RS-83 (ロケットエンジン)
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RS-83は再使用を目的として設計された液体水素を燃料とするロケットエンジンである。
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[編集] 概要
ロケットダインで開発された。海面高度で664000ポンド(301t)、真空中で750000ポンド(340t)の推力を目的として設計された。比推力は395秒(海面)~446秒(真空中)である。 RS-83の設計では高効率、軽量、強力、再使用に主眼が置かれている。RS-83はRS-68を元にしており、デルタⅣロケットに搭載される。 推力/重量比は52:1である。
[編集] 技術
多くの新技術が導入されている。その中の一つにスペースシャトルのエンジン(SSME)向けに開発された再生式チャンネルウォールノズル、流体軸受け等がある。
[編集] 出典
[編集] 参考
- J-2 (ロケットエンジン)
- RS-84