駒ヶ峯城
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駒ヶ峯城（こまがみねじょう）とは、福島県相馬市にあった伊達氏の支城である。駒ヶ嶺所とも称した。仙台藩の城砦の一つ。
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[編集] 概要
この城郭は当初は相馬氏の支城であり、相馬盛胤が戦国時代の永禄末～天正4年（1570年）に築城したものと伝わる。
[編集] 歴史・沿革
[編集] 安土桃山時代
伊達輝宗、政宗親子がしばしばこの地に攻め込み、相馬盛胤、義胤親子と戦い、政宗は天正17年（1589年）年この城を陥れた。以後は伊達氏のものとなり、相馬氏に対する押さえの城として用いられた。伊達氏はこの城を黒木氏、次いで桜田氏に任せた。
[編集] 江戸時代
新田氏、富塚氏が入り、享保3年（1718年）より宮内氏の治めるところとなった。明治維新まで同氏が城主として藩境を警護する任に就いた。戊辰戦争時には仙台藩の拠点となったが、西軍の攻撃により落城した。
[編集] 構造
縄張りは本館の高さ13丈、東西24間、南北32間、西館東西10間、南北18間である。本館を中心に西館、三の館の三連郭からなり、西から北西にかけ二重堀を巡らせている。内堀は各郭間に及び、これを土橋で結んでいる。本館の崖下には二の館と腰郭があり、堀が巡っている。
