CMLL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
CMLL（シーエムエルエル、スペイン語ではセーエメエレエレConsejo Mundial de Lucha Libre）は、メキシコのプロレス団体。
目次 |
[編集] 概要
団体の活動中心はメキシコシティで、アレナ・メヒコでの定期興行が有名である。
設立は1933年。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において、世界最古の歴史を持つことが特徴である。1933年に『ルチャリブレの父』の異名を持つサルバドーレ・ゴンザレスにより興行が行われたのが団体の興りである。1960年代にエル・サント、ボビー・ボナレス、ターザン・ロペス、ゴリー・ゲレロらのスター選手を擁して勢力を拡大していった。1952年から1986年まではNWAにも属し、NWA加盟時に管理・運営を任されていた世界ライトヘビー級王座、および独自でNWA王座として認定していたミドル級・ウエルター級の王座に関しては、CMLLとして同名の王座もあるが、それと同時にNWA王座も存続している。
1990年に入り、それまでメキシコ国内では禁止されていたテレビ中継が解禁となり、一時期爆発的なブームとなる。
1992年にEMLLのブッカーのアントニオ・ペーニャが独立してAAAを設立。EMLLもCMLLとして再スタートし、1990年代中盤にはルードにターンしたエル・イホ・デル・サントとネグロ・カサスの抗争で人気を博した。
[編集] タイトルホルダー
- 管理・運営
- CMLL世界ヘビー級王座
- CMLL世界ライトヘビー級王座
- CMLL世界ミドル級王座
- CMLL世界ミニ-スター級王座
- CMLL世界スーパーライト級王座
- CMLL世界タッグチーム王座
- CMLL世界トリオ王座
- CMLL世界ウェルター級王座
- CMLL世界女子王座
- 管理のみ行なっていたタイトル。
- メキシコナショナルトリオ王座
- メキシコナショナルウェルター級王座
- 世界ライト・ヘビー級王座（NWA運営の下CMLLが管理）
- 世界ミドル級王座（上記と同じ）
- 世界ライト・ヘビー級王座（上記と同じ）
- UWA世界ヘビー級王座（UWAは消滅したが運営のみUWAが現在でも行ないCMLLが管理）
[編集] 提携団体
日本の新日本プロレスと提携関係にある。そのため、新日本プロレス所属の選手がメキシコ遠征の際に参戦することも多い。
