鳥居泰彦
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鳥居 泰彦 (とりい やすひこ、1936年10月15日 - ) は東京都生まれの経済学者。専門は統計学・経済発展理論。
茨城県立水戸第一高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業。慶應義塾大学経済学部助手、助教授を経て1976年教授に就任。1989年には慶應義塾大学経済学部長、1993年に慶應義塾長 (慶應義塾大学長兼、学校法人慶應義塾理事長)となる。
慶應義塾塾長在任中は地方自治体と連携し学術研究施設として神奈川県川崎市に新川崎タウンキャンパスを、山形県鶴岡市には鶴岡タウンキャンパスを開設した。また社会人教育を目的とした丸の内シティキャンパスを開業した。2001年には看護医療学部を新設している。ただ相次ぐ規模拡大に対し、学内では大学予算の健全性を損なうと不安が高まり、2001年5月の塾長選挙で理工学部長の安西祐一郎に敗れ、学事顧問へ退いた。
2002年に日本私立学校振興共済事業団理事長就任。中央教育審議会会長、東芝取締役、財団法人防衛大学校学術・教育振興会理事等。
[編集] 社会的活動
- 文部科学省中央教育審議会会長(第1期~第3期)
- 同 国立大学法人評価委員会委員(第1期~第2期)
- 日本学術振興会21世紀COEプログラムプログラム委員会委員(平成18年度)
- 同 グローバルCOEプログラムプログラム委員会委員
[編集] 主な著書
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