鎌田 (松本市)
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鎌田(かまだ)は長野県松本市の市街地の西側にある地区(住居表示実施地区、1丁目と2丁目がある。1985年に設定)。
鎌田交差点には森永乳業松本工場があり、この地区のランドマークとなっている。工場や学校などで面積の半分近くを占められており、国道19号沿いには郊外型の店が多いが、裏道は住宅地となっている。国道19号と長野県道297号兎川寺鎌田線の2つの混雑する道路をかかえており、それらが交差する鎌田交差点では事故が多い。いずれの道も拡張される予定。
隣接する井川城に小笠原氏の守護館が置かれると、この地区もその影響を受けて発展した。鎌田には北野天満宮(分宮)が作られ、鎌田天神と呼ばれていた。江戸時代に宮村町(深志3丁目)に移転し、深志神社となった。また入山辺にも「鎌田」と言う地名が存在する。