1973年のJSL

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1973年のJSL（第9回日本サッカーリーグ1部および第2回日本サッカーリーグ2部）は1973年 7月20日から12月2日に行われた。優勝は、1部が三菱重工業サッカー部で2部は永大産業サッカー部であった。

JSL1部はワールドカップ・西ドイツ大会アジア予選の為、中断期間無しの変則日程となった。シーズンは三菱重工が第2節から14連勝のリーグ記録を達成するなど、2位の日立製作所に勝ち点差5を付けての独走優勝となった。三菱はMF森孝慈が豊富な運動量で攻守に奮闘、またベテランFWの杉山隆一が負傷を抱えフル出場は叶わないものの重要な局面で得点を決め、優勝の原動力となった。

また、JSL2部では永大産業が創部2年目でのJSL1部昇格というスピード出世を果たし話題となった。

[編集] 1部

[編集] 大会概要

開催期間：1973年 7月20日から1973年12月2日。
10チームに拡大。
外国籍選手に対し登録後6か月の出場制限期間導入。

[編集] 参加クラブ

[編集] 成績

[編集] 年間順位

順位	クラブ	勝点	勝利	引分	敗戦	得点	失点	得失差
1位	三菱重工	30	14	2	2	35	12	＋23
2位	日立製作所	25	12	1	5	35	18	＋17
3位	ヤンマー	23	10	3	5	40	17	＋23
4位	藤和不動産	21	9	3	6	29	22	＋7
5位	古河電工	21	9	3	6	31	27	＋4
6位	新日鐵	16	7	2	9	25	26	－1
7位	トヨタ自工	15	5	5	8	22	31	－9
8位	東洋工業	14	4	6	8	16	28	－12
9位	日本鋼管	12	4	4	6	22	30	－8
10位	田辺製薬	3	1	1	16	7	51	－44

優勝

JSL2部との入替戦

[編集] 得点ランキング

順位	選手名	所属クラブ	得点数
1	松永章	日立製作所	11
2	今村博治	ヤンマー	10
3	中村勤	藤和	10
4	釜本邦茂	ヤンマー	9
4	阿部洋夫	ヤンマー	9

[編集] アシストランキング

順位	選手名	所属クラブ	アシスト数
1	釜本邦茂	ヤンマー	9
1	田辺暁男	古河	9
3	吉村大志郎	ヤンマー	8
4	森孝慈	三菱重工	7
4	高田一美	三菱重工	7

[編集] 入替戦

[編集] 参加クラブ

日本鋼管（JSL1部9位）
田辺製薬（JSL1部10位）
永大産業（JSL2部優勝）
甲府クラブ（JSL2部準優勝）

[編集] 成績

JSL1部	第1戦	第2戦	JSL2部
日本鋼管	2-1	2-2	甲府クラブ
田辺製薬	2-1	0-2	永大産業

[編集] 来季の変動

日本鋼管はJSL1部残留。田辺製薬はJSL2部降格。
永大産業はJSL1部昇格

[編集] 表彰

賞	選手名	所属クラブ	受賞回数
得点王	松永章	日立製作所	2
アシスト王	釜本邦茂	ヤンマー	初
アシスト王	田辺暁男	古河電工	初
ゴールデンボール賞	松永章	日立製作所	2
シルバーボール賞	釜本邦茂	ヤンマー	初
新人王	阿部洋夫	ヤンマー	_
年間優秀11人賞	横山謙三	三菱重工	6
	荒井公三	古河電工	2
	大仁邦彌	三菱重工	初
	山口芳忠	日立製作所	6
	落合弘	三菱重工	2
	セルジオ越後	藤和不動産	初
	森孝慈	三菱重工	3
	杉山隆一	三菱重工	8
	松永章	日立製作所	2
	中村勤	藤和不動産	初
	高田一美	三菱重工	2

[編集] 2部

[編集] 大会概要

10チームで2回戦のリーグ戦で行われた。

[編集] 参加クラブ

日本軽金属サッカー部は会社からの支援を打ち切られたため廃部し、羽衣クラブに移管した。

[編集] 成績

[編集] 年間順位

順位	クラブ	勝点	勝利	引分	敗戦	得点	失点	得失差
1	永大産業	26	11	4	3	51	24	＋27
2	甲府クラブ	26	12	2	4	39	25	＋14
3	読売クラブ	24	10	4	4	40	21	＋19
4	富士通	22	9	4	5	33	28	＋5
5	電電近畿	21	8	5	6	31	29	＋2
6	大日日本電線	16	6	6	7	30	34	－4
7	京都紫光クラブ	14	5	4	9	31	35	－4
8	帝人松山	13	4	5	9	21	43	－22
9	豊田織機	9	2	6	11	30	34	－4
10	羽衣クラブ	9	3	3	12	25	48	－23

JSL1部との入替戦

社会人との入替戦

[編集] 入替戦

[編集] 参加クラブ

豊田自動織機（JSL2部9位）
羽衣クラブ（JSL2部10位）
住友金属工業蹴球団（全国社会人サッカー選手権大会優勝）
日立製作所茨城日立サッカー部（全国社会人サッカー選手権大会準優勝）

[編集] 成績

JSL	第1戦	第2戦	社会人
豊田織機	1-1	1-2	茨城日立
羽衣クラブ	2-2	1-2	住友金属

[編集] 来季の変動

豊田自動織機と羽衣クラブは地域リーグ降格。
住友金属と茨城日立はJSL2部昇格。

[編集] 表彰

賞	選手名	所属クラブ	備考
得点王	中村道明	永大産業	21得点
アシスト王	中村道明	永大産業	10アシスト

日本サッカーリーグ
1965 \| 1966 \| 1967 \| 1968 \| 1969 \| 1970 \| 1971 \| 1972 \| 1973 \| 1974 \| 1975 \| 1976 \| 1977 \| 1978 \| 1979 \| 1980 \| 1981 \| 1982 \| 1983 \| 1984 \| 1985 \| 1986/87 \| 1987/88 \| 1988/89 \| 1989/90 \| 1990/91 \| 1991/92

カテゴリ: JSL | 1973年のサッカー

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1973年のJSL

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目次

[編集] 1部

[編集] 大会概要

[編集] 参加クラブ

[編集] 成績

[編集] 年間順位

[編集] 得点ランキング

[編集] アシストランキング

[編集] 入替戦

[編集] 参加クラブ

[編集] 成績

[編集] 来季の変動

[編集] 表彰

[編集] 2部

[編集] 大会概要

[編集] 参加クラブ

[編集] 成績

[編集] 年間順位

[編集] 入替戦

[編集] 参加クラブ

[編集] 成績

[編集] 来季の変動

[編集] 表彰

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