みずほ台駅
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みずほ台駅 | |
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みずほ台駅ホーム |
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みずほだい - Mizuhodai | |
◄柳瀬川 (1.3km)
(1.4km) 鶴瀬►
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所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | 東上本線 |
キロ程 | 20.6km(池袋起点) |
所在地 | 埼玉県富士見市 |
電報略号 | ミホ |
みずほ台駅(みずほだいえき)は、埼玉県富士見市東みずほ台2丁目29番1号にある、東武鉄道東上本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅名の由来
当初、駅の場所が「富士見市水子」であったため「水子駅」としようとした。しかし「水子」という言葉は流産した胎児のことも指すことから印象が芳しくないため、響きの似た「みずほ」を用いて「みずほ台」という駅名になった。みずほにはイネをさす言葉の「瑞穂」・「水穂」の意があり、特に前者は日本の美称ともされるので、印象がよい。
[編集] 駅構造
出口は2ヶ所で西口・東口がある。ホームと改札口との間には、エスカレーター(上りのみ)・階段がある。西口には、改札口までにも上りエスカレーターがある。
東口にはエレーベーターがあり。
駅の両側に東武ストアがあり、東口は駅ビルとなっている。他に、ロッテリアやくらづくり本舗、大島園、バロン、マンションなどがある。西口には、2階にTSUTAYA、1階にはサンクス、ドトールコーヒー、NOVAなどがある。
[編集] のりば
1 | ■東上線 | ふじみ野・川越・東松山・小川町方面 |
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2 | ■東上線 | 志木・朝霞台・和光市・成増・池袋・ ○有楽町線 新木場・○副都心線 渋谷方面 |
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員 41,496人(2006年度)
[編集] 駅周辺
- 駅周辺地域には住宅や団地が広がり、ベッドタウンの様相を見せている。
- 東口から約1.3kmのところに国指定史跡の水子貝塚がある。
- コンビニの競争が激しく2006年だけでも、3店舗閉店している。
西口
- 淑徳大学(みずほ台キャンパス)
- 東武ストア
- サンクスみずほ台駅西口店『サンクスモデル店』
- セブン-イレブンみずほ台店
- ファミリーマートみよし台店
- 居食屋和民みずほ台西口駅前店
- マクドナルドみずほ台西口店
- 松屋みずほ台店
- サイゼリヤみずほ台店
- すかいらーくみずほ台駅前店
- 安楽亭みずほ台店
- ぼちぼちみずほ台駅前店
- さくら水産みずほ台西口店
- マルエツみずほ台店
- マツモトキヨシみずほ台店
- ワタナベストアーみずほ台店
- うなぎ・ふぐ 汐路
- 居酒屋ビッグ(大)西みずほ台店
- 割烹はなぶさ
- 平作みずほ台本店
- みづほラーメン
- 多国籍料理Paraiso
- 吉野寿司
- 彩花
- 俵屋
- 力
- 日本料理 活魚・鮨吾妻
東口
- ㈱住まいの情報館。みずほ台店
- セブンイレブンみずほ台駅東口店
- サンクス東みずほ台店
- 笑笑みずほ台東口駅前店
- 土間土間みずほ台店
- 牛角みずほ台店
- どっかん寿司みずほ台店
- 不二家富士見みずほ台店
- 馬車道富士見みずほ台店
- 一本堂みずほ台店
- ビッグ・エーみずほ台店
- 古本市場みずほ台店
- 博文堂書店みずほ台
- 手創り料理・地焼酎 菜月
- 駅前市場
- やきとりビッグ(大)
- 幸楽
- カフェドボガ
- サンキュウマン
- カフェライブバー@SOAR
- トムボウイダンスインスティテュート埼玉校
[編集] バス
- 東武バスウエスト
- 志28:みずほ台駅東口 - 岡ノ坂上 - 志木駅東口(1日1往復)
- 富士見市内循環バス
- みずほ台駅線:富士見市役所 - 水子貝塚公園 - みずほ台駅東口 - 水子貝塚公園 - 富士見市役所
- みずほ台・水谷東線:富士見市役所 - 水子貝塚公園 - みずほ台駅東口 - 水谷東公民館 - みずほ台駅東口 - 水子貝塚公園 - 富士見市役所
[編集] 歴史
- 1927年(昭和2年)2月1日:水谷信号所(現みずほ台駅)開設。貨物専用ホームがあった。
- 1938年(昭和13年)6月1日:水谷信号所廃止。
- 1951年(昭和26年)9月1日:運行本数の増加に対応するため、みずほ台信号所開設(旧水谷信号所)。
- 1954年(昭和29年)6月15日:みずほ台信号所~鶴瀬駅間複線化。
- 1954年(昭和29年)6月26日:みずほ台信号所廃止。
- 1954年(昭和29年)11月1日:志木駅~旧みずほ台信号所間複線化。
- 1977年(昭和52年)10月21日:みずほ台駅開業。
- 1987年(昭和62年)8月25日:和光市駅~志木駅間複々線化。営団地下鉄(現東京地下鉄)有楽町線営団成増駅(現地下鉄成増駅)~和光市駅間開通。相互直通運転開始(森林公園駅~和光市駅~新富町駅間)。
- 1988年(昭和63年)6月8日:有楽町線新富町駅~新木場駅間開業。直通運転延長開始。
- 1992年(平成4年)3月1日:自動改札機を設置開始。当初は池袋駅、みずほ台駅、川越駅、高坂駅の4駅に設置。
- 2006年(平成18年)12月9日:事務室側自動改札機一つを横幅拡張バリアフリー化(車椅子走行可能)。 PASMOの導入に伴い自動改札機をICカード対応にした。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード乗車券PASMOを開始。
- 2007年(平成19年)3月27日:多機能トイレ・エレベーター3基使用開始。
- 2008年(平成20年)6月14日:東京地下鉄副都心線開業に伴い、同線と相互直通運転開始。
[編集] 「水子」
- 開設当時の所在地だった「水子」という地名の由来の説は現在2つある。
- 古代には武蔵野丘陵の東端で、すぐそばまで海が迫っていたこの周辺の台地の至る所に湧き水があり、水処(みずこ)と名づけられ、それが「水子」となった。
- 「水子伝説」 - 旅の僧を泊めたところその家の娘が妊娠し、再び現れた僧をなじると僧は祈祷を行い、腹の子が水となって流れて行ったというもの。
[編集] その他
- 「水谷信号所」は東京から運ばれてくる屎尿をおろす場所として開設された。これは周辺農業に大きな貢献をしたという。
- 駅周辺は、とても発展しており多数の店舗がある。周辺踏み切りの幅員は狭かったため、自動車を利用するには不便だったが何度か拡幅工事をして整備した。
- 学習塾の競争が激しく、駅ビル内の関塾をはじめ、駅周辺東口に国大セミナー、栄光ゼミナール、山手学院進学教室、一橋ゼミナール、英友館、富士進学教室、拓人スクールIEなど。西口には、明光義塾、優伸学院、大江個人指導塾、穎明学院進学スクール、茗渓塾、葵塾、姫塾など計15校以上もある。埼玉県南部はニュータウンが多く(町民全体の年齢が若いのでその結果)児童生徒もまた多いことが特に小中学生を対象とする私塾の数に現れている。
- ふじみ野駅が開業する前は、みずほ台駅を急行の緩急接続駅とし、2面4線にする計画があった。というのは、現ふじみ野駅周辺は大土地主がいたため新駅を作ることは難航されると予想されていたからである。しかし土地を大量に手放したためふじみ野駅開業に至った、と言われている。
- 淑徳大学みずほ台キャンパスは、みずほ台駅のある富士見市でなく、西隣の入間郡三芳町にある。みずほ台駅近くのスクールバス乗り場からバスで約7分の場所にある。
- 駅がない三芳町の住民も、西口を利用している。
- エレベーター設置に際して、時刻電光掲示板と電線を吊るしている鉄塔の移動をした。
- エレベーターと多機能トイレの設置費用の一部は、国土交通省及び富士見市・三芳町が負担している。
- エレベーター3基は、直進2方向型出入口で車椅子にも対応している。1基の定員は11人。
- 2007年12月~2008年1月に駅改修工事を行い内装が綺麗なつくりになった。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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