Internet Explorer for Mac
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Microsoft Internet Explorer for Mac | |
開発元: | マイクロソフト |
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最新版: | 5.2.3 (Mac OS X) / 5.1.7 (Mac OS) / 2003年6月16日 / 2003年7月11日(現在は公開終了) |
対応OS: | Mac OS X / Mac OS |
種別: | ウェブブラウザ |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: |
Internet Explorer for Mac(インターネット・エクスプローラ・フォー・マック、Internet Explorer Mac, Internet Explorer Macintosh Edition)は、Macintoshのプラットフォーム向けにプロプライエタリで開発されていたフリーのウェブブラウザ。
目次 |
[編集] 概要
Internet ExplorerのMacintosh版である。初期のバージョンはWindows版Internet Explorerと同じプログラムコードを用いて開発されていたが、バージョン5はTasmanレンダリングエンジンを用いて開発されている。
日本語版は、1997年1月16日発表のInternet Explorer 3.0 for Macintoshから提供され始めた[1]。
1997年のマイクロソフトとアップルコンピュータの間で交わされた業務提携により、Mac OS 8.1からMacintoshのデフォルトのブラウザとなった。Mac OS X v10.2までMac OSにデフォルトのブラウザとして提供されていたが、5年間の契約期間終了後、Mac OS X v10.3からはSafariがMac OS Xのデフォルトブラウザとなった。2000年3月27日以降マイクロソフトはバグフィックスやMac OS Xの新機能を利用するアップデートを除き、大規模なアップデートを行っていない。
[編集] 開発の終焉
2003年6月13日にマイクロソフトはInternet Explorer for Macの開発を終了すると発表し、2005年4月29日にリリースされたMac OS X v10.4 TigerからはOSに同梱されなくなっている。そして2005年12月31日をもってサポート終了、2006年1月31日に公開を終了し、以後はSafariなどの他Webブラウザに移行するよう薦めるアナウンスを行った。[2]
なお、2007年9月15日から9月16日にかけて行われたMozilla24にて、すでに開発が終了しているMac OS版Internet Explorerに対する開発再開の要望があり、これについてマイクロソフトでは「現在のところMac版IEの開発再開予定はない」と説明した上で、「ユーザーからの強い要望があれば、前向きに検討したい」とした[3]。
[編集] 脚注
- ^ http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1226
- ^ http://www.microsoft.com/japan/mac/products/ie/default.mspx
- ^ http://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/19455.html
[編集] 関連項目
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Gecko | Mozilla Firefox - Mozilla - Netscapeシリーズ - SeaMonkey - Sylera - Epiphany - Camino - Flock など |
KHTML (WebKit) | Safari - シイラ - Konqueror - OmniWeb - Swift など |
Trident(IEコンポーネント) | Internet Explorer - Lunascape - Sleipnir - Donut - ぶら。 - KIKI - Maxthonなど |
独自レンダリングエンジン | Opera - NCSA Mosaic - iCab - Amaya |
テキストブラウザ | Lynx - w3m - Links - ELinks など |
関連項目 | HTML - HTMLレンダリングエンジン - タブブラウザ - ブックマーク - 推奨ブラウザ - ネットサーフィン - Webサーバ - ブラウザ戦争 - フルブラウザ |