貝吹村

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旧・貝吹村のデータ 廃止日 1955年2月11日廃止 廃止理由 合体（新設合併）  中筋村・渓筋村・野村町（旧）・貝吹村 ・横林村・惣川村→野村町 現在の自治体 西予市 廃止時点のデータ 国 日本 地方 四国地方 中国・四国地方 都道府県 愛媛県  郡 東宇和郡  団体コード 消滅時制度なし  面積 km². 総人口 '人 （） 隣接自治体 肱川村・横林村・野村町（旧） ・中筋村（廃止時） 村の木   村の花   他のシンボル   貝吹村役場 所在地 〒制度なし  愛媛県  東宇和郡貝吹村 電話番号   外部リンク   位置

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貝吹村（かいふきむら）は、1955年（昭和30年）まで愛媛県東宇和郡にあった村であり、現在の西予市の中東部、宇和川左岸の農山村である。昭和の合併で野村町に、さらに平成の合併で西予市となり、現在に至っている。

目次 1 地理 2 歴史 3 地域 4 行政 5 産業 6 交通 7 関連項目

[編集] 地理

現在の西予市の中東部。宇和川（肱川の上流の別称）左岸。河岸段丘が形成され、ほとんどの集落は段丘上に点在している。東端の西集落及び栗木集落は、坂石で北向きに流れを変える肱川に接する。

地名の由来

　不明

[編集] 歴史

藩政期

• 宇和島藩領。

明治以降

貝吹村成立後

• 1889年（明治22年） - 町村制・市制施行時に、中通川（なかとおがわ）、栗木（くりのき）、鎌田（かまんた）、西（にし）の4か村の合併により貝吹村となる。
• 1955年（昭和30年） - 野村町（旧）ほか4か村との合併により野村町となる。この時、大字西の一部は肱川村（のちに肱川町）へ編入された。

貝吹村の系譜
（町村制実施以前の村）　（明治期）
　　　　　　　　　　　　町村制施行時　　　　　　　昭和30年2月11日
中通川━━━━┓　　　　　　　　　　　　　　　　　┏大字西の一部が肱川村へ編入
栗木　━━━━╋━━━貝吹村━━━━━━━━━━━┫
鎌田　━━━━┫　　　　　　　　　　　　　　　　　┃昭和30年2月11日
西　　━━━━┛　　　　　　　　　　　　　い　　　┃　合併
　　　　　　　　　　　野村　━━━━┳━野村町━━╋野村町━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　あ　┃　　　　　　┃　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　渓筋村━━━━┻━━━━━━┫　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　中筋村━━━━━━━━━━━┫　　　　　　　　　┃平成16年4月1日　
　　　　　　　　　　　横林村━━━━━━━━━━━┫　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　惣川村━━━━━━━━━━━┛　　　　　　　　　┣西予市　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明浜町━━━━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宇和町━━━━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城川町━━━━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三瓶町━━━━━┛

あ - 大正3年1月1日渓筋村大字四郎谷字馬地を野村へ境界変更  い - 大正11年1月1日町制
（注記）野村等の旧村の状況、明浜町以下の昭和の合併以前の系譜はそれぞれの記事を参照のこと。

[編集] 地域

明治の合併前の村である、中通川、栗木、鎌田、西の4か村がそのまま大字となり、野村町となってからも続いた。西予市になってからは「大字」は省く（例:西予市野村町中通川）。

[編集] 行政

役場　

大字鎌田に置かれていた。

[編集] 産業

養蚕が一時期盛んであったが、出稼ぎに頼る農家も多かった。

農業

米、甘藷芋、ソバ、栗、木炭、木蝋などを産した。大正から昭和初期にかけては養蚕が盛んで、大正7年には愛媛製紙株式会社が設立された。昭和3年に農家304戸、養蚕農家101戸、桑畑540反とある。

[編集] 交通

村内には鉄道はない。

[編集] 関連項目

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