飛鳥高
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飛鳥 高(あすか たかし、1921年2月12日 - )は、日本の小説家、推理作家。
目次 |
[編集] 人物
山口県出身。旧制山口高等学校、東京帝国大学工学部卒業。本名は烏田専右(からすだ せんすけ)。工学博士、一級建築士。ポリテクニックコンサルタンツ社長、清水建設常務取締役などに就任した。本名ではコンクリート工学の論文も執筆している。
[編集] 経歴
- 1946年 「犯罪の場」が探偵小説雑誌『宝石』(岩谷書店)の第1回懸賞募集に入選。
- 1957年 『背徳の街』(後に『疑惑の夜』と改題)が第3回江戸川乱歩賞の最終候補作となる。
- 1959年 『疑惑の夜』が、東映により監督:小林恒夫、主演:高倉健で映画化される(映画のタイトルは『疑惑の夜』)。
- 1961年 『死を運ぶトラック』が、東宝により監督:福田純、主演:佐藤允で映画化される(映画のタイトルは『情無用の罠』)。
- 1962年 『細い赤い糸』で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞。
[編集] 著作
[編集] 長編
- 疑惑の夜 (1958年)
- 死を運ぶトラック (1959年)
- 甦える疑惑 (1959年) - 後に灰色の川に改題。
- 死にぞこない (1960年)
- 崖下の道 (1961年)
- 細く赤い糸 (1961年)
- 虚ろな車 (1962年)
- 顔の中の落日 (1963年)
- 死刑台へどうぞ (1963年)
- ガラスの檻 (1964年)
- 青いリボンの誘惑 (1990年)
[編集] 短編
- 犯罪の場
- みずうみ
- 犠牲者
- 暗い坂
- 七十二時間前
- 加多英二の死
- ある墜落死
- 二粒の真珠
- 逃げる者
- 悪魔だけしか知らぬこと
- 金魚の裏切り
- 古傷
- 満足せる社長
- 安らかな眠り
- こわい眠り
- 疲れた眠り
- 細すぎた脚
- 月を掴む手
- お天気次第
- 大人の城