餘部駅
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餘部駅 | |
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普通列車停車時のホーム |
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あまるべ - Amarube | |
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道 |
所属路線 | 山陰本線 |
キロ程 | 187.2km(京都起点) |
所在地 | 兵庫県美方郡香美町香住区余部字ナワテ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
140人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1959年(昭和34年)4月16日 |
備考 | 無人駅 |
餘部駅(あまるべえき)は、兵庫県美方郡香美町香住区余部にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
駅名と地名の読みは同じだが、漢字表記が異なる。この駅の開業が1959年であり、1930年に開業した姫新線の余部駅(よべえき)との重複を避けたためといわれる。
目次 |
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線のみの地上駅。無人駅で、自動券売機や乗車駅証明書発行機も設置されていない。棒線駅のため、ホームは豊岡方面と浜坂方面の共用である。
便所は、男女共用の汲み取り式のものがあるが、2006年12月31日現在、利用できなくなっている。下(国道沿いの広場)の便所を利用するよう案内されている。駅ノートがあり、余部橋梁保存運動に関する記載も数多い。
[編集] 利用状況
2006年度の1日あたりの平均利用者数(乗車人員)は140人である(兵庫県統計書より)。
2004年度は92人であったが、余部橋梁(余部鉄橋)を見るために降りる観光客が増えてきている。
[編集] 駅周辺
余部橋梁が駅のすぐ東側に架かる。橋梁を望む展望台が駅裏手にあったが、橋梁の架け替え工事に伴い、2008年4月11日をもって閉鎖された[1]。
余部の集落は鉄橋の直下にあり、駅からは長い坂道を下りていく必要がある。この坂道には階段がなく、雪の積もる冬場には滑落の危険があるほど急である。また幅が狭いため自動車は通れず、駐車場が坂道のふもとに設置されている。この道も橋梁工事のため2008年2月に一部付け替えられている[2]。
- 余部海水浴場
- 余部郵便局
- 国道178号
[編集] 歴史
- 1959年4月16日 - 国鉄の駅として開業。旅客営業のみ。
- 駅の開業に際しては、地元の小学校児童の要望がかなり強かったことが影響している。その昔自家用車などもなかった頃、餘部集落の人たちが山陰線で町に出るためには、徒歩で余部橋梁を渡り、トンネルをくぐって隣の鎧駅まで行かねばならなかったという。建設の際は住民たちも駅造りを手伝い、その様子を描いた壁画がホーム傍に立てられている。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 2004年 - この年より、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなどの多客時に臨時快速列車あまるべロマンの運行が開始され、同列車の停車駅となる。
- 2008年2月29日 - 余部橋梁工事のため、仮設の通路と踏切が設置される[2]。
[編集] その他
第3回近畿の駅百選選定駅である。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 余部橋梁(新橋)架替工事の状況について 香美町ウェブサイト 2008年6月7日閲覧
- ^ a b 余部駅の仮設踏切利用開始 新鉄橋完成まで 日本海新聞2008年3月1日 2008年6月7日閲覧
[編集] 外部リンク
山陰本線(城崎温泉-鳥取) |
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