道東バス
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道東バス（どうとうばす）は、北海道帯広市を中心に十勝地方北東部で路線バスを運行していた会社であった。戦時中、十勝地区のバス事業者が統合され帯広乗合自動車が発足したが、20年代中頃になると資材、燃料の供給に明るさが増し、経営の合理化からも再分割の協議がなされた。分割・設立された道東バスは帯広市東北方止若、池田、足寄方面、またこれらの地点を結ぶ幹線と連絡支線を受け持った。帯広から足寄を経由して阿寒湖畔を結んだ長距離観光路線バスには、「大平原」などの愛称名のヘッドマークが掲げられていた。自家用車の普及などにより、路線バス需要が減少し、1971年に再度十勝バスに吸収・合併された。本社所在地は帯広市であった。
[編集] 歴史
- 1951年 - 帯広乗合自動車傘下の小泉自動車部足寄～阿寒湖畔間運行開始(6月10日)
- 1951年 - 道東バス株式会社(本社・帯広市)、代表者中島国男、車両13台・路線延長164.4キロとして、帯広乗合自動車から分割認可(認可月日12月28日)
- 1952年 - 道東バス設立。戦時統合会社帯広乗合自動車より一部路線を分離・譲渡。帯広線(帯広～足寄間)、茂足寄線(足寄～上足寄～茂足寄間)など運行開始
- 1954年 - 帯広―利別―足寄―阿寒湖畔間運行開始
- 1955年 - 帯広乗合自動車が十勝バスに社名変更
- 1959年 - 国道241号線登山口―野中(雌阿寒)温泉間と野中温泉―阿寒湖畔線間運行開始
- 1971年 - 十勝バス、道東バスを再合併
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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