風船太郎
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風船太郎(ふうせんたろう、本名:香田英一。1968年7月13日 - )は、岐阜県出身の大道芸人である。
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[編集] 略歴・人物
岐阜県立大垣北高等学校を卒業後、国立静岡大学に進学。静岡大学在学中にワーキングホリデー制度でカナダへ行った際にジャグリングと出会う。サラリーマン等の経歴を経た後、2000年4月に大道芸人Ichiとして活動を開始し、2003年10月に現在の芸名に改名した。2005年2月に有限会社 風船太郎を設立し、現在は愛車の風船太郎号で仕事に駆けつけ、パフォーマンス等を行うほか、バルーンデコレーション等の風船を使った演出等も行っている。なお、「風船太郎」は有限会社 風船太郎の登録商標である。
主な芸は巨大バルーンに自らが入り、バルーンから頭や手足だけを出して、脚立の上に飛び乗ったりするパフォーマンスである。東京都のヘブンアーティストライセンスの他、大阪や名古屋でもライセンスを取得しているれっきとした大道芸人なのだが、ニューカマーズ・サーカス『あらびき団』ではむしろ失敗し、醜態を晒すのが定番になっている。
一児の父である。
[編集] あらびき団における風船太郎
TBSのニューカマーズ・サーカス『あらびき団』に準レギュラーのような扱いで登場している。最初こそ、巨大風船に入ってパフォーマンスを見せる、つまりお笑い担当ではない大道芸人として登場したが、2回目の出演した際、フィニッシュ時にまさかの転倒で巨大風船が割れて「ホルモンむきだし(ライト東野談)」になってしまった。それ以降はリベンジと称して新たなパフォーマンスに挑戦しては無様に「ホルモンむきだし」で終わる事を繰り返し、「失敗王子」の二つ名をつけられている。
彼のパフォーマンス時は、レフト藤井が声も上げられないほどの爆笑で画面から消えてしまい、復活した藤井が「もう1回!」と懇願してリプレイされるというのがお約束のようになっている。なお、あらびき団の中でリプレイされるほとんどが風船太郎のパフォーマンスである。
[編集] 出演テレビ番組
- ニューカマーズ・サーカス『あらびき団』(毎週水曜23:55~24:25、TBS系)準レギュラーのような扱いで数回出演している。