長野バイパス

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母袋高架橋（長野市）

長野バイパス（ながのバイパス）は、長野県長野市若里から上水内郡牟礼村牟礼（当時）に建設された国道18号のバイパスである。（開通当時は長野大橋、篠ノ井バイパスが未開通で、丹波島橋（現国道117号）が国道18号の指定区間だったため、バイパスはその北詰を起点としていた。両者の開通後、丹波島橋が指定区間から外れるのに伴い、起点の荒木交差点から上千田交差点までの区間は長野県道になった）

建設の目的は、それまで長野市街地に入り込んで、牟礼方面に抜けていた18号が引き起こす渋滞の緩和であり、建設省関東地方建設局長野国道工事事務所（現在の長野国道事務所）によって建設された。しかし現在では、長野市街地の拡大に伴い、このバイパスの市街地区間はネックとなっており、長野オリンピック直前には長野市母袋（もたい）付近の区間は高架化され、また新たに長野東バイパスの建設も進んでいる。

なお、長野市北部の柳原北交差点から浅野交差点までの区間は、沿道にりんご畑が広がることからアップルラインの愛称がついている。

[編集] 概要

起点　長野県長野市若里（荒木交差点、現在の長野県道372号三才大豆島中御所線の起点）
終点　長野県上水内郡飯綱町牟礼
全長　24.3km
車道幅員　8.5m～12m
車線数　一部区間4車線・通常2車線　
道路規格　第2種平地・第2種山地
設計速度　70km/h（平地）・50km/h（山地）
最急縦断勾配　6%
最小曲線半径　50m
重複区間（指定区間より外された区間は除く）
- 国道117号　長野市西尾張部交差点～長野市浅野交差点
- 国道406号　長野市東和田交差点～長野市柳原北交差点
事業費　19億5,300万円

[編集] 沿革

1959年（昭和34年）12月 - 長野バイパス着工。
1966年（昭和41年）9月 - 全線開通。
1994年（平成6年）3月 - 母袋交差点改良事業着手。
1997年（平成9年）12月 - 母袋高架橋完成、供用開始。

[編集] 主な交差路線

[編集] その他

国道406号との重複区間が始まる東和田交差点付近には、東和田情報ステーションが1996年（平成8年）9月に、次いで赤沼情報ステーションが設置された。
地元長野市では長野バイパスというと、一般的に母袋交差点以降から東和田交差点もしくは柳原北交差点までを指すようになっている。これは長野バイパスの標識表示がどこにもなく、地図上でも殆ど表示されていない（一部カーナビゲーションではこの区間のみ表示される）、また区間中に「長野バイパス店」という名のガソリンスタンドが存在するためである。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

カテゴリ: 長野県の道路 | 一般国道

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