JR東日本DD18形ディーゼル機関車
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JR東日本DD18形ディーゼル機関車 | |||
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全長 | 35090mm | ||
全幅 | 2999.4mm | ||
全高 | 4076.9mm | ||
引張力 | 16200kg |
DD18形は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が保有する除雪用ディーゼル機関車である。
目次 |
[編集] 概要
奥羽本線の、福島駅~山形駅間における新在直通運転(ミニ新幹線化)に合わせて、同区間を標準軌化する事になったが、それに伴い降雪が激しいこの区間のために、専用の除雪車両を投入する必要が生じた。DD18形は、それに伴い従来機を改造した機関車である。後に、奥羽本線の大曲駅から秋田駅間と田沢湖線の標準軌化に伴い1両が増備された。2008年現在、3両が在籍するが、山形配置の車両は後継の除雪車両が登場することとなったため、2008年シーズン限りをもって引退することとなった。
番号の新旧対照は次の通り。
- DD18 1←DD51 796
- DD18 2←DD51 742
- DD18 3←DD51 783
[編集] 構造
機関車本体は、DD51形、ラッセルヘッド車はDE15形の前頭車を種車としている。改造内容としては、標準機への改軌が主であり、機関車本体の動力台車は、新製により賄われたが、機関車本体の中間台車と前頭車の台車は、種車のものを改造して使用している。種車であるDD51形の中間台車は空気バネ式であったが、軸重調整機能が必要なくなったために、改造時にコイルバネ式に変更された。自動列車停止装置は、ATS-S形からATS-P形に変更されている。
[編集] 関連項目
日本国有鉄道のディーゼル機関車 |
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