東口からのびる道路の延長にあるが、駐車場が点在。また近年には大規模なマンションも建設され、商店街としての雰囲気はない。
- 富士見中央通り商店会
- 鶴瀬駅西口通り商店会
- 通りは「富士見サンロード」という愛称がついている。
- 鶴瀬西銀座商店会
- ピクニックビル(ユタカ)は富士見市内で一番大きな文房具店。書籍も扱う。
- 鶴瀬マイン(「マイン」は東武ストアの大型店版。富士見市内で最大の売場面積を誇ったが、鶴瀬駅ビルに食品売場をつくり、鶴瀬マインは閉店。オーナーである正興産業が2007年に建物を解体)
- 鶴瀬西小学校前商店会
- ドラッグエース(富士見諏訪店2階に本部があり、鶴瀬駅周辺だけで4店舗ある)
- 鶴瀬駅ビル(かつては「鶴瀬フェスト」という東武ストアが経営する専門店街だったが、鶴瀬マインの閉店と同時に2階を食品売場とし、名実ともに東武ストアになった。3階から上はマンション)
- その他
- 富士見市役所や富士見市民文化会館「キラリ☆ふじみ」などの最寄駅。
- 東上線開業当時からある駅のひとつだが、駅周辺地域は商店、団地、住宅、畑、雑木林等がばらばらに存在している。
- 昭和30年代~40年代は人口急増により上下水道整備や学校建設に追われ、昭和50年代にみずほ台、昭和60年代~平成にかけては勝瀬原の各区画整理が行われたため、鶴瀬駅周辺は市の中心でありながら整備が後回しにされてきた。
- 1957年(昭和32年)11月入居開始の公団鶴瀬第一団地(230世帯)は公団団地としては東上線沿線で一番古く、すでに建て替えが済み「アルビス鶴瀬」として生まれ変わった(第一団地建て替えに際し、公団と団地住民の話し合いが難航し、その様子はNHKテレビでも特集された)。
- 1962年(昭和37年)7月入居開始の公団鶴瀬第二団地(1070世帯)が2007年現在建て替え工事中である。それにともない鶴瀬西小学校と上沢小学校が「つるせ台小学校」として統合・新設開校するなどの動きが見られる。
- 富士見市の代表駅で、周辺が富士見市の中心になる。鶴瀬駅東口から富士見市役所まで直線で結ぶ道路「鶴瀬駅東通り線」が計画されているが、富士見市役所周辺の整備が進んでいるのに対し、鶴瀬駅東口付近は昔のままの古い商店街が広がり、一方通行も多い。なお現在、区画整理事業が進行中。
- 鶴瀬駅西口から川越街道(国道254号線)に接続する道路「鶴瀬駅西通り線」は、富士見市区間がほぼ完成し、三芳町区間でも部分的に工事が進みつつある。
- 西口には駅前にも関わらず、テナントが入らないビルも多く貸店舗の看板が目立つ。
[編集] バス
[編集] 鶴瀬駅東口
東口はロータリー未整備のため、バス会社によって乗場が異なる。
東武バスウエスト(東口の階段を降りた正面に乗場がある)
- 鶴01:苗間経由 ふじみ野駅西口
- 鶴02:勝瀬経由 上福岡駅東口
ライフバス(富士ビルとなり「鶴瀬駅前市場」前に乗場がある)
- 鶴瀬駅東口 - 富士見ニュータウン
富士見市内循環バス(東武バスウエストに委託しているので、同社線と同じ乗り場)
[編集] 鶴瀬駅西口
ライフバス
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- 鶴瀬駅西口 - 三芳・北永井循環
- 鶴瀬駅西口 - 三芳中学 - 西原住宅循環
- 鶴瀬駅西口 - 三芳中学 - みずほ台駅西口
- 鶴瀬駅西口 - 上富 - ふじみ野駅西口
- 鶴瀬駅西口 - セントラル病院 - ふじみ野駅西口
- 鶴瀬駅西口 - 北永井 - ふじみ野駅西口
富士見市内循環バス
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- 難波田城公園線:JA鶴瀬支店・富士見市役所・難波田城公園入口経由 富士見市役所
- 老人センター線:JA鶴瀬支店・富士見市役所・富士見高校・老人センター・難波田城公園入口経由 富士見市役所
[編集] 備考
かつては西武バスの大35系統:大宮駅西口 - 鶴瀬・鶴瀬駅 - 所沢駅西口の間で運行されていたが、乗客減少により所60系統:鶴瀬駅西口 - 所沢駅東口に短縮される。その後、同路線も廃止になり、鶴瀬から西武バスは姿を消した。
[編集] 歴史
[編集] 駅名の由来
開業当時の「鶴瀬村」から。また「鶴瀬村」の由来は「鶴馬(つるま)村」と「勝瀬(かつせ)村」との合併によるもの。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
東武東上本線 |
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