龍が如く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
---|---|
対応機種 | プレイステーション2[PS2] |
開発元 | セガ |
発売元 | セガ |
人数 | 1人プレイ専用 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2005年12月8日 2006年10月26日(PlayStation 2 the Best) |
価格 | 7140円 廉価版:1890円 |
対象年齢 | 18才以上対象 →D 17才以上対象へ変更 |
コンテンツ アイコン |
セクシャル 犯罪 ギャンブル |
売上本数 | 約30万本 廉価版:約30万本 |
その他 | 名越稔洋プロデュース |
『龍が如く』(りゅうがごとく)は、セガから発売されたプレイステーション2のゲームソフト。シナリオ監修を作家の馳星周が担当している。CEROの年齢レーティングでは18才以上対象となっていたが、後のレーティング規制見直しによって、D 17才以上対象ソフトへと変更になった。廉価版、続編含め全世界累計発売本数は170万本を突破した。
目次 |
[編集] 概要
リアルに再現された箱庭(街並み)の中を自由に移動することができるゲームである。武器や食料などのアイテムが実に多種多様にあり、現実感を演出している。本筋とは関係の無いミニゲームも多く、中には、キャバクラをシミュレートした物まで存在する。自らの足で移動し、戦闘がエンカウント制で主にバットなどの打撃や素手によるコンボ技がメインである。更に、敵に攻撃を当てる事などで「ヒートゲージ」が上昇していき、これがある程度溜まると地形や武器などを利用した「ヒートアクション」が使用できる。条件によって様々な種類のヒートアクションが発現する。
過去にセガが発売した『シェンムー』(町の住民のすべてに話し掛けられる上、フルボイス)『ダイナマイト刑事』(1対多で戦う3D格闘アクション、落ちているアイテムなら刀や銃器、イスやテーブル、看板や消火器といった背景物、はては料理用のコショウなども武器として使用できる)といったゲームと共通点が多く見られている。
2006年3月24日、桐生一馬の青春時代を描いた船木誠勝主演の映画『龍が如く 〜序章〜』(アメリカやヨーロッパでは「Yakuza」と言うタイトルで2006年9月に発売)がDVDで発売された。また、2006年10月26日に続編の予告編DVD付いた廉価版、2006年12月7日には『龍が如く2』を発売。2007年3月3日には北村一輝主演の映画『龍が如く 劇場版』がより東映系で公開された。2008年3月6日には『龍が如く 見参!』(プレイステーション3)が発売された。
[編集] ストーリー
親友と愛する女のために親殺し(組長殺し)の罪をかぶり、懲役10年の刑を終えて神室町に戻ってきた主人公「桐生一馬」は母を捜す少女と出会う。その少女「遥」は、かつて行方不明となった100億円の鍵を握るといわれ、様々なヤクザ勢力に狙われていた。遥を守るために戦う桐生は、戦いの中で「人として生きることの意味」を見出すこととなる。
[編集] 登場人物
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
- 桐生一馬 - 黒田崇矢
- 身長184cm、体重88kg、1968年6月17日生まれのO型
- 37歳。元東城会堂島組舎弟頭補佐。「堂島の龍」の異名で呼ばれ、100億事件の後に伝説の極道と言われるようになる。強い正義感と情の厚さを兼ね備えた、仁義に生きる男。親友である錦山と由美とは孤児院「ヒマワリ」で一緒に育った仲。10年前、由美を守る為に「親殺し」をしてしまった錦山の身代わりとなって刑務所に入り、組からは縁を切られて堅気になる。出所後、100億円を巡る東城会内の内ゲバに巻き込まれる。最終的に、世良の遺言状の内容に従い、東城会4代目会長として神宮、錦山と決着を付ける。しかし、後日正式に襲名したのと同時に引退し、寺田に5代目を襲名させて、堅気として遥と共に生きていく道を選ぶ。続編2の主人公でもある。
- 屈強な男たち数十人をたった一人で倒し、さらには政府所属の特殊部隊(拳銃・ナイフ装備)さえ素手で制圧してしまう程の戦闘能力を持つ。
- 澤村遥 - 釘宮理恵
- 身長約120cm。体重、生年月日、血液型いずれも不明(年齢は9歳)
- 9歳。100億の手掛かりとなるペンダントを持つ少女。何の皮肉か、桐生・錦山・由美の3人が育った「ヒマワリ」にいた。ある日、母を捜すためにヒマワリを飛び出し、神室町で桐生と出会う。見かけによらず肝が据わっており、ヤクザである桐生に対して臆することもなくおねだりする。実は由美と神宮の一人娘。
- ソープランドがどんな所であるかを知っていたり、地下カジノや賭場に来た際に初めて来た訳ではない様な素振りを見せたりと、子供なのに大きな声では言えない情報や場所に対する造詣が非常に深い。ゲーム中の桐生へのおねだりシーンでは、子供とは思えないほど短時間に大量にものを食べる描写がある。
- 風間新太郎 - 渡哲也
- 60歳。東城会直系風間組組長。”東城会の殺し屋”と呼ばれていた凄腕の元ヒットマン。温厚かつ慈悲的な人格とは裏腹に天才的な銃の腕を持ち、二挺拳銃と軽い身のこなしでターゲットを次々と亡き者にしていた。幼少時代から桐生を世話し続けた、桐生にとっては実の父のような存在。12年前に桐生を助ける為に足を負傷して以来、歩くのに少し不自由している。一体何故ヤクザになったのか疑わしくなる程の人格者であり、自分に親を殺されたせいで孤児になった子供たちへ、贖罪の為に養護施設(孤児院)「ヒマワリ」を私財で創設した。桐生が出所した際、世良の葬儀に桐生を呼び出し由美について話そうとするが錦山に狙撃され重傷を負う。その後シンジの手引きで寺田の元に身を寄せることになる。桐生に美月と由美について、そして百億円事件の真相を伝える。その直後襲撃してきた嶋野が投げた手榴弾から遥を庇い致命傷を負ってしまう。最後は桐生に世良の遺言状を渡し、桐生の親を殺したのは自分であると侘び、ひまわりは自分が殺した人間の子供を養うために作ったと告白し、息を引き取る。
- 錦山彰 - 中谷一博
- 身長180cm、体重79kg、1968年10月8日生まれのAB型
- 東城会直系錦山組組長であり、桐生の親友。桐生からは「錦」、由美からは「錦山君」と呼ばれていた。常に超えられない存在であった桐生に多少のコンプレックスを感じていた。10年前、神室町でホステスをしていた最愛の女である由美が、所属する堂島組組長の堂島宗兵に拉致された為、堂島宗兵を殺害。その「親殺し」の罪を被って桐生が刑務所へ入り、由美は事件のショックで記憶喪失になった上、その後入院した病院から姿を消してしまう。更に妹が闘病の末に病死したことにより桐生へのコンプレックスが肥大化し、誰も信じなくなってしまった。その後、あらゆる手段でのし上がり、行く行くは東城会の頂点に立とうとしていたが、心の中では桐生との友情を大切に持ち続けていた。桐生との最終決戦に敗北後、完全に吹っ切れたのか、最期は神宮を刺し、爆弾に発砲して神宮(と彼の100億円)を道連れに、親友として桐生の目の前で散華するというケジメの付け方をした。
- 澤村由美 - 上坂都子
- 身長165cm、体重45kg、1971年6月30日生まれのB型
- 桐生や錦山とはヒマワリで共に育った親友であり、二人の妹的存在。二人が東城会に入った後、短大を卒業して独立。神室町で立身する為、セレナでホステスとして働くが、10年前に東城会の大幹部である堂島宗兵によって拉致され、力ずくでモノにされそうになった所を錦山に助けられたが、その錦山の手により堂島宗兵は死亡。錦山が堂島宗兵を殺害するまでの一部始終を目にしていて、そのせいで精神に多大なショックを受け、記憶を失ってしまった。その後、彼女は入院していた病院と桐生達の前から忽然と姿を消し、そのまま消息不明となってしまう。
- 澤村美月
- 澤村由美の妹で、「アレス」のママ。その正体は・・・。
- 伊達真 - 山路和弘
- 41歳。捜査四課刑事。10年前は一課にいたが、堂島組組長堂島宗兵殺害の件に固執し過ぎた為に四課に左遷させられる。個人的な思惑から桐生に協力するようになる。そして一人娘・沙耶との和解を経て、桐生の掛け替えの無い友の一人となる。100億を巡る事件の終結後、辞職して沙耶と一緒に暮らす道を選んだ。ちなみに警視庁ではその一件と、辞職時に辞表を叩き付け、更に神室署の署長を殴りつけたことが伝説のように語られている(龍が如く2のムービーで判明)。
- 麗奈 - 三原じゅん子
- 由美が勤務し、桐生や錦山が入り浸るスナック・セレナのママ。3人のよき理解者であり、それぞれをまるで身内のように見守っている。(10年前の)店は桐生と錦山が入り浸っているせいか閑散としていた。現在、顔馴染みが来る時だけセレナを営業している。実は錦山のことを愛しており、桐生たちの動向を錦山に伝えていた。しかし、桐生達を見て考えを改め、桐生達に自らが行ったことと謝罪を置手紙で知らせ、そして自らの罪を清算するため錦山を殺そうとするが、返り討ちにあい死亡する。
- サイの花屋 - 藤原喜明
- 治外法権の無法地帯・『賽の河原』を支配する凄腕の情報屋。実は伊達の元同僚であり、情報横流しを彼に告発された過去がある。本名は不明。「サイの花屋」という偽名は、賽の河原の『賽(サイ)』と、警察官だった頃に花束を使って情報を横流ししていたことに由来する。タカシという一人息子がいる。
- 田中シンジ - 山口孝史
- 桐生の元舎弟で、桐生が10年前錦山の親殺しの罪を被って刑務所に入ったことをきっかけに、錦山組の一員となる。しかし、組に縁を切られて堅気になって出所した桐生に、舎弟の時と同等の信頼を寄せ、色々と手助けをしてくれたが、ストーリーの半ばで麗奈共々殺害されてしまう。命尽きる最後まで桐生を信じきる態度と、龍が如く2で偽桐生&偽シンジのコンビがサブストーリーとして出て来るという事柄があるところから推測すると、周囲にも判るほどの高い信頼を桐生に寄せていたことが伺える。
[編集] 東城会
関東一円のヤクザを束ねる一大組織。作中での嶋野の発言によると、構成員は2万5千人に上る模様。
- 世良勝 - 水木龍司
- 東城会三代目会長。錦山から「100億盗まれたのは本当か」と言う質問に答えた数日後、暗殺された。若干四十代でこの地位に上り詰め、一馬が出所した十年後も、この地位に居座り続けていた。頭の切れる人物。実は、神宮と繋がっていてバックアップを行っており、神宮から邪魔になった遥と由美の抹殺を命じられるが風間に説得され暗殺を取りやめ、風間と由美と共に神宮から100億を盗み出した。
- 嶋野太 - 楠見尚己
- 東城会直系嶋野組組長。東城会きっての武闘派。頭を綺麗に剃り、背中に虎の刺青を背負う。堂島宗兵の弟分であった。東城会跡取り争いではさまざまな手を使ってきた。桐生との二度の戦いに敗北した末、寺田の銃撃により死亡。しかし死に際に投げた手榴弾が風間に直撃することになった。
- 真島吾朗 - 宇垣秀成
- 東城会直系嶋野組若頭兼真島組組長。「嶋野の狂気」という通称が付くほどの凶暴な暴力衝動の持ち主で、敵だけでなく子分達をも平然と血祭りにあげる。ただし、彼は自らの暴力衝動を抑えきれないのではなく抑える意思がないだけで、子分達に手を上げるのは子分達の側に非があった場合(筋の通らない真似をしたり、場の空気が読まない行動をした時等)のみである。その為、子分達からは慕われている様子。蛇柄のジャケットと左目の眼帯がトレードマーク。桐生を大層気に入り、更にライバル視もしているため、彼を自分の手で倒すことに拘っている。事実、桐生との初対決に敗北後、ドス片手に桐生に突きかかった子分から彼を庇い重傷を負っている。桐生曰く、「よく分からない男」。桐生のことを「桐生チャ~ン(”き”の発音は↑)」と呼ぶ。荷台に子分達を乗せた数台のトラックの内一台を自ら運転し、会員制高級ソープランド・桃源郷に突っ込ませる等、言動だけでなく行動も大胆である。この際、もう一度桐生と対決するが、傷が完治していなかったのも手伝ってか、敗北した。正直な女が好み。
- 堂島宗兵
- 東城会直系堂島組組長。欲しい物は力で獲るという強引な方法で神室町と東城会を牛耳ってきたが、由美を拉致した為、逆上した錦山に銃殺される。風間と嶋野にとっては渡世の父親分にあたる人物。傍若無人な言動、攻撃的な思考の持ち主だが、先を読む洞察力や戦略の面に長けている。子分達から非常に慕われており、作中で彼のことを悪く言っていたのは錦山だけだった。
- 堂島弥生 - 福島おりね
- 堂島宗兵の妻。真に堂島宗兵を愛していた。夫を殺害した犯人とされている桐生に敵討ちをするが、桐生の説明で親殺しの事件の真相を知って敵討ちを中断。100億事件も含めた一件を一時は桐生に預けることになる。
- 新藤浩二
- 錦山組の若頭。頭である錦山に忠実。錦山の指示で舎弟達と共に桐生に襲い掛かるが、敗北する。愛用の武器は居合刀。
- 荒瀬和人
- 錦山組の若中。銃狂いで知られており二丁の拳銃を武器に戦う。麗奈を殺した張本人だと思われる。赤いコートに二丁拳銃という出で立ちがデビルメイクライという別のゲームの主人公・ダンテに似ている。身のこなしが素早く、攻撃しても簡単にすり抜けてしまう。また、銃荷は何か特殊な改造が施されている模様。
[編集] 東城会以外の組織の人物
- 寺田行雄 - 乃村健次
- 41歳。近江連合執行部の一員。風間と深い繋がりがあるらしく、本人曰く、返しても返し切れない恩があるとのこと(このことは続編の「龍が如く2」で明らかになる)。桐生に人格を認められ、5代目東城会会長に就任した。
- 劉家龍(ラウ・カーロン) - 龍澤慎一
- 中国人マフィア・蛇華の総統。一流の拳法家でもあり、己の実力だけでのし上った叩き上げ。それだけに商売人肌であり組織の収入支出に敏感で、100億を入手した際の取り分が予想未満だったことに腹を立て、遥を捕らえた際に手に入れたペンダントを、嶋野ではなく錦山に売った。12年前には偽造パスポートの代金値下げの為に桐生を拉致し、威嚇のために凄惨な拷問にかけた上でなぶり殺しにしようとした。(風間が単身殴り込んだ為失敗に終わっている)自身の実力を過信し易い傾向にあり、拳法の師である白蓮師から送られたメモでそのことを指摘されていた。(メモ自体は条件を満たせば入手可能)戦闘ではバリエーションが豊富で薙刀、二刀流での青龍刀、クンフーを使う。龍が如く2ではサブイベントとして、師匠の白蓮師が登場する。遥を拉致するが、助けに来た桐生によって倒された。
- 神宮京平 - 吉田裕秋
- 警察庁出身の代議士兼、政府直属の隠密部隊・MIAの隊長。10年前は理想と信念を尊ぶ好漢であり、その時に記憶を失った由美と出会い、彼女との間に遥を儲けた。当時は世良の協力を得ていたが、ある時当時の総理の娘との縁談に応じ、他人から与えられた権力を手に入れたのを機に金と出世と権力に溺れてしまう。その後、東城会を利用してマネーロンダリングを繰り返し、不正に富を築くようになる。そして、世良に由美と遥を殺害させようとするがそれが失敗したことと、世良が裏切った挙句東城会に預けた100億円を盗んだことに気付き、錦山に100億円の情報を流してその混乱に乗じ、東城会を切り捨てて近江連合に鞍替えしようとした(前述の100億は近江連合への手土産だった)。桐生に敗北するも、それでも諦めなかった為、最期は錦山に刺された上に、自分の100億諸共彼の散華の道連れにされてしまう。その直後、彼の100億円はその殆どが爆風によって周囲の空に舞い散り、現場(ミレニアムタワー)付近にいた人達のクリスマスプレゼントと化した。彼の罪は伊達いわく贈収賄、銃刀法違反、殺人教唆等らしい。
- 近江連合・林弘- 菅田俊
- 関西の大組織、「近江連合」出身の極道。遙をさらいに登場する。続編の「龍が如く2」でも登場する。
[編集] 神室町の住人達
- 一輝 - 土田大
- ホストクラブ・スターダストの店長。風間新太郎に大層世話になってるらしく、恩返しとして桐生の手助けをしてくれる。
- ユウヤ - 三宅健太
- ホストクラブ・スターダストの店員の一人。やや直情的で、親殺しの一件で組から縁を切られて堅気になった桐生を、店にみかじめ料(=挨拶料、ショバ代、守料の意)を取立てに来たヤクザと勘違いし、桐生の説明や説得に聞く耳を持たずに襲い掛かったりするという一面がある。しかし、事情を知ると、一輝と共に桐生の手助けをしてくれる。ストリッパーをしている恋人がおり、サブイベントに登場する。
- 沙耶 - 岡田明奈
- 伊達真の一人娘。約束を守らない父親に嫌気が差し、スターダストに通い詰めになる。そこで出会った翔太の常連となるが、これが後に深刻な事態へと発展することになる。
- 翔太
- ホストクラブ・スターダストの店員の一人。しかし彼の正体は…
- 跡部組・若頭 - 勝矢秀人
- 医者・柄本 - 工藤俊作
- さまざまな事情で正当な治療を受けられない「わけあり」な人たちを治療する医者。患者であれば、やくざでも不法滞在の外国人でも、金を持っていないホームレスでも平等に治療を施す。なお、経費及び生活費は風間『社長』の援助で賄っている。
- 囚人番号1356 - 鈴置洋孝
- 桐生が刑務所に居た時、襲い掛かってきた一人。桐生と交わす会話等からして、堂島宗兵を慕っていた組員が親殺しの(罪を被った)桐生に向けた差し金であることが伺える。
- 平田 - 金谷ヒデユキ
- ピースファイナンス社長。ゲームのストーリーの最初に、桐生がシンジに頼まれて借金の取立てに向かった会社の社長。戦闘の操作方法の手引に使われたキャラで、夜逃げの最中(?)だった所を桐生に(戦闘方法の手引きついでに)制され、借金を取り立てられた。ストーリーが進むと桐生に報復にくる。
- アケミ - 吉沢キヨ
- 古牧宗太郎
- 剣術・体術・ケンカ殺法に精通し、その全てを極めた伝説の格闘家。かなり古くから伝わる、古牧流古武術の正統継承者であり、独自にその古牧流を現代風にアレンジ(弓は銃に置き換えて等)して発展させた、現代版古牧流古武術を使う。現在は賽の河原に滞在している(龍が如く2ではチャンピオン街にあるホワイトエッジのアジトだった場所に滞在している)。ゲーム中では桐生に古牧流の奥義を伝授する。また、地下闘技場でもその姿を現すが、かなりの強敵であり、倒すのは至難の技である。
- リングアナ - ケイ・グラント
- ゲーリー・バスター・ホームズ
- 賽の河原の住人である黒人男性。過去3年間賽の河原の地下闘技場で全勝無敗の戦績を出し、『無敗の地下王者』と呼ばれる。最初に桐生を地下にいる花屋の場所へ案内するが、地下闘技場で対戦相手としてまた出会うことになる。流暢に日本語を話すことができるが、意味を分かっていない単語もあるらしく、桐生に指摘された。龍が如く2にも登場。
- ホームレス - ハッピハッピー。
- マイ - みひろ
- 神室町で酔っ払いにからまれているところを桐生に助けられ、自分の知っている店というバーに案内し、一緒に酒を飲む。しかし彼女の正体は…
- ゆず - 愛川ゆず季
- ヒロミ - 相澤仁美
- 亜門 丈
- 条件を満たすことで登場する隠しボス。龍が如く2にも登場する。
[編集] 劇中の主な用語
- 堂島の龍
- 堂島組構成員時代の桐生の異名。凄腕の彫師・歌彫によって背中に彫られた龍の入れ墨に由来する。なお、錦山の背中には歌彫作の「龍門を昇る鯉」の入れ墨が彫られている。
- 堂島組
- 桐生と錦山がかつて所属していた組。堂島組長の死後、風間組に吸収合併された。
- 近江連合
- 関西一円を束ねる組織。2では関西のヤクザとして物語の重要な鍵の1つとなる。
- 親殺し
- ヤクザ語で、自分が所属する組の組長を殺す事。これをやった者は絶縁(軽くても破門)され、服役中・出所後問わず命を狙われる。作中では錦山がやったが、桐生がその罪を被った。
- 神室町
- 今回舞台となる街の名前。モデルとなった街は新宿歌舞伎町だと思われる。