豪雪
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豪雪(ごうせつ)は雪による雪害のうち、程度の著しいものを呼ぶ。降雪量や積雪量による定義は存在せず、災害の程度が著しい場合に気象災害名としても用いられる。
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[編集] 豪雪による影響
- 日本海側で降る雪は多量の水分を含んでいるため、屋根に多量の雪が積もると家屋の損壊などの被害が発生する。
- 雪おろしの負担が増大し、高齢者を中心に雪おろし中の事故が多発する。また、雪処理に莫大な費用がかかるため、財政力の弱い市町村では財政が悪化する可能性がある。
- 春になると雪崩、洪水などを引き起こす。
- 積雪が数mを超え、ライフラインが寸断され、集落が孤立することがある。
[編集] 著名な豪雪
※太字は気象庁の命名
- 昭和38年1月豪雪(サンパチ豪雪) 1963年(昭和38年)1月 - 2月
- 四八豪雪(ヨンパチ豪雪、また「秋田県49豪雪」とも呼ばれる場合も) 1973年(昭和48年)12月 - 1974年(昭和49年)3月
- 昭和52年豪雪 1976年(昭和51年)12月- 1977年(昭和52年)2月
- 五六豪雪 1980年(昭和55年)12月 - 1981年(昭和56年)2月
- 五九豪雪 1983年(昭和58年)12月 - 1984年(昭和59年)3月
- 六一豪雪 1985年(昭和60年)12月 - 1986年(昭和61年)2月
- 平成18年豪雪(〇六豪雪)2005年(平成17年)12月-2006年(平成18年)2月