静岡県草薙総合運動場球技場
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静岡県草薙総合運動場球技場(しずおかけん・くさなぎそうごううんどうじょう・きゅうぎじょう)は、静岡県静岡市駿河区の静岡県草薙総合運動場内にある球技場。主にサッカー、ラグビーなどで使用される。施設は静岡県が所有し、静岡県体育協会グループ(静岡県体育協会とNTTファシリティーズ東海)が指定管理者として運営管理を行っている。
[編集] 概要
1957年に開かれた静岡国体の開催に備えて作られた。静岡県では藤枝市民グラウンド球技場、静岡県遠州灘海浜公園球技場、ホンダ都田サッカー場と並んで、サッカースタジアムとしては老舗に部類し、全国高等学校サッカー選手権大会の予選を初め、県内のサッカーの中心的なスタジアムとして長年使われた。
しかし、近年は静岡市清水日本平運動公園球技場(日本平スタジアム)、ヤマハスタジアム、エコパスタジアムなど、Jリーグや国際試合に適合したスタジアムが建設されるようになったことから、草薙球技場での主要な大会は東海社会人リーグなど地域・県域規模の試合に絞られつつある。なお、隣接する静岡県草薙総合運動場陸上競技場は清水エスパルスの準ホームスタジアムとして使われている。
[編集] 施設概要
- 収容人員:12,000人(メインスタンド・バックスタンドは座席、ゴール裏スタンドは芝生席 屋根なし)
- ピッチサイズ 縦156m、横89m(ティフトン天然芝)
- ナイター照明塔4基
- スコアボードは手書きパネル式で、10分単位のスコアが書き込める。