飯島誠 (自転車選手)
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飯島 誠(いいじま まこと、1971年2月12日 - )は、東京都出身の自転車競技選手である。トラックレース・ロードレース両方で活躍している。
[編集] 来歴
中学3年時に東京都日野市のショップ「ツルオカ」のクラブチームに加入し、自転車競技を始める。飯島の身体能力は当時から別格で、いきなりクラブの練習で和田峠などに連れて行かれても楽々と追走していたという[1]。
その後八王子工業、中央大学を経て、スミタラバネロパールイズミに加入。現在はチームブリヂストン・アンカーに所属。プロになってからも多摩川サイクリングロードで練習することが多く、栗村修らと「多摩川連合」なるグループを作っていた。
ロードレースとトラックレースの兼用選手。とりわけトラックレースでは、シドニーオリンピック、アテネオリンピックに出場(いずれもポイントレース)。さらにポイントレースの北京オリンピック出場権を獲得し、2008年5月7日、北京オリンピックトラックレース日本代表選手に選出された。
[編集] 註
[編集] 主な成績
- 1997年・1998年 ロードポイントランキング1位
- 2000年 シドニーオリンピックポイントレース16位
- 2001年 ツール・ド・おきなわ優勝
- 2002年 ツール・ド・チャイナ個人総合優勝
- 2004年 アテネオリンピックポイントレース16位
- 2004年 トラックレース世界選手権ポイントレース6位
- 2004年 W杯ポイントレース第3戦5位・第4戦4位
- 1999年・2004年・2005年 全日本選手権タイムトライアル優勝
- 2006年 アジア選手権ポイントレース優勝