BMK推進運動
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BMK推進運動(びーえむけーすいしんうんどう)とは、京成グループで行っている接遇向上運動。 通年行われ、原則として毎日がBMKであるが、年2回、強調月間が行われる。春が4月16日~5月15日、秋が10月16日~11月15日。強調月間中はポスター、幟、横断幕を掲出してPRし、全社員がBMKバッジ(ワッペン)を着用する。(但し、オリエンタルランドグループ各社はディズニーとの契約の問題もあり、運動自体には参加するが強調月間中のPR活動は行わない)キャッチフレーズはすべての出会いに、ありがとう。
BMKとはベスト マナー 向上という一部が日本語による発音の頭文字ある。この種の略称には外国語発音の頭文字を使う企業が多いが、分かりやすさを優先し日本語発音の頭文字を採用。京成グループでの、日本語発音の略語を名称にした運動としては、他にもMSK運動というものも行っていた(MSK=マイク・積極・活用。バス運転士がマイクを使い積極的に旅客案内をする)。
また、他社での類似例として、東武バスの「OSK運動」(O:お客様、S:サービス、K:向上)などがある。
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[編集] イメージキャラクター BMK-MEN
BMK-MENは、アメリカンコミック風のキャラクター。男女4人。普段は京成グループ各社の平凡な社員だが、困っているお客様がいた場合「BMK-MEN」に変身し駆けつける。“困っているお客様は見逃せない!”がモットー。2006年春のデビュー。以来、BMK推進運動のポスターに登場。自ら「お客様の味方」と称している。
なお、デビュー当時のものには「To be continued…」と表記されており、2006年秋には予告通り続編ポスターが登場した。 お客様のスーツケースを運ぶ、鋼材を腕力だけで持ち上げる、手でレモンを絞ってジュースを作るといった活躍を見せる。2007年春も引き続き活躍。駅でお客様を案内したり、スーパーではお客様の手の届かない高い位置の商品を取ってさしあげたり、子供の玩具を修理したり、お客様のご意見を電話で受けたりしている。
但し、これらはあくまでもフィクションであり、実際に行う業務範囲とは異なるので、「このポスターはイメージです」と注意書きが添えられている(例えば、スーツケース等の手荷物は乗客が自己責任で運搬管理すべきものであり、駅係員が運搬するものではない)。
このように、ポスターの内容は社員向けといった感じだが、ポスターは一般利用者向けに駅や車内に掲出されている。
ちなみに、以前は社員が登場した一般的なポスターであったが、2006年春からBMK-MENのポスターとなり、その大胆なイメージチェンジは色々な意味で注目を集めた。
2007年秋のポスターはメンバー4人が手を組むだけのやや無難なデザインとなっている。
[編集] メンバー
京成電鉄乗務員・駅員(男性)、京成建設社員(男性)、リブレ京成店員(女性)、京成系事務員(女性)の4人。赤い服の女性事務員の勤務先は明らかではないが、電話で受けたお客様からの要望・意見を素早いタイピングでパソコンに打ち込んでいた(2007年春)こともあり、広報関係の仕事をしているようだ。全員が胸に「BMKマーク」をつけている。
1960年代から人気のアメリカンコミックX-MENにインスパイアされたものといわれている。
[編集] BMKお客様感謝フェスティバル
利用客とのふれあいを目的に、2001年からユアエルム八千代台店で11月上旬頃毎年行われている。2日間(土曜・日曜)行われることが多い。
ミニ電車の運転、臨時売店、ゲーム、ショーなどが行われる。他にも、グループ各社のブースが多数設けられ、多くの来場客で賑わう。
京成バラ園にも第2会場が設けられ、同時に行われる。
[編集] キャラクターショー
[編集] 2001年の内容
- それいけ!アンパンマンショー(11月10日)*ドリーミングコンサートつき
- ウルトラマンヒーローショー(11月11日)
[編集] 2002年の内容
- おジャ魔女どれみドッカーン!ショー(11月9日)
- それいけ!アンパンマンショーきみこそスターだ!だいこん役者 大騒動(11月11日)*ドリーミングファミリーコンサートつき
[編集] 2003年の内容
- ハローキティのハッピーフレンズショー(11月8日)
- わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ショー(11月9日)
- 千葉ロッテマリーンズ「マーくんと一緒にLet’s Dance!」(1・2日目共)*ダンスショー
[編集] 2004年の内容
- ふたりはプリキュアショー(11月6日)
- それいけ!アンパンマンショー(11月7日)
- 千葉ロッテマリーンズ「マーくんファミリーキャラクターショー」(11月6日)
[編集] 2005年の内容
- 千葉ロッテマリーンズショー(1・2日目共)
- ドラえもんショー(11月12日)
- ふたりはプリキュア Max Heartショー(11月13日)
- 外部リンク - 京成電鉄のニュースリリース
[編集] 2006年の内容
- ふたりはプリキュア Splash Starショー(11月11日)
- 轟轟戦隊ボウケンジャーショー(11月12日)
[編集] 2007年の内容
- ポケットモンスター『ポケモンナンバーワン決定戦』(11月10日)
- 獣拳戦隊ゲキレンジャー(11月11日)
- 外部リンク - 京成電鉄のニュースリリース
[編集] 関連
京成グループでは2006年末にもPASMOのサービス開始に伴い新規に参入するクレジットカード「京成カード」のマスコットとして「京成パンダ」なるパンダを模したキャラクターを採用している。こちらもBMK-MENと同様にインパクトを重視したデザインとなっており、その強烈な印象から、またも色々な意味で注目を集めることとなった。